少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei

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1巻

1-3

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『やはり、魔力が枯渇こかつしていますね。新しい魔石に取り換えるか、あるいは……』
(だけど、新しい石にえたら、また魔法を掛け直さないといけないんだろう? 魔法使いを雇うと結構お金がかかるって聞いたぞ)
『はい。それなら、もう一つの方法を試しましょう』
(もう一つの方法?)
『はい。マスターが魔石に魔力を注入すればよいのです』
(はああ? そ、そんなこと……)
(できます)

 俺は半信半疑ながら、ナビの指示に従って結界石に魔力を注ぎ込む実験を始めた。

『……はい、そうです。今、手に感じている抵抗感が、魔石にきざまれた魔法陣の存在を示すものです。その抵抗感がなくなれば、魔力を注入できるということです。そうしたら、そのままご自分の魔力を少しずつ流してなじませてください』
(こんな感じか? ……ん、ああ、抵抗がなくなったぞ)
『おお、早いですね。さすがマスターです。それでは、後は満タンになるまで魔力を注ぐだけです。満タンになったら、また抵抗感が強まるので分かるはずです』
(……おお、なるほど。魔力ってやつが何となく分かって来たぞ)

 こうして俺は、四か所の魔石に魔力を流し込んでいった。
 さすがに最後は魔力切れになりかかって、頭がくらくらしたが、しばらく座り込んで休んでいると、どうにか立って歩けるようになった。

『おめでとうございます、マスター。レベルアップです。しかも2UPですよ』
(よっしゃ。どれどれ……)


 ***
【名 前】 トーマ Lv‌13
【種 族】 人族(転生)
【性 別】 ♂
【年 齢】 10
【体 力】 216
【物理力】 132
【魔 力】 185
【知 力】 258
【敏捷性】 195
【器用さ】 250
【 運 】 94
【ギフト】 ナビゲーションシステム
【称 号】 異世界異能者
【スキル】 
〈強化系〉 身体強化Lv3 跳躍Lv3
〈攻撃系〉 打撃Lv1 刺突Lv3
〈防御系〉 物理耐性Lv1 精神耐性Lv3 索敵Lv3
〈その他〉 鑑定Lv4 調合Lv1
 ***


 おお、ステータスがすべて三十ずつ増えている。
 スキルも、〈跳躍〉と〈刺突〉と〈精神耐性〉が一つずつランクアップだ。
 このレベルでこの数値は、やはり異常である。ステータスだけなら、レベル30超えの兵士に匹敵するだろう。
 しかも、兵士は魔力や知力の伸びは小さいから、魔法を習得すれば、俺はそこらへんの兵士や冒険者に楽に勝てるはずだ。

(実力的にも、旅に出る準備が整って来たな……)

 村への道を歩きながら、俺は拳を握るのだった。




 5 旅立ち



「これを、お前が? 一人でやったのか?」

 自警団の団長のクレイグさんが、四体のオークの死体を見下ろしながら尋ねた。

「はい、そうです」

 クレイグさんも他の団員たちも信じられないといった表情だった。
 しかし俺の武器である木の棒の先の尖った部分がオークの血で汚れているのと、死体の傷口が全部突き傷であるのを見て信じざるを得なかったようだ。

「魔石は採ったのか?」
「あ、はい、これです」

 俺は腰の布袋に入れた四個の魔石を取り出して見せた。

「よし、分かった。じゃあ、お前たち、すまないが解体して肉を取ったら、後は燃やしておいてくれ。それが済んだら帰っていいぞ」

 クレイグさんは団員にそう命じると、俺の肩を抱いて少し離れた場所に移動した。

「それで……結界石の魔力が切れていたんで、オークが入り込んだ、ということか?」
「はい、そうです」
「それをお前が魔力を注いで元通りにした、と……」

 確かに言われてみると、とうてい十歳の平民の少年ができることではない。クレイグさんが疑ってかかるのも当然だった。

「信じてもらえないかもしれませんが、ウソは言っていません」
「……トーマ、お前がウソを言うようなやつではないことは知っている。だが……お前、どう考えてもオーバースペックじゃないか。どんな秘密を隠している?」

 さすがにクレイグさんを丸め込むのは無理なようだ。まあ、近いうちにこの村を出て行く身だ。少しだけ俺の秘密を明かしても害はないだろう。
 俺はそう判断して、クレイグさんを見上げた。

