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三年の月日が二人を変える
探りを入れる凌
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その時、凌はあゆみの左手の薬指の指輪に目が止まった。
えっ、人妻?
凌はヒカルを呼び出した。
「失礼致します」
「あれ、あゆみさん、麻生さん、あゆみさんに酒飲ませたんですか」
「一杯だけだよ、それにすごく薄めたんだ」
「あゆみさんは、全く飲めないんですよ」
「お前、知り合いか」
ヒカルはしまったと言う顔をした。
「おい、俺に何か隠してるだろう」
ヒカルはしどろもどろになった。
実は凌の中にあゆみの記憶は全くない。
凌にしてみれば、初めまして状態なのだ。
ヒカルは自分があゆみと知り合いだと話した。
「そうか、お前のフィアンセが働いてる店のオーナーか」
「そ、そうなんです」
「三年前にもきたって言ってたが、本当か」
「そうですね」
「あゆみさんは結婚してるんだろ」
「えっ、どうしてですか」
「ほら、指輪」
あゆみさん、まだ指輪してるんだ。
「でも、別れたって聞いてますけど」
「へえ、それなのに、指輪外さないなんて、余程元旦那を愛してるんだな」
ヒカルは思った。
それは麻生さんですよ。
えっ、人妻?
凌はヒカルを呼び出した。
「失礼致します」
「あれ、あゆみさん、麻生さん、あゆみさんに酒飲ませたんですか」
「一杯だけだよ、それにすごく薄めたんだ」
「あゆみさんは、全く飲めないんですよ」
「お前、知り合いか」
ヒカルはしまったと言う顔をした。
「おい、俺に何か隠してるだろう」
ヒカルはしどろもどろになった。
実は凌の中にあゆみの記憶は全くない。
凌にしてみれば、初めまして状態なのだ。
ヒカルは自分があゆみと知り合いだと話した。
「そうか、お前のフィアンセが働いてる店のオーナーか」
「そ、そうなんです」
「三年前にもきたって言ってたが、本当か」
「そうですね」
「あゆみさんは結婚してるんだろ」
「えっ、どうしてですか」
「ほら、指輪」
あゆみさん、まだ指輪してるんだ。
「でも、別れたって聞いてますけど」
「へえ、それなのに、指輪外さないなんて、余程元旦那を愛してるんだな」
ヒカルは思った。
それは麻生さんですよ。
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