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母ちゃん、旅に出る?!
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ペチンッ…
「…な訳ないでしょっ!もうっ」と俺のおでこにデコピンしたのは、俺の愛する?!母ちゃんの有紀ちゃん。(と呼ぶと、怒られるからココだけな!)
「…。」
「実家に帰るのよ…」
(実家に?帰る?ってことは…)
「離婚なんかしないってば!ばかっ」
( 同情した目で見てたのが、バレたのか?)
「同窓会!小学校の…」
リビングのソファに座って、父ちゃんの和真とイチャイチャ顔を近付けてて、余計に…
「あちーんだけどっ!!」エアコンをの温度を1度下げては、「ダメッ!節約!」と怒られる。
「…。」
父ちゃんと母ちゃんは、同じ小学校で、中学も同じ、高校も同じ…知らない内に付き合ってた、と今でも笑い話になっている。二人ともアラフィーな世代なのに、仲が良すぎる。
「いいだろ?お前だって、もう高校生なんだし。いつまでも、子供じゃないしな」
(だから、なんでそうニヤニヤしてんだよっ!)
「飯は?金、くれ…お金くれますよな?」母ちゃんに睨まれ、言葉がおかしくなる。
「1日1000円として、サービスして一万置いとく。けど、無駄遣いしちゃ駄目よ?」
「わかってるって…」高校生にもなって、お小遣い帳みたいなの書いてるの俺だけだぜ…
「で、いつ行くの?明日?」
「いや、今週末だ」珍しく父ちゃんが、口を開く。
(週末から1週間!しかも、一万だぁ)
自然と顔が緩む…
「……いい?わかった?」
「うん…」母ちゃんが、なんか言ってたけど、俺の頭の中は、一万で何を買うか?でいっぱいだった。
「じゃ、俺風呂入ってくるし…」
「「…。」」
(ダメだ、こいつら。完全に俺のこと忘れてねーか?)な位に父ちゃんと母ちゃん、イチャイチャしまくってる。
風呂から出ても、リビングの中で二人の世界を作ってる父ちゃんらをチラッと見、大袈裟に音を立て、階段を昇れば、
「芳樹、静かに昇りなさいっ」と怒られる。
(耳がいんだか、悪いんだか…)
火照った身体をベッドに投げ、枕に顔を埋める。
「あー、小遣い足せばPSβ買えんじゃーん。それにしよーかなー?それとも…」
ベッドの上で、恋してる女子みてーに、尻を振りながらキャーキャー言っては、足をバタつかせていた。
ムズッ…
「しようかな。どうせ、気付かないだろうし…。」
ベッドマットの下に手を伸ばし、エロ本を何冊か出した。未成年じゃ買えないから、ネットでコッソリ買って、誰も居ない時にコッソリとオナッて…今に至る。
「あーっ、童貞卒業してーな」クラスのヤローなんかは、高校入る前に卒業したのもいるし。大半は、高校入ってバタバタと女作って、即行ヤッてる。
「今日は、ロリ少女、だな」俺のお気に入りのエロ本だ。ちょっとだけ、あいつに似てる顔の女優?が写ってるからな!
部屋の鍵を掛けて、布団に潜りーの、顔だけ出しーの、チンチン握りーの、シコりーの…
「ウウッ…クッ…ウッ…ウッ…」速さを出し、手にしたタオルの中に放出!
「はぁっ…でも、やっぱ、sexしてー。そんな気持ちいいのかな」部屋の窓を開け、換気をする。タオルは、コッソリ洗濯機に入れておいた。
翌日は、珍しく登校日で、眠い目を擦りつつ父ちゃんに車で途中まで乗せて貰った。
昼に終わって、学校から帰る途中、あいつに会ったが、無視した。理由?わからん…
「ただいま」とリビングに入れば、母ちゃんいなくて、2階にあがるとふたりの寝室のドアが開いてて…
「きったねーな」
「あー、おかえり。どうだった?」と聞かれるも、
「眠い」としか答えようがなく、服で散乱してる寝室を眺めてた。
「芳樹、どれが…」と俺に救いの手を差しのべるが、男に女の服なんてわかる筈もなく、
「知らん…」と言えば、
「冷たい!和真さん、どれが好きかなー?」
母ちゃん達は、互いに名前で呼びあってるのに、俺が名前で呼ぶと、ものすごい形相で睨む。
「帰ってきてから、聞けばいいだろ?」と言ってるのに、母ちゃん真剣に?1枚1枚写真に撮っては、父ちゃんに送りつけてる。
「…。」
(これで、怒らない父ちゃんもすげーし。)
っ!!
