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第一章 俺様御曹司
⑥
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心奪われたってどういう事?
その時彼のスマホが鳴った。
「なんだよ、これからだって言うのに、はい、鏑木です、わかりました、調べて折り返します」
私はこの隙にソファーから抜け出し、衣服の乱れを直した。
そして社長室から逃げ出した、もう何が起きたのこれは夢?気がつくと自宅に戻っていた。
逃げてきちゃった、どうしよう……
その時スマホが鳴った。
「美希?どこにいる?悪い、気持ちがMAXになって我慢出来なかった、でもいい加減な気持ちはない、俺と結婚してくれ」
何を言っているのか理解出来なかった。
「すみません、混乱して、切ります」
私はスマホの電源を落とした。
あ~どうしよう、いろんなことが交錯して涙が溢れてきた。
この時彼の私に対する気持ちに気づくことは出来なかった。
美希とは初対面ではない、やっと探し当て、社長まで上り詰めた。
俺の中で美希は命より大事な存在だ。
俺が今こうして生きていられるのも、美希のおかげと言っても過言ではない。
その時から決めていた、結婚するならこいつだと……
それから機会があるごとに美希に近づき、会話を交わした。
話していると、益々惹かれていく自分がいた。
命の恩人以外に色々な場面で美希は、俺の気持ちを大きく膨らませていた。
絶対に誰にも渡したくないと言う気持ちが大きくなった。
結婚して俺の腕の中で愛したいと、気持ちを止めることが出来ずにいた。
親父の会社の社員だったことが、俺に取ってラッキーと言わざる負えない。
だが、道のりは険しかった。
親父の会社と言えども、容易く社員には慣れず、不合格と言う不名誉を味わって、やっと合格に辿り着けた。
社員になったも、親父から「社長になってから彼女にお礼を言うんだ」と言われていた。
それから俺は必死に仕事に打ち込んだ。
右も左もわからない業界で、猛勉強した。
仕事の合間に休憩室で美希と会うのが唯一の楽しみだった。
待ち伏せしていたのに、偶然を装い「また会ったね、偶然」なんて、自分でもおかしくなる。
そんな俺の気持ちに美希は全く気づかない様子だった。
社長に就任した日、挨拶をするとのことで、俺は美希を確認したかった。
前の日から考えていた。
どうしたら、美希と一緒にいられるんだ。
いきなりプロポーズはないだろう。
それなら社長秘書はどうだ。
秘書ならいつも一緒にいられる、うん、それがいい。
美希に俺の秘書になって貰えば、解決だ。
そして秘書の初日、俺は気持ちがMAXになり、いきなり美希を押し倒した。
何もわからない美希にとって、いきなり襲われた感じだろう。
俺は美希に自分の気持ちを伝えるべく、美希のアパートへ向かった。
暫くして私のアパートに彼がやってきた。
「美希いるんだろう?ドア開けてくれ」
何がなんだか混乱している私に、自分の気持ちをストレートにぶつけてきた。
その時彼のスマホが鳴った。
「なんだよ、これからだって言うのに、はい、鏑木です、わかりました、調べて折り返します」
私はこの隙にソファーから抜け出し、衣服の乱れを直した。
そして社長室から逃げ出した、もう何が起きたのこれは夢?気がつくと自宅に戻っていた。
逃げてきちゃった、どうしよう……
その時スマホが鳴った。
「美希?どこにいる?悪い、気持ちがMAXになって我慢出来なかった、でもいい加減な気持ちはない、俺と結婚してくれ」
何を言っているのか理解出来なかった。
「すみません、混乱して、切ります」
私はスマホの電源を落とした。
あ~どうしよう、いろんなことが交錯して涙が溢れてきた。
この時彼の私に対する気持ちに気づくことは出来なかった。
美希とは初対面ではない、やっと探し当て、社長まで上り詰めた。
俺の中で美希は命より大事な存在だ。
俺が今こうして生きていられるのも、美希のおかげと言っても過言ではない。
その時から決めていた、結婚するならこいつだと……
それから機会があるごとに美希に近づき、会話を交わした。
話していると、益々惹かれていく自分がいた。
命の恩人以外に色々な場面で美希は、俺の気持ちを大きく膨らませていた。
絶対に誰にも渡したくないと言う気持ちが大きくなった。
結婚して俺の腕の中で愛したいと、気持ちを止めることが出来ずにいた。
親父の会社の社員だったことが、俺に取ってラッキーと言わざる負えない。
だが、道のりは険しかった。
親父の会社と言えども、容易く社員には慣れず、不合格と言う不名誉を味わって、やっと合格に辿り着けた。
社員になったも、親父から「社長になってから彼女にお礼を言うんだ」と言われていた。
それから俺は必死に仕事に打ち込んだ。
右も左もわからない業界で、猛勉強した。
仕事の合間に休憩室で美希と会うのが唯一の楽しみだった。
待ち伏せしていたのに、偶然を装い「また会ったね、偶然」なんて、自分でもおかしくなる。
そんな俺の気持ちに美希は全く気づかない様子だった。
社長に就任した日、挨拶をするとのことで、俺は美希を確認したかった。
前の日から考えていた。
どうしたら、美希と一緒にいられるんだ。
いきなりプロポーズはないだろう。
それなら社長秘書はどうだ。
秘書ならいつも一緒にいられる、うん、それがいい。
美希に俺の秘書になって貰えば、解決だ。
そして秘書の初日、俺は気持ちがMAXになり、いきなり美希を押し倒した。
何もわからない美希にとって、いきなり襲われた感じだろう。
俺は美希に自分の気持ちを伝えるべく、美希のアパートへ向かった。
暫くして私のアパートに彼がやってきた。
「美希いるんだろう?ドア開けてくれ」
何がなんだか混乱している私に、自分の気持ちをストレートにぶつけてきた。
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