24 / 38
chapter.001《邂逅》
#023_物質の情報化と復元
しおりを挟む
ゴブリンの目撃情報の増加。
それに反して、いまだ見つからない集落。
レイモンドさんは頭を悩ませていた。
彼はリリン村のまとめ役。村の警備などを主導してる立場にある。
森のそばに位置するリリン村にとって、森の異変は村の危険に直結する事案だ。村人を安心させるため、一刻も早く目撃情報増加の原因を突き止めたいのだろう。
「そんなに悩まなくてもいいんじゃねえの? 見つかるまで調査すりゃあいいだけの話だろ」
一方、アーセルさんはそんな呑気なことを言う。
「それよか肉だ。とっとと持って帰ってみんなに配ろうぜ」
「ああ、そうだな。そうしよう」
アーセルさんの言う通りだ。わからないことを考えたって仕方ない。
ほかの村との連携もできるし、いざとなったら冒険者ギルドにも頼れる。まだまだ打てる手は残ってるんだ。
「ミキヒト、アレやってくれ」
ちょいちょい、と俺が倒したオークを指差すアーセルさん。
「ああ、はいはい」
彼の言いたいことを察した俺は、腰の後ろにつけていたウエストポーチからスクロールを取り出した。
スクロールとは、魔術式を記述した布などの総称だ。持ち運び重視なら布や紙、耐久度重視なら木札や石板などが使われたりする。
布がよれて魔術式が乱れていると起動しないときがあるので、俺はスクロールをぴんと張って持ち、音声入力で起動する。
「《術式展開:走査術式》」
ぶわっ、と術式から赤い光の円盤が飛び出した。
この円盤は俺の意のままに操ることができ、その円面に触れたモノが術式効果の対象物となる。
俺はその円の動径を広げ、オークの死体の真上へ移動させた。
「《走査開始》」
そう唱えてから、円盤をゆっくりと下方に動かす。
すると、円盤の上に、赤い光の文字が記述され始めた。
これは円面に触れた対象物の走査結果だ。原子の種類と構造、形状、温度などを解析し、それらを魔術式として扱える言語で、つまり術式素で綴っていく。いま書かれているのは空気の解析情報である。
円面がオークの身体に触れると、記述される解析情報の情報量が跳ね上がった。当然、気体より液体・固体のほうが情報量が多いからである。それが生物の身体ともなると、原子の種類や構造情報、肉体としての形状情報など、その解析量は計り知れない。
円面がオークの死体を通り過ぎて地面に触れたのを確認して、俺はコマンド入力する。
「《術式拡張:分解、書込。走査終了》」
ふっ、と赤い円盤が消える。
と同時に、オークの死体も消え去った。死体だけでなく、円面が触れていた地面までもが、綺麗な円形に掘られたように消失している。目には見えないが、円面に触れた空気の原子も消えたことだろう。
森に死体を残しておくと、腐れば悪臭のもとに、そうでなくても森の住人の食糧となってしまう。熊などの獣ならまだいいが、類人種の食糧となるのは避けたいところ。目撃情報の増えているゴブリンの糧になってしまうなどもってのほかだ。
だから狩った獲物は持ち帰るなり燃やすなり、その場に残さない必要がある。
それを実現するのが分解。走査した対象物の質量エネルギーを魔力エネルギーに変換して魔力海へと還元する……つまり物質を消してしまう拡張術式だ。
分解術式が終わると、次は書込術式の実行が始まる。
光文字で記述されていた解析情報が消え始め、代わりに銅の円盤が生成される。
銅板には目視困難なほど精密な刻印が施されており、光文字が消えるたびに、その刻印が増えていく。すべての走査結果が消えると、銅板はすとんと、円形に抉れた地面の中心に落ちた。
書込術式は一時情報として光文字で保持していた情報を、消失しない物理的な情報媒体に書き込む拡張術式である。
光文字は術式を起動し続けてないと消えてしまうが、銅板という物質に書き込んでしまえば、術式を解除してもその情報は消失しない。