いきなり大音量でLArc-en-CielのHoneyが流れて、耳を片方押さえる。
「わーい!」
(どうやら、返事がきたらしい)
で、服を片付けるのを手伝う俺。ここで、ご機嫌損ねたら、俺の一万が消えるし。
「ありがとう。ほんと、芳樹は和真さんに似て優しい」母ちゃんのこの笑顔に弱い。たぶん、父ちゃんも…
「勉強してくるから」そう言い退散。母ちゃん、父ちゃんの話になるとこれが長い!
夕方になると父ちゃん帰宅するも…
「…。」
(おい、こら…)
どうやら、同窓会が終わった後、ふたりでちょっとぷち旅行するらしく、
「また、買ってきたの?カメラ」父ちゃんの唯一の趣味が、母ちゃんとカメラ!母ちゃんと旅行行く度に、カメラが増えていくし、写真も至る所に貼ってあるから、友達を呼ぶのがちょっと恥ずかしい俺。
「あ、これお前にもやる!」と真新しいデジカメを渡された。
(スマホあるんたけど?)
「これな、CASIOの新商品。自撮り出来るやつ」と言われても、俺まだ彼女すらいないし、もったいないとは思いつつ、有り難く頂戴する。
とにかく、同窓会の日までこのふたりのイチャイチャ振りやら買い物やらで、慌ただしく時間が過ぎた…
「じゃーね。」
「…。」
「留守番宜しく!」
「う、うん…」
これから新婚旅行に行くような感じにふたりの周りが熱かった!
新幹線が小さくなるまで見送り、のんびりとマックで飯を堪能しつつ、家に帰って…
寝た!!
「…な訳ないでしょっ!もうっ」と俺のおでこにデコピンしたのは、俺の愛する?!母ちゃんの有紀ちゃん。(と呼ぶと、怒られるからココだけな!)
「…。」
「実家に帰るのよ…」
(実家に?帰る?ってことは…)
「離婚なんかしないってば!ばかっ」
( 同情した目で見てたのが、バレたのか?)
「同窓会!小学校の…」
リビングのソファに座って、父ちゃんの和真とイチャイチャ顔を近付けてて、余計に…
「あちーんだけどっ!!」エアコンをの温度を1度下げては、「ダメッ!節約!」と怒られる。
「…。」
父ちゃんと母ちゃんは、同じ小学校で、中学も同じ、高校も同じ…知らない内に付き合ってた、と今でも笑い話になっている。二人ともアラフィーな世代なのに、仲が良すぎる。
「いいだろ?お前だって、もう高校生なんだし。いつまでも、子供じゃないしな」
(だから、なんでそうニヤニヤしてんだよっ!)
