特待「性」の日常

ミツミチ

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強情だな。それともずっとこうしてたいのか?

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「な、ぁ」
「先生。おれやりたいです」
「なんで……っ」
「先生だけ古山のいいところ覚えても仕方ないだろ?」
 汗ばんだ尻を撫でて、
「今日の内にクラスメイト全員に古山の使い方、ちゃんと覚えてもらおうな」
 まるで仕方のない子をなだめるような声色で囁く。ギチリと拘束が軋む。渾身の力で腕を振るっても、きつい拘束が解けることはなかった。
「い……いやだっ! やめろっ!」
 ぬるりと入りこむ。太さも、長さも違う指が、まだ熱の引かない肉筒を犯す。
「うぅ゛う……ッ!」
「丸山は指が長いからな。もう少し手前に引いた方がいいかもしれないな」
「や゛っ……やめろって、言っ──あ゛ッ♡!!」
「あ、ここ? いやわかりやす」
 浅く笑われて羞恥に目の前が真っ赤になった。今朝まで普通に過ごしていた。対等な立場であるはずのクラスメイトに暴かれる屈辱は絢斗の自尊心を削り落としていく。
「も、ゃだっ……そこやだっ、さわるな゛……っ!」
「もう少し強く触れてやってもいいな。指先を合わせて、もっと、食いこませるような感じで」
「やっ、あ゛っあぁああ゛……!!」
「はは。びくびく跳ねてる」
 クラスメイトの指先がぎゅううと性感帯を押しこむ。
「んんん゛~~~~♡♡」
 絞るような性感に足指を丸めて悶える。
「さっきのが尾を引いてイきやすくなってるだろうからな。休まずに刺激してやればまたすぐにイくと思うぞ」
「はーい」
「やっ、やだっあぁ゛ああッ♡」
 二本の指先で押しこんだ膨らみを、更に指を小刻みに前後させて刺激する。
「や゛っ、やだっ、それや……ッ゛~~~~♡♡」
 圧迫と摩擦。両方の刺激を一遍に叩き込まれて急速に追いつめられる。
「やぁ、ああっ♡ いやだっ、それやめろっ、ゆび……っ♡ も゛、とめ……て、ぁ゛っ、あ、あ……!」
 イきたくない。イきたくない。クラスメイトの手で。こんなふうに弄ばれるみたいにしてイきたくない。しかしゾクゾクとせり上がってくる止めどない快感に抗う術はなく、また強制的に頂きへと押しあげられる。
「ッ~~~~んんんんぅ゛っ♡♡♡」
「うわ。すげえ、中がきゅうきゅう締めつけてくる」
「ぅあ゛ッ♡!? やっ、やめ、いっ、いまうごかすの゛、だめ゛……ッ♡♡」
「なあ、次おれおれ。はよ代われって」
「あっ、ま、っ、」
 指が抜ける。間髪入れずに入っていた太い指に制止の言葉が途切れる。
「ッッ~~~~~♡♡」
「なーあ。絢斗。お前のいいところはわかったけどさ、どうされるのが好きなんだ? 教えろよ」
「よ゛っ……よくない、こんなの゛……ッ」
「はいはい。じゃあこっちで勝手に決めるな。まずはこうしてにちゅにちゅ揉みしだかれるのと~」
「あっ、ぅっ、っ♡♡」
「ぎゅ~って押し潰されるのと」
「ぁああ゛っ……!」
「挟んだまま揺さぶられるのと……」
「ひぃ゛いいいっ♡♡!?」
「あ、これかなり効いてる? じゃあこうして挟んだまま擦り合わせるのは? 今のがいいいならこれも好きだろ?」
「~~~~~ッッ♡♡」
「あはは。ほら。きもちいいなあ」
「あ゛っ──あぁああ゛あ゛っ♡♡!! ゃだやだやだやだまたくる゛っ、くる……ッンンン゛っ~~~~♡♡」
「あ。こら。はえーって。もう交代かよ」
 あーあ、と言いながら指を抜く。絢斗は背を丸めて絶頂の余韻に震えている。尾を引く快感に肉穴の収縮もおさまらず、ひくひくと次を誘うように蠢いていた。
「じゃあ、次おれな」
 聞き慣れた声に絢斗が反応を示す。
「ひ、ひろあき……っ」
「ん? なんだよ、絢斗」
 低く落ちついた声色。一年の時も同じクラスで、部活も一緒だった。昨日まで当たり前のように談笑していた友人の声。
「弘明、なあっ、たのむ、もうや、やめさせてくれっ……お、ねがっ──あ゛ッ♡!?」