魔術における物質とは、術式によって作り出されるが術式には依存しない、という強い独立性を持つ情報媒体なのだ。
「これがオークだってんだから、驚きだよなあ」
銅板をひょいと拾い上げ、自分のバックパックに入れるアーセルさん。荷物持ちのいないこのパーティでは、後方支援のアーセルさんがその役割を請け負っている。
「今日の狩りは終わりにしようぜ、リーダー」
アーセルさんの提案に、レイモンドさんは頷く。
「狩りのつもりじゃなかったんだが、そうだな。もう戻るか」
俺はもう一匹のオークも銅板化して、アーセルさんが回収。
レイモンドさんたちが倒したゴブリン三匹は討伐証明となる右耳だけを刈り取り、死体は魔力海に還元することで処理。
オーク二匹という充分な成果を手に、俺たちは村に戻ることにした。
***
集会所の裏手、いつもの空き地に人集りができていた。
集まった村人たちの目的は、俺たちの持ち帰ったオーク肉である。
「ミキヒト、ほれ」
アーセルさんが銅板二枚と、集会所に保管されていたスクロールを投げて寄越した。
スクロールには走査術式を対になる術式が記述されている。
「ほら、ちょっと離れろ」
レイモンドさんとダグラスさんが人集りを散らして、最低限のスペースを確保してくれた。
俺はスクロールを広げて足元に広げ、その上に銅板を一枚重ねて置き、それらの術式を起動する。
「《術式展開:物質化術式》」
そう音声入力すると、銅板の上にゲームの体力ゲージのような表示が現れた。
ホログラムのような光で表されたそれは、銅板に刻印された情報をどれくらい読み込んだかを表すパーセントゲージだ。あっという間に緑の光で満たされ、『100%』の文字をを示す。
「《位置指定》」
そう唱えると、今度は赤い光の円盤が出現した。走査時に使った円盤と同じ見た目のものだ。
俺の意志で自在に動くそれを、レイモンドさんたちが確保してくれたスペースの地面に配置して、
「《物質化開始》」
そう唱えた瞬間、そこにはオークの死体が出現した。森で走査術式にかける前と同じ倒れ方、同じ体温、なんなら走査時に抉られた地面までもが、そっくりそのまま出現したのだ。
そして復元された対象物のそばに《物質化終了》のホログラムが浮かび上がり、すぐに消える。これで術式効果は一通り終了だ。
同じ手順で銅板二枚目も復元し、オーク二匹が広場に並ぶ。
貴重なタンパク源を前に、村人たちは歓喜の声をあげた。オーク二匹分ともなれば、村の子供たちに行き渡るくらいの量にはなるだろう。
暇してた冒険者たちが大刀を手に、オークの解体を始める。
その光景を眺めながら、俺は足元のスクロールを回収した。
走査術式と物質化術式。
走査術式は指定した領域内の原子情報や形状、温度などを解析し、それを魔術式にそのまま使用できる術式素で表現して出力する術式。
そして物質化術式は術式素で記述された物質情報を物質にする術式だ。
これらは「アイテムボックスがほしい」という俺のワガママから生まれた術式である。
異世界モノによくあるアイテムボックス。亜空間収納カバン。四次元ポケット。それらをどうにか作ろうとしてできあがったのが……まったくアイテムボックスじゃないこの二つの術式だった。
そもそもアイテムボックスとは、所持品をまとめて持ち歩くための便利グッズのようなものだ。大きなモノ、たくさんあるモノを携帯できればそれでいい。
つまり要件定義するなら『所持品を携帯化できる術式』。
そう考えると、空間干渉は必須でないことがわかる。
というかそもそも収納スペースの開発にこだわらなくてもいい。収納物を小型化するという方法だってあるのだ。
そう考えてたどり着いたのが『収納物の構成情報を文字列して物理的な情報媒体に保存する』という構想だった。収納物という三次元情報体を高次元の収納スペースの保管するのではなく、むしろ収納物のほうを文字列という低次元に変換して保管するという逆転の発想。それはあらゆる情報をゼロとイチで表すデジタルデータとして保管するというあっちの世界のアイデアに近い。この術式開発において、俺が唯一、役に立った部分である。
