俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う

ラヴ KAZU

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第二十一章 二人目の誕生

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「そうですか、ありがとうございます」

「産婦人科に転院して、体調が戻り次第通院に切り替えることが望ましいのですが、いかが致しましょうか」

「ではそのようにお願いします、でも一つご相談があるんですが」

「なんでしょうか」

「主人に妊娠のことは内密にお願いします、それから転院のことも、退院したと伝えてください」

「でも……」

「ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします」

私は、蓮さんと離婚を考えていた。

蓮さんを愛している、でも私は強くない、だから忙しい蓮さんに迷惑ばかりかけてしまう。

お腹の子供も出産の時は大変だし、蓮也のこともある。

この子を堕ろす選択肢はない、なぜなら蓮さんとの子供だから。

蓮さん、私は蓮さんとの抱擁を思い返すと、今すぐにでも抱きしめてほしいっておもっちゃう。

蓮さんの側にいると我慢出来なくなっちゃう、それだけ私は蓮さんが好き。

たくましい胸、力強く抱きしめてくれる腕、耳元で囁くときの甘い声、すごく感じる指、

蕩けちゃうほどの唇、毎夜、毎夜あなたがほしくてたまらない。

蓮さんに抱きしめられると、力が抜けていく。

私はあなたなしでは生きていけない。

蓮、蓮、あなたを死ぬほど愛しています、抱いて、壊れるくらいに。


俺は美希のそんな気持ちに気づいてやれなかった。

なんで、黙って退院したんだ。

俺に迷惑がかかると思っての行動だろうと察しはついた。

しかし、まさか二人目の妊娠は全く予想していなかった。

とにかく美希を探すと心に誓った。

あれから一年の歳月が流れた。

蓮也は四歳になり、幼稚園に通うことになった。

俺の父親ぶりもすっかり板についてきていた。

ベビーシッターの真弓さんは蓮也の世話とハウスキーパーを兼任してくれていた。

傍から見ると、まるで親子のようだ。


そんな矢先、美希から一通の封書が届いた。

中には離婚届が美希のサイン済みで入っていた。

そして、一枚の手紙が添えられていた。

「蓮さん、お元気でお過ごしのこととと思われます、蓮也はいい子にしていますでしょうか、ご迷惑をおかけしていませんでしょうか、離婚届を同封致しました、私はいつも蓮さんに迷惑ばかりかけて、心苦しいです、素敵な方とご一緒の所をお見かけしました、その方と結婚するためにも、私とは離婚した方がいいのではと思い、お送りさせて頂きました、サインをして提出をお願いします、蓮也は私が引き取ります」

俺は美希が真弓さんを新しい恋人と勘違いしたんだろうとすぐに分かった。

と言うことはこの近くに住んでいるのか。

俺は死に物狂いで美希の行方を探した、しかし、見つけることは出来なかった。

そんな時、蓮也の幼稚園に美希は現れた。

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