「で、なんだっけ? 指に挟んでこりこり擦り潰されるのがいいんだっけ?」
「あっぁあ゛……ッ♡!! なんっ、なんでぇ゛っ♡♡ ひろあきっ、それやめて゛っ、やだぁ゛……!!」
「な、絢斗。そんな気張らずにさ、肩の力抜けよ」
 そしたらもっとよくなれるだろうから、と左手でなだめるように背中を撫でる。絢斗は必死にかぶりを振る。弘明は小さく笑って、指を激しく揺り動かした。また、また、またくる。頭が真っ白になるような絶頂が迫ってくる。
「んん゛ん゛ぅっ……!」
「よし。そろそろステップアップしようか。古山、次はイくときにちゃんとイくって口に出して言うんだぞ」
「やっ、や゛だっ……あぁあッ♡」
「絢斗。素直に言うだけだって。簡単だろ? ほら。イかせてやるからさ、ちゃんとみんなにわかるように言えよ」
「んん゛ッッ~~~~♡♡♡」
 友人の指に無理やりイかされる。強烈な快感に腰元がビクビクと痙攣を起こし、腸壁がきつく指を締めつける。しかし彼の指は止まらなかった。
「ひっ……!? な゛……ん、でッ♡ いっ、いま゛、むり……!!」
「お前が素直に言わないからだろ。な、イッてるところ弄られんのきついだろ? イヤなら言えって。それまで指止めてやんねーからな」
「や゛……ぁ、あ、ああ゛……っ!」
 三度の絶頂を重ねた前立腺は、神経が剥きだしになったかのように敏感になっていた。そこを一切の容赦なく捏ねくりまわされる。ひらかれたばかりの身体では、到底受け止めきれないような快感がひっきりなしに押し寄せてくる。
「ひっ、ィ゛いい……!! い゛っ……ぎ……♡♡!」
「だいぶほぐれてきたな。指増やすか」
「やっ、やだぁ゛っ……やめっ、ァアあ゛っ♡♡」
「三本でももうすんなりだな。ほら絢斗。こうやって束ねた指でぐぽくぽされんのはどうだ? これも好きか? イけるか? イけるよな? ほら、ほらほらほら」
「あぁああ゛ぁ゛あ……ッ!!」
 薄くなった精液がぱたたと教卓に散る。ぶるぶると震える太腿に汗が伝い落ちる。イッてる。イッてるのに。内壁の収縮に指を揉まれている友人にもそれは明らかなはずなのに、それをわかった上で前立腺に指先を引っ掛けて強く抽挿されて、また。
「ア゛ッ、ッ、っ────♡♡!!」
 続けざまに叩きつけられる強制絶頂。頂点に押し上げられたまま落ちてこない性感に目の前が白く弾ける。まともな意識が引き潰されるほどの快楽にはくはくと口が開き、
「っ、ひ、ぃ、い゛ッ……」
 心が従順に傾きかける。しかし自分を囲む視線に脳が警音を鳴らす。その砦一つ破ってしまえば、戻れなくなってしまうような不安感がギリギリのところで絢斗をとどまらせたが、
「あ゛……ッッ♡♡ だっ……め、ぇ゛ッ、そこ、ぉッ、もぅ゛っ、あ゛っ、っ~~~~~♡♡」
「絢斗。さっきから何回イッてんだよ。強情だな。それともずっとこうしてたいのか?」
「ちがっ……あ゛っあぁああ゛っ♡♡」
「おれはいいけどな。おかげでどんどん絢斗がどうされんのが一番効くのかわかってきたし。ほら。ここだよな、ここ」
「ひッッィ゛────♡♡」
「はは。ほらすぐイく」
 むり、むりだ。もう無理だ。プライドとかそういう問題じゃない。このままじゃほんとうに壊される。からだがおかしくなる。戻れなくなる。
「ッ~~~~……イ゛……っく、イくっ♡ もうイくっ♡♡ イ゛くっぅうう゛っ♡♡」
 ビンと背を反らせて達する。ギチギチと拘束を軋ませながら長い絶頂に戦慄く。ようやくイき終わった頃に指が抜かれた。
「はあっ、はっ、はぁ゛っ……!」
「よし、ちゃんと言えたな。次から毎回宣言しろよ」
 頭をくしゃりと撫でられる。友達だったはずの男の手に胸がずきんと傷んで、しかし感傷に浸る間もなく次の指が入ってくる。
「ふぅううう゛っ……♡」
「おー。とろとろになってきたな」
「もっ、もうやだぁ゛……っ、もうイけないっ、もうでない゛……っ」
「あ。射精打ち止め? でも……」

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