ただ、この術式を使えるのは、いまのところ俺しかない。
指定領域の精密な走査したり、複雑な構成情報を物質化したりするには、かなり高度な魔術能力が必要となる。
便利な術式効果であることは確かなので、準物質の生成術式と同じく、なんとかローコストで使用可能とならないか研究中ではあるが……難しすぎて後回しになっている。
「術式、どうだった?」
後ろから声がかかる。
リースだ。いつもの日課を終えて戻ってきたのだろう。
「よかったよ。オークの打撃を完封だったし、動作支援も許容の範囲内」
「動作支援のエネルギー上限量、もうちょっとあげていい? あと、いくつか新機能をつけたい」
「上限はいいけど、新機能も? 術式の刻印面積、足りないんじゃない?」
「足りないなら、増やすまで」
「増やすって、装甲を重ねて厚くするってこと?」
「それでもいいけど、それじゃないほうでもいい」
「! ってことは……」
「ようやく、魔術鎧装の全装版に取りかかるつもり。ミキヒトがよければね。どう?」
「ぜひ! ぜひお願いします!」
「わかった。じゃあさっそく今日から取りかかろう」
「楽しみになってきたぁ!」
それに反して、いまだ見つからない集落。
レイモンドさんは頭を悩ませていた。
彼はリリン村のまとめ役。村の警備などを主導してる立場にある。
森のそばに位置するリリン村にとって、森の異変は村の危険に直結する事案だ。村人を安心させるため、一刻も早く目撃情報増加の原因を突き止めたいのだろう。
「そんなに悩まなくてもいいんじゃねえの? 見つかるまで調査すりゃあいいだけの話だろ」
一方、アーセルさんはそんな呑気なことを言う。
「それよか肉だ。とっとと持って帰ってみんなに配ろうぜ」
「ああ、そうだな。そうしよう」
アーセルさんの言う通りだ。わからないことを考えたって仕方ない。
ほかの村との連携もできるし、いざとなったら冒険者ギルドにも頼れる。まだまだ打てる手は残ってるんだ。
「ミキヒト、アレやってくれ」
ちょいちょい、と俺が倒したオークを指差すアーセルさん。
「ああ、はいはい」
彼の言いたいことを察した俺は、腰の後ろにつけていたウエストポーチからスクロールを取り出した。
スクロールとは、魔術式を記述した布などの総称だ。持ち運び重視なら布や紙、耐久度重視なら木札や石板などが使われたりする。
布がよれて魔術式が乱れていると起動しないときがあるので、俺はスクロールをぴんと張って持ち、音声入力で起動する。
「《術式展開:走査術式》」
ぶわっ、と術式から赤い光の円盤が飛び出した。
この円盤は俺の意のままに操ることができ、その円面に触れたモノが術式効果の対象物となる。
俺はその円の動径を広げ、オークの死体の真上へ移動させた。
「《走査開始》」
そう唱えてから、円盤をゆっくりと下方に動かす。
すると、円盤の上に、赤い光の文字が記述され始めた。
これは円面に触れた対象物の走査結果だ。原子の種類と構造、形状、温度などを解析し、それらを魔術式として扱える言語で、つまり術式素で綴っていく。いま書かれているのは空気の解析情報である。
円面がオークの身体に触れると、記述される解析情報の情報量が跳ね上がった。当然、気体より液体・固体のほうが情報量が多いからである。それが生物の身体ともなると、原子の種類や構造情報、肉体としての形状情報など、その解析量は計り知れない。
円面がオークの死体を通り過ぎて地面に触れたのを確認して、俺はコマンド入力する。
「《術式拡張:分解、書込。走査終了》」
ふっ、と赤い円盤が消える。
と同時に、オークの死体も消え去った。死体だけでなく、円面が触れていた地面までもが、綺麗な円形に掘られたように消失している。目には見えないが、円面に触れた空気の原子も消えたことだろう。