「クレイグさん、これから話すことは秘密にしてもらえますか?」
「やっぱり何かあるんだな……分かった。神に誓って約束する」
「ああ、それほど大げさなことじゃないんで、気楽に聞いてください」

 俺はそう前置きした後、ナビやスキルのことは伏せて、鑑定ができること、普通の人よりレベル上昇に伴うステータスの上昇率が少しだけ大きいことの二つを明かした。

「……ふむ、なるほどな。つまり、〈鑑定〉スキルでオークのステータスが見えた。そしたら、自分のステータスより低かったので、倒せると判断したわけか?」
「はい、そうです」
「よし、オークの件は理解した。じゃあ結界石の件は、どうやってできたんだ?」
「ああ、それはですね……僕は少しだけ魔力を感じることができるんです。それで、結界石を触ったら、魔法陣の魔力を感じまして、それが弱々しかったので自分の魔力を流してみたら、あら不思議、魔力を注げたというわけでして……偶然ですね」

 クレイグさんは眉間みけんを押さえて、ため息を吐いた。

「……あのなあ……はあ……まあ、いいだろう。結界については早急に魔法使いを雇って調べてもらうことにする」

 結局、魔法使いを雇うんだったら、余計なことをしない方がよかったな。
 そう考えていると――

『そんなことはありませんよ、マスター。魔法使いが来るまでの何日間かに、もし魔物が入り込んだら、被害が出るかもしれませんから』
(ああ、まあ、そうだな……てか、お前、伝えようとしなくても心を読めるのかよ)
『何年の付き合いだと思っているのですか? マスターのお考えは手に取るように分かりますよ』
(お、おう……だが、それって微妙に嫌なんだが……)
『……ところで、これからどうしますか?』
(話を変えやがったな)
「オークの処理が終わったようだな。よし、では帰るぞ」

 俺はクレイグさんの言葉にうなずいて、村への帰途に就いた。道すがら、クレイグさんから根掘り葉掘り、俺の他の能力について探りを入れられたが、何とか曖昧あいまいにごまかした。


 家に帰り着いたのは、昼すぎだった。家族は畑のかたわらで一緒に昼食のパンとし肉を食べている頃だろう。
 俺の食事は、たいてい倉庫に置いてあるジャガイモをふかして干し肉と一緒に食べるか、たまに村の雑貨屋で魔石を売り、パンと肉の串焼きを買って食べるかして済ませることが多い。
 今日もそうだ。


 それからいつもと同じような一日を過ごし……その日の夜、夕食後に俺は、家族を前に「話がある」と言って食卓に残ってもらった。
 そして、切り出す。

「父さん、母さん、はずれギフトの俺を今まで育ててくれて、ありがとう……」
「「っ!?」」
「な、何だ、急に……」
「そうよ、当たり前のことじゃない。ギフトなんて関係ない、あなたは、私たちの大切な子供なんだから」

 俺は深く頭を下げて、感謝の気持ちを表すと、続けて言った。

「ありがとう、とても嬉しいよ……でも、いつまでも甘えるわけにはいかない。本当なら、はずれギフトと分かった時点で、奴隷商に売られていてもおかしくなかった……」

 両親は慌てて否定しようとしたが、俺はそれを押しとどめて続けた。

「分かっているよ……父さんと母さんの愛情は、十分に。でも、さっきも言ったように、いつまでも皆に甘えていることは、俺が心苦しいんだ。だから、俺は家を出て一人で生きていこうと思う。もうずっと前からそう決めて、準備もして来たんだ……」
「ちょっと待て、トーマ……」

 いつになく強い口調で横から話をさえぎったのは、兄のリュートだった。

「僕は、トーマと一緒に父さんたちを支えていくつもりだった。トーマが食べていく分くらい、僕が頑張るから、出て行くなんて言うなよっ!」
「兄さん……」

 俺は立ち上がって、兄さんの所へ行きその肩をしっかりと抱きしめた。兄はいつでも優しくて、いいやつだ。
 普通なら、邪魔者が出て行くのだから、表面上はともかく、心の中ではほくそ笑んでいてもおかしくない。しかし、俺の兄貴は本心で俺を引き止めていることが分かる。
 本当に、俺にはもったいないくらいできた兄だ。

「ありがとう、兄さん……でも、もうすぐ兄さんは成人する。そしたら、よめさんをもらうだろう。子供も生まれる」

 兄さんが何度も反論しようとするが、俺は続けた。

「ミーナはまだ嫁に行くまで十年近くある。な、分かるだろう? 俺のことなら心配いらない……」

 俺はそう言うと、家族を見回しながら、今まで秘密にしていたことと、現在の俺のステータスを打ち明けたのだった。
 家族は驚きのあまり、しばらくは口をきけなくなっていた。妹は、事態が呑み込めていない様子でぽかんとしていただけとも言えるが……。
 俺の話に両親と兄は半信半疑だったので、俺は〈鑑定〉のスキルで、一人一人のスキルとステータス、そして、ナビにこっそり教えてもらって、それぞれが秘密にしていることを、害がない程度にばらしていくことにした。

「い、いや、待て、マリア、あれは酔った勢いでつい、な……いてええっ!」

 父さんが以前、酒場で友人たちと酒を飲んだ勢いで、ウェイトレスのマーサさんのお尻を触ったことをばらされて、母さんから思い切り腕をつねられた。
 でも母さんにも秘密はある。
 こっそりへそくりして、行商人から肌が若返るというクリームを買って毎日すり込んでいたが、まったく効果がなくてがっかりしていたことをばらした。

「なっ、ちょ、ちょっとやめてよ、トーマ……」

 母さんは男たちから生温かい視線を浴びて身もだえる。

「ぼ、僕はいいよ、何も隠していることなんてないし……」
「うん、そうだね。兄さんが見習いシスターのフィーネに会いたくて、夕方毎日のように教会にお祈りに行くことは、黙っているよ」
「うわああっ、な、何でそんなこと知ってるんだああ!」
「これで、信じてくれた?」

 両親と兄さんは、魂が抜けたような表情で頷いた。

「お兄ちゃん、あたしは?」

 妹のミーナが、自分だけ仲間外れにされたのを不満そうに頬をふくらませて言った。

「……ああ、ええっと、ミーナは……」
『ミーナさんは、マスターのことが大好きです』
(っ! ……そ、それは嬉しい……って、そんなこと、恥ずかしくて言えるかっ!)
「ええっと……おっ、面白いスキルを獲得してるぞ。これ、何だろう? 〈射幸運しゃこううん〉? 読んで字の如くだとすれば幸福を射止める運だけど……運ってスキルなのか?」
「? ……運? それ、どんなもの?」
「ああ、そうだな……何かよいことが思いがけずやって来る、っていう、とてもいいスキルだぞ」
「わあい、やったあ!」

 喜ぶ妹の頭を優しくでてやる。
 実は、この妹、《治癒師ちゆし》という貴重なギフトを授かっており、確かに生まれつき強運きょううんの持ち主だった。
 今は、週に二回、村で唯一の治癒師であるゴゼットばあさんの診療所に、見習い助手として通っている。
 結局、家族は、独り立ちするという俺の決意を認めてくれた。ただし、条件として、生活に困ったらすぐに家に帰って来ることを約束させられた。
 こうして、俺はそれから五日後、十一歳の誕生日の二か月前に故郷の村を後にして、新たな人生に旅立ったのであった。




 6 パルトスの街



 故郷のラトス村からほとんど等距離に、タナトスとパルトスという二つの街がある。
 東に向かうと隣国ローダス王国に国境を接するとりでの街タナトスがあり、西に向かうと王都への道中で最初の街であるパルトスがある。
 俺は、一度は王都アウグストを見たかったので、分かれ道を西に向かいパルトスの街を目指した。
 辺境の村ラトスからパルトスまでは、順調に歩けば約二週間の距離だ。
 で、俺の旅はというと……。

『マスター、左から二匹、来ます』
(おうっ、分かっている。あと、五匹か! こなくそっ!)

 今日も今日とて、道の脇で野宿をしようと、適当な岩場を見つけてたき火をおこした途端、森の方からランドウルフの群れが現れたのだ。
 二日前はゴブリンの集団六匹が襲って来たし、その前の日はスライム十数匹が行く手を塞ぐ形で日向ひなたぼっこをしていた。

「はあ~……旅に出てまだ一週間だってのに、もう三回も魔物と戦っているぞ。いったいどういうわけだ? 他のやつらもこんなに頻繁ひんぱんに襲われているのか?」

 三十分近くの格闘かくとうの末、ようやく八匹の狼の群れを駆逐くちくした俺は、ぐったりと地面に座り込んで愚痴ぐちをこぼした。

『いいえ、これは異常なエンカウント率です。さすがマスターですね。異能者の称号は伊達だてではありません』
(いやいや、そんな能力、全然嬉しくないから……あ、思い出した。おい、ナビ、あの時の続きを話してもらおうか?)
『どの時でしょうか?』
(ほら、オークを倒す前……神の謝罪とかなんとか言ってただろう?)

 俺は森の側まで行ってたきぎを拾いながら、ナビを問い詰めた。

『マスター、森の奥に強い魔力反応が……』
(ああ、ずいぶん遠くだな。大丈夫だ)

 ナビは、ごまかしがきかないことを覚悟したのか、慎重しんちょうな様子で語り始めた。

『私は知識をマスターの成長に合わせて与えるように、神に命じられています。これからお話しすることは、まだ与える予定ではありませんでした。しかし、マスターの精神年齢から判断して、私の独断で知識を与えることにします』
(そうか……やはり神は実在するんだな? つまり、俺は神の意思で地球からこの世界に転生させられた、ということか?)
『はい。ただ、マスターの場合は少し事情がありまして……本来なら、地球で魂の輪廻りんねの輪に入って、百年後くらいに生まれ変わるはずだったのですが……輪廻の輪の中には入れなかったのです……』
(は? それって、どういうことよ?)
『はい、簡単に言うと、まだ死ぬ予定ではなかったということですね。まあ、珍しいことではありません。たまにあるんです。最近は結構増えましたね』
(……つまり、俺は、死ななくてもいいのに死んで、しかもこんな〝力なきものは死ね〟的な厳しい世界に放り込まれたってことか?)
『まあ、平たく言うと……』
(平たくもへったくれもあるかっ! 俺が何をした? 真面目に一生懸命いっしょうけんめい働いて、働いて、何も悪いことはしてねえのに、そりゃあ、少しは悪い考えを抱いたこともあるさ、でも、それだけだぞ、それなのに、それなのに……死ぬ予定じゃなかっただぁ? ふざけるなっ!)

 俺は荒れた。十歳の少年が何か喚きながら、野原を歩き回る姿はさぞかし不気味なものだったろう。
 ナビはしばらくの間何も言わず、荒れている俺を放っておいた。


 一時間後、俺は疲れ果てて、たき火の側で毛布にくるまって寝転んでいた。

『マスターのお怒りはごもっともです。やはり、まだお話しするのは早すぎましたね。もっと、マスターが力をつけ、この世界を楽しみ、愛するようになるまで明かすべきではありませんでした。私の判断ミスです』
(……)
『ただ、これだけはご理解ください。神はマスターへの謝罪として、経験値取得率の二倍アップ、全属性魔法取得可能という「異能」と共に、「私」という史上最強のパートナーをお与えになったのです、ジャジャ~ン♪』
(……)
『……』
(……まあ、考えてみるとさ、もとの世界も毎日が地獄じごくのようなものだったな……今の方が、誰にも命令されず、好きなように生きられる分、ましなのかもしれない……魔物と戦うのも、案外嫌いじゃないし……うん、悪くない。ナビ、俺はもう自分の不幸をなげくことはやめたぞ。この世界で、好きなように生きてやる。というわけで、これからもよろしくな、ナビ……)
『はい、もちろんです! 全力でマスターをサポートいたします』

 機械的なナビの声が、心なしか弾んでいるように聞こえた。
 実際、ナビは有能だ。
 普通ならこんな魔物がうろつく野原で、見張りもなしに眠るなど自殺行為に等しい。だが、俺の場合、ナビが常に周囲を監視し、危険な時は俺を目覚めさせて必要な情報を与えてくれるので、安心して眠ることができる。
 また、魔物との戦闘の時も、死角にいる魔物の動きを教えてくれるので、余裕をもって対処できるのだ。
 以前ナビが語っていたことには、『まだ自分の能力はこんなものではない』らしい。俺の成長に合わせて、その能力を見せてくれるらしいので、楽しみにしておこう。


 さて、それから五日後の朝、俺はようやくパルトスの街の城壁の前に立っていた。

「おお、この世界に来て初めて文明らしきものに出会った感じだな」

 城門の前に並んだ様々な種族、様々な格好の人々を見て、興奮を抑えきれなかった。

『さあ、行きましょう、マスター。新しい生活の始まりです』
(ああ、そうだな。楽しみだ)

 俺はナビの言葉に頷きながら、人々の列の中に入っていった。

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