「飯は?金、くれ…お金くれますよな?」母ちゃんに睨まれ、言葉がおかしくなる。
「1日1000円として、サービスして一万置いとく。けど、無駄遣いしちゃ駄目よ?」
「わかってるって…」高校生にもなって、お小遣い帳みたいなの書いてるの俺だけだぜ…
「で、いつ行くの?明日?」
「いや、今週末だ」珍しく父ちゃんが、口を開く。
(週末から1週間!しかも、一万だぁ)
自然と顔が緩む…
「……いい?わかった?」
「うん…」母ちゃんが、なんか言ってたけど、俺の頭の中は、一万で何を買うか?でいっぱいだった。
「じゃ、俺風呂入ってくるし…」
「「…。」」
(ダメだ、こいつら。完全に俺のこと忘れてねーか?)な位に父ちゃんと母ちゃん、イチャイチャしまくってる。
風呂から出ても、リビングの中で二人の世界を作ってる父ちゃんらをチラッと見、大袈裟に音を立て、階段を昇れば、
「芳樹、静かに昇りなさいっ」と怒られる。
(耳がいんだか、悪いんだか…)
火照った身体をベッドに投げ、枕に顔を埋める。
「あー、小遣い足せばPSβ買えんじゃーん。それにしよーかなー?それとも…」
ベッドの上で、恋してる女子みてーに、尻を振りながらキャーキャー言っては、足をバタつかせていた。
ムズッ…
「しようかな。どうせ、気付かないだろうし…。」
ベッドマットの下に手を伸ばし、エロ本を何冊か出した。未成年じゃ買えないから、ネットでコッソリ買って、誰も居ない時にコッソリとオナッて…今に至る。
「あーっ、童貞卒業してーな」クラスのヤローなんかは、高校入る前に卒業したのもいるし。大半は、高校入ってバタバタと女作って、即行ヤッてる。
「今日は、ロリ少女、だな」俺のお気に入りのエロ本だ。ちょっとだけ、あいつに似てる顔の女優?が写ってるからな!
部屋の鍵を掛けて、布団に潜りーの、顔だけ出しーの、チンチン握りーの、シコりーの…
「ウウッ…クッ…ウッ…ウッ…」速さを出し、手にしたタオルの中に放出!
「はぁっ…でも、やっぱ、sexしてー。そんな気持ちいいのかな」部屋の窓を開け、換気をする。タオルは、コッソリ洗濯機に入れておいた。
翌日は、珍しく登校日で、眠い目を擦りつつ父ちゃんに車で途中まで乗せて貰った。
昼に終わって、学校から帰る途中、あいつに会ったが、無視した。理由?わからん…
「ただいま」とリビングに入れば、母ちゃんいなくて、2階にあがるとふたりの寝室のドアが開いてて…
「きったねーな」
「あー、おかえり。どうだった?」と聞かれるも、
「眠い」としか答えようがなく、服で散乱してる寝室を眺めてた。
「芳樹、どれが…」と俺に救いの手を差しのべるが、男に女の服なんてわかる筈もなく、
「知らん…」と言えば、
「冷たい!和真さん、どれが好きかなー?」
母ちゃん達は、互いに名前で呼びあってるのに、俺が名前で呼ぶと、ものすごい形相で睨む。
「帰ってきてから、聞けばいいだろ?」と言ってるのに、母ちゃん真剣に?1枚1枚写真に撮っては、父ちゃんに送りつけてる。
「…。」
(これで、怒らない父ちゃんもすげーし。)
っ!!
いきなり大音量でLArc-en-CielのHoneyが流れて、耳を片方押さえる。
「わーい!」
(どうやら、返事がきたらしい)
で、服を片付けるのを手伝う俺。ここで、ご機嫌損ねたら、俺の一万が消えるし。
「ありがとう。ほんと、芳樹は和真さんに似て優しい」母ちゃんのこの笑顔に弱い。たぶん、父ちゃんも…
「勉強してくるから」そう言い退散。母ちゃん、父ちゃんの話になるとこれが長い!
夕方になると父ちゃん帰宅するも…
「…。」
(おい、こら…)
どうやら、同窓会が終わった後、ふたりでちょっとぷち旅行するらしく、
「また、買ってきたの?カメラ」父ちゃんの唯一の趣味が、母ちゃんとカメラ!母ちゃんと旅行行く度に、カメラが増えていくし、写真も至る所に貼ってあるから、友達を呼ぶのがちょっと恥ずかしい俺。
「あ、これお前にもやる!」と真新しいデジカメを渡された。
(スマホあるんたけど?)
「これな、CASIOの新商品。自撮り出来るやつ」と言われても、俺まだ彼女すらいないし、もったいないとは思いつつ、有り難く頂戴する。
とにかく、同窓会の日までこのふたりのイチャイチャ振りやら買い物やらで、慌ただしく時間が過ぎた…
「じゃーね。」
「…。」
「留守番宜しく!」
「う、うん…」
これから新婚旅行に行くような感じにふたりの周りが熱かった!
新幹線が小さくなるまで見送り、のんびりとマックで飯を堪能しつつ、家に帰って…
寝た!!
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