森に死体を残しておくと、腐れば悪臭のもとに、そうでなくても森の住人の食糧となってしまう。熊などの獣ならまだいいが、類人種の食糧となるのは避けたいところ。目撃情報の増えているゴブリンの糧になってしまうなどもってのほかだ。
だから狩った獲物は持ち帰るなり燃やすなり、その場に残さない必要がある。
それを実現するのが分解。走査した対象物の質量エネルギーを魔力エネルギーに変換して魔力海へと還元する……つまり物質を消してしまう拡張術式だ。
分解術式が終わると、次は書込術式の実行が始まる。
光文字で記述されていた解析情報が消え始め、代わりに銅の円盤が生成される。
銅板には目視困難なほど精密な刻印が施されており、光文字が消えるたびに、その刻印が増えていく。すべての走査結果が消えると、銅板はすとんと、円形に抉れた地面の中心に落ちた。
書込術式は一時情報として光文字で保持していた情報を、消失しない物理的な情報媒体に書き込む拡張術式である。
光文字は術式を起動し続けてないと消えてしまうが、銅板という物質に書き込んでしまえば、術式を解除してもその情報は消失しない。
魔術における物質とは、術式によって作り出されるが術式には依存しない、という強い独立性を持つ情報媒体なのだ。
「これがオークだってんだから、驚きだよなあ」
銅板をひょいと拾い上げ、自分のバックパックに入れるアーセルさん。荷物持ちのいないこのパーティでは、後方支援のアーセルさんがその役割を請け負っている。
「今日の狩りは終わりにしようぜ、リーダー」
アーセルさんの提案に、レイモンドさんは頷く。
「狩りのつもりじゃなかったんだが、そうだな。もう戻るか」
俺はもう一匹のオークも銅板化して、アーセルさんが回収。
レイモンドさんたちが倒したゴブリン三匹は討伐証明となる右耳だけを刈り取り、死体は魔力海に還元することで処理。
オーク二匹という充分な成果を手に、俺たちは村に戻ることにした。
***
集会所の裏手、いつもの空き地に人集りができていた。
集まった村人たちの目的は、俺たちの持ち帰ったオーク肉である。
「ミキヒト、ほれ」
アーセルさんが銅板二枚と、集会所に保管されていたスクロールを投げて寄越した。
スクロールには走査術式を対になる術式が記述されている。
「ほら、ちょっと離れろ」
レイモンドさんとダグラスさんが人集りを散らして、最低限のスペースを確保してくれた。
俺はスクロールを広げて足元に広げ、その上に銅板を一枚重ねて置き、それらの術式を起動する。
「《術式展開:物質化術式》」
そう音声入力すると、銅板の上にゲームの体力ゲージのような表示が現れた。
ホログラムのような光で表されたそれは、銅板に刻印された情報をどれくらい読み込んだかを表すパーセントゲージだ。あっという間に緑の光で満たされ、『100%』の文字をを示す。
「《位置指定》」
そう唱えると、今度は赤い光の円盤が出現した。走査時に使った円盤と同じ見た目のものだ。
俺の意志で自在に動くそれを、レイモンドさんたちが確保してくれたスペースの地面に配置して、
「《物質化開始》」
そう唱えた瞬間、そこにはオークの死体が出現した。森で走査術式にかける前と同じ倒れ方、同じ体温、なんなら走査時に抉られた地面までもが、そっくりそのまま出現したのだ。
そして復元された対象物のそばに《物質化終了》のホログラムが浮かび上がり、すぐに消える。これで術式効果は一通り終了だ。
同じ手順で銅板二枚目も復元し、オーク二匹が広場に並ぶ。
貴重なタンパク源を前に、村人たちは歓喜の声をあげた。オーク二匹分ともなれば、村の子供たちに行き渡るくらいの量にはなるだろう。
暇してた冒険者たちが大刀を手に、オークの解体を始める。
その光景を眺めながら、俺は足元のスクロールを回収した。
走査術式と物質化術式。
走査術式は指定した領域内の原子情報や形状、温度などを解析し、それを魔術式にそのまま使用できる術式素で表現して出力する術式。
そして物質化術式は術式素で記述された物質情報を物質にする術式だ。
これらは「アイテムボックスがほしい」という俺のワガママから生まれた術式である。
異世界モノによくあるアイテムボックス。亜空間収納カバン。四次元ポケット。それらをどうにか作ろうとしてできあがったのが……まったくアイテムボックスじゃないこの二つの術式だった。
そもそもアイテムボックスとは、所持品をまとめて持ち歩くための便利グッズのようなものだ。大きなモノ、たくさんあるモノを携帯できればそれでいい。
つまり要件定義するなら『所持品を携帯化できる術式』。
そう考えると、空間干渉は必須でないことがわかる。
というかそもそも収納スペースの開発にこだわらなくてもいい。収納物を小型化するという方法だってあるのだ。
そう考えてたどり着いたのが『収納物の構成情報を文字列して物理的な情報媒体に保存する』という構想だった。収納物という三次元情報体を高次元の収納スペースの保管するのではなく、むしろ収納物のほうを文字列という低次元に変換して保管するという逆転の発想。それはあらゆる情報をゼロとイチで表すデジタルデータとして保管するというあっちの世界のアイデアに近い。この術式開発において、俺が唯一、役に立った部分である。
ただ、この術式を使えるのは、いまのところ俺しかない。
指定領域の精密な走査したり、複雑な構成情報を物質化したりするには、かなり高度な魔術能力が必要となる。
便利な術式効果であることは確かなので、準物質の生成術式と同じく、なんとかローコストで使用可能とならないか研究中ではあるが……難しすぎて後回しになっている。
「術式、どうだった?」
後ろから声がかかる。
リースだ。いつもの日課を終えて戻ってきたのだろう。
「よかったよ。オークの打撃を完封だったし、動作支援も許容の範囲内」
「動作支援のエネルギー上限量、もうちょっとあげていい? あと、いくつか新機能をつけたい」
「上限はいいけど、新機能も? 術式の刻印面積、足りないんじゃない?」
「足りないなら、増やすまで」
「増やすって、装甲を重ねて厚くするってこと?」
「それでもいいけど、それじゃないほうでもいい」
「! ってことは……」
「ようやく、魔術鎧装の全装版に取りかかるつもり。ミキヒトがよければね。どう?」
「ぜひ! ぜひお願いします!」
「わかった。じゃあさっそく今日から取りかかろう」
「楽しみになってきたぁ!」
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
異世界配信中。幼馴染みに捨てられた俺に、神々(視聴者)がコメントしてくるんだが。
葉月
ファンタジー
コルネ村で、幼なじみであり恋人でもあったユリアナと、ささやかな幸福を分かち合って生きていたロイド。
だがある日、ユリアナは女神の愛子として目覚め、国王の命により王都へと連れ去られる。
突然、日常を奪われ、運命に引き裂かれたロイドは、抗う術も持たぬまま、否応なく大きな流れへと呑み込まれていく。
これは、奪われたものを取り戻すため、そして理不尽な運命に抗おうとする、一人の少年の物語である。
異世界召喚されたが無職だった件〜実はこの世界にない職業でした〜
夜夢
ファンタジー
主人公【相田理人(そうた りひと)】は帰宅後、自宅の扉を開いた瞬間視界が白く染まるほど眩い光に包まれた。
次に目を開いた時には全く見知らぬ場所で、目の前にはまるで映画のセットのような王の間が。
これは異世界召喚かと期待したのも束の間、理人にはジョブの表示がなく、他にも何人かいた召喚者達に笑われながら用無しと城から追放された。
しかし理人にだけは職業が見えていた。理人は自分の職業を秘匿したまま追放を受け入れ野に下った。
これより理人ののんびり異世界冒険活劇が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる