15 / 38
ep.4-3 Buddy
しおりを挟む
放課後。すっかり早くなった夕焼けが街並みを赤く染め上げる中、私と優月は送迎用のワンボックスカーの前に並んでいた。ひとり家路に帰る予定の葵が、バッグを両手でぶら下げながら、柔らかな笑顔で私たちを見つめる。
「じゃあ、また明日ね!」
「また明日~」
「杏子も訓練頑張ってね!」
「……うん」
――きっと、葵も私の本心に気づいているはずなのに。
意地悪だ、私はそんなことを考えながら車に乗り込んだ。
「そういえば杏子ちゃん、杏子ちゃん専用のパイロットスーツができたんだって」
「……そうなの」
「あれ、ものすごくフィットして快適なのよ、機体の揺れも減らしてくれるし」
「……すごいね」
生気のない返事が車内に充満する。私は膝をドア窓に立て、流れるトンネルのライトを見つめていた。気まずい空間がただただ流れていく。
優月も緊迫した空気感には気づいたようで、
「……怒ってる?」
と私の顔を覗き込んだ。
「怒ってないよ」
「でも、さっきからなんか……」
「……大丈夫」
なにかを察したように、優月が言い淀む。
「そ……それならいいんだけど……でも」
――でも。その一言に私の体が大きく縮みあがる。
「……ごめんね」
「……」
「……わたしがいきなり学校に来て、困ったんでしょ。恥ずかしいんでしょ」
「……」
言葉を返そうとして、喉の奥で詰まった。否定したい気持ちは確かにあるのに、図星を射抜かれたようで、視線だけが行き場を失っていく。
「……わたしが悪いんだよ、なんの相談もなしに調子乗っちゃって」
「……そんなこと、ないよ」
「ううん、ある」
ぐすん、と涙をすする声がかすかに耳に入る。私は思わず優月の方に顔を向けた。ライトが小粒の涙を輝かせている。
「私の方こそ、ごめん……」
「……え?」
「ユズの考えてること、全部当たってる。私、隠すの苦手だね」
両手で制服のスカートを掴む。力が次第に強まっていくのは、きっと気のせいではないのだろう。
「ユズが来たの、予想外だった。恥ずかしかった、どう接しようか、分からなかった」
「そう、なんだ」
「ユズの孤独、私、全く分かってなかった」
一瞬の沈黙。
「……孤独、こどくかぁ……」
優月の吐き出した言葉が空中に漂うように耳に残る。
「わたしの話……してもいい?」
「……うん」
私は窓の外へと視線を逃がす。直視する勇気は、いまの自分にはなかった。
「……ありがと」
優月がか細い声を捻るように出す。
「わたしのお父さんね、世界線理論の第一発見者だったんだ」
「……え?」
「それで、iARTSを創設したのも、お父さん」
思いがけず息が詰まりそうになる。
――世界線理論、iARTS。もはや私の生活の一部に組み込まれているといっても過言ではない概念。
そんな大事なものの発見者だったなんて……。
「わたしが産まれて間もない頃、お父さんは学会で世界線理論の発表をしたんだ。最初はそりゃあ酷かったよ。世界線なんてそれまでの科学からは外れきった、フィクションの話でしかなかったからね」
優月は車の低い天井をそっと見上げた。まるでなにかから逃げ出したいかのように。
「もちろん、お父さんは学会から弾かれたよ。それでお金も無くなって、一文なし。お母さんとも離婚しちゃって、わたし、顔すら覚えてないんだよね」
「……」
「しかも、どこからかそんな情報が流れて、幼稚園に小学校ではイジメられて、友達はゼロ。もういやなっちゃうよね」
優月はハハハと笑ってみせた。それは、いつにも増して無理やりな笑いに感じた。
「それで、小6の頃、わたしの家にスーツの人たちがいっぱいやってきて、お金をくれたんだ。これで組織を作ってくれって。それでできたのが……」
「iARTS……」
「うん、iARTS。それでやっとお父さんの研究が認められた、これで金に困らなくてなる……そう考えてたら」
優月がごくりと唾を飲み込む。
「亡くなったんだ、お父さん。交通事故だった」
「私と……同じ……?」
「……」
重い沈黙が車内に溜まる。まるで身動きすらできなくなりそうなほどの、重苦しい沈黙。
「そう、だったんだ。杏子ちゃんの親も……」
「……うん。同じ、交通事故……」
私はコクリと頷いた。偶然にしては出来すぎているような、そんな不思議なざわつきが胸を締め付ける。
「それで、わたし、ひとりになっちゃった。ひとりで暮らして、ひとりで真鶴で戦って……。全部ひとりですることになったんだ。いつの間にか、処世術も身についてた」
悲痛な叫びに似た声が優月の喉を震わす。
「だから、杏子ちゃんが白龍に乗れるって分かったとき、ものすごく嬉しかった。学校に来てもいいって言われたときも……。でも、杏子ちゃんがいやなら……」
「いいよ」
「え?」
「学校、いてもいいよ」
即答だった。私は迷いなく答える。
自分はどんなにちっぽけな存在だったのだろう。人を守りたいと言っておきながら、仲間の気持ちすら大事にできなかったのだから。
「これからは、ユズの生きたいように生きていい。ユズはもう十分耐えてきたよ……」
「杏子ちゃん……ありがとう」
私は優月の顔を直視した。俯いた顔から流れる涙は大粒に変わり、膝を濡らしていた。
その瞬間、私のスマホが着信音を掻き鳴らした。
「ごめんね」
私はスマホを手に取り、耳に当てた。
「もしもし?橘さん?」
声の正体は、中津川さんだった。
「中津川さん、どうしましたか?」
「あと何分ほどで本部に着きますか?」
「あとって言われても……3分くらいですかね?」
「ちょうどよかったです。到着したら、ブリーフィング室に急行してください」
その声は、隠しきれない焦りに満ち満ちていた。
「じゃあ、また明日ね!」
「また明日~」
「杏子も訓練頑張ってね!」
「……うん」
――きっと、葵も私の本心に気づいているはずなのに。
意地悪だ、私はそんなことを考えながら車に乗り込んだ。
「そういえば杏子ちゃん、杏子ちゃん専用のパイロットスーツができたんだって」
「……そうなの」
「あれ、ものすごくフィットして快適なのよ、機体の揺れも減らしてくれるし」
「……すごいね」
生気のない返事が車内に充満する。私は膝をドア窓に立て、流れるトンネルのライトを見つめていた。気まずい空間がただただ流れていく。
優月も緊迫した空気感には気づいたようで、
「……怒ってる?」
と私の顔を覗き込んだ。
「怒ってないよ」
「でも、さっきからなんか……」
「……大丈夫」
なにかを察したように、優月が言い淀む。
「そ……それならいいんだけど……でも」
――でも。その一言に私の体が大きく縮みあがる。
「……ごめんね」
「……」
「……わたしがいきなり学校に来て、困ったんでしょ。恥ずかしいんでしょ」
「……」
言葉を返そうとして、喉の奥で詰まった。否定したい気持ちは確かにあるのに、図星を射抜かれたようで、視線だけが行き場を失っていく。
「……わたしが悪いんだよ、なんの相談もなしに調子乗っちゃって」
「……そんなこと、ないよ」
「ううん、ある」
ぐすん、と涙をすする声がかすかに耳に入る。私は思わず優月の方に顔を向けた。ライトが小粒の涙を輝かせている。
「私の方こそ、ごめん……」
「……え?」
「ユズの考えてること、全部当たってる。私、隠すの苦手だね」
両手で制服のスカートを掴む。力が次第に強まっていくのは、きっと気のせいではないのだろう。
「ユズが来たの、予想外だった。恥ずかしかった、どう接しようか、分からなかった」
「そう、なんだ」
「ユズの孤独、私、全く分かってなかった」
一瞬の沈黙。
「……孤独、こどくかぁ……」
優月の吐き出した言葉が空中に漂うように耳に残る。
「わたしの話……してもいい?」
「……うん」
私は窓の外へと視線を逃がす。直視する勇気は、いまの自分にはなかった。
「……ありがと」
優月がか細い声を捻るように出す。
「わたしのお父さんね、世界線理論の第一発見者だったんだ」
「……え?」
「それで、iARTSを創設したのも、お父さん」
思いがけず息が詰まりそうになる。
――世界線理論、iARTS。もはや私の生活の一部に組み込まれているといっても過言ではない概念。
そんな大事なものの発見者だったなんて……。
「わたしが産まれて間もない頃、お父さんは学会で世界線理論の発表をしたんだ。最初はそりゃあ酷かったよ。世界線なんてそれまでの科学からは外れきった、フィクションの話でしかなかったからね」
優月は車の低い天井をそっと見上げた。まるでなにかから逃げ出したいかのように。
「もちろん、お父さんは学会から弾かれたよ。それでお金も無くなって、一文なし。お母さんとも離婚しちゃって、わたし、顔すら覚えてないんだよね」
「……」
「しかも、どこからかそんな情報が流れて、幼稚園に小学校ではイジメられて、友達はゼロ。もういやなっちゃうよね」
優月はハハハと笑ってみせた。それは、いつにも増して無理やりな笑いに感じた。
「それで、小6の頃、わたしの家にスーツの人たちがいっぱいやってきて、お金をくれたんだ。これで組織を作ってくれって。それでできたのが……」
「iARTS……」
「うん、iARTS。それでやっとお父さんの研究が認められた、これで金に困らなくてなる……そう考えてたら」
優月がごくりと唾を飲み込む。
「亡くなったんだ、お父さん。交通事故だった」
「私と……同じ……?」
「……」
重い沈黙が車内に溜まる。まるで身動きすらできなくなりそうなほどの、重苦しい沈黙。
「そう、だったんだ。杏子ちゃんの親も……」
「……うん。同じ、交通事故……」
私はコクリと頷いた。偶然にしては出来すぎているような、そんな不思議なざわつきが胸を締め付ける。
「それで、わたし、ひとりになっちゃった。ひとりで暮らして、ひとりで真鶴で戦って……。全部ひとりですることになったんだ。いつの間にか、処世術も身についてた」
悲痛な叫びに似た声が優月の喉を震わす。
「だから、杏子ちゃんが白龍に乗れるって分かったとき、ものすごく嬉しかった。学校に来てもいいって言われたときも……。でも、杏子ちゃんがいやなら……」
「いいよ」
「え?」
「学校、いてもいいよ」
即答だった。私は迷いなく答える。
自分はどんなにちっぽけな存在だったのだろう。人を守りたいと言っておきながら、仲間の気持ちすら大事にできなかったのだから。
「これからは、ユズの生きたいように生きていい。ユズはもう十分耐えてきたよ……」
「杏子ちゃん……ありがとう」
私は優月の顔を直視した。俯いた顔から流れる涙は大粒に変わり、膝を濡らしていた。
その瞬間、私のスマホが着信音を掻き鳴らした。
「ごめんね」
私はスマホを手に取り、耳に当てた。
「もしもし?橘さん?」
声の正体は、中津川さんだった。
「中津川さん、どうしましたか?」
「あと何分ほどで本部に着きますか?」
「あとって言われても……3分くらいですかね?」
「ちょうどよかったです。到着したら、ブリーフィング室に急行してください」
その声は、隠しきれない焦りに満ち満ちていた。
0
あなたにおすすめの小説
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
大絶滅 2億年後 -原付でエルフの村にやって来た勇者たち-
半道海豚
SF
200万年後の姉妹編です。2億年後への移住は、誰もが思いもよらない結果になってしまいました。推定2億人の移住者は、1年2カ月の間に2億年後へと旅立ちました。移住者2億人は11万6666年という長い期間にばらまかれてしまいます。結果、移住者個々が独自に生き残りを目指さなくてはならなくなります。本稿は、移住最終期に2億年後へと旅だった5人の少年少女の奮闘を描きます。彼らはなんと、2億年後の移動手段に原付を選びます。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる