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迷宮核の魔石
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私とマロフィノはアイアンゴーレム向かい真っ直ぐに走り出す。その後ろでリアスが壁沿いを左回りに走る。
「グォォオオオオ!」
絨毯爆撃さながら、隙間なく連続で鋼の拳が地面を打ち付ける。
「フィン!」
振り下ろされた拳に素早く飛びつき、そのまま勢いで一気にアイアンゴーレムの体を駆け上り頭部にペチペチ攻撃を開始、それを嫌うアイアンゴーレムの攻撃の手が頭部のマロフィノを払うためにおさまる。
この隙を突いてアイアンゴーレムの左モモのヒビを狙い、片手剣スキル【断破】【剣破】激しく打ち付けられた刀身が鋼の塊を砕いた、だがメロンの網目模様のようなヒビを浮かび上がらせながらも塊としての形を保ったまま左モモとして機能し続ける。
そこから考察するに、アイアンゴーレムは磁力のようなものでくっつき合っているのではなく、目に見えない例えばオーラのようなもので17個の塊全てを包み人型を形成していると推測した。
「核を壊さないといくら塊を砕いても意味がないか」
本来ならこの巨体から核を探し出し破壊するなど至難の技だろうが、そこは我等がリーダーが解決してくれる。
「マロフィノ!コイツの核の魔石はそこか!?」
「フィン!フィンフィン!」
開戦当初からしつこくアイアンゴーレムの頭部を攻撃し続けていたのはそこに核があるのを察知してのことだったようだ、さすがはマロフィノである。
体を砕く攻撃もあるしウィークポイントはわかった、後は10m近い高さにあるあの頭部にどうやって近づくか……。
「リアス!【タワーオブバベル】をアイアンゴーレムから少しだけ離れた所に放ってくれ!」
「なっ!さてはおぬしまた階段にする気じゃな!?……仕方ないか……わかった任せるんじゃ」
リアスはしぶしぶ了承して魔法の準備を始める。私は足を止めたリアスに攻撃の手が及ばないようにアイアンゴーレムの注意を引くようにマロフィノと二人でしつこく攻撃し続ける。
「行くぞタタラ!土魔法【タワーオブバベル】」
地面が渦を巻きながら螺旋状に隆起を始め、巻き込まれないように注意しながら飛び乗り一気に上昇すると、ついにアイアンゴーレムの頭部と対面する。
赤い光が私を見つめた瞬間。
「お土産だ、受けとってくれ」
片手剣スキル【飛剣】腕を振るモーションに入った瞬間、マロフィノは私の後ろに素早く避難、1撃目を頭頂部に叩き込むも不発に終わった。
「くっ!まだ百発百中とはいかないか」
【飛剣】2撃目を放とうとした私をアイアンゴーレム振り払う腕が襲う。ダッキングで間一髪かわし素早く二撃目を打ち込む。不発。
3発、4発と打ち込んだところで「フィン!」と声が響いた瞬間、鋼の拳が側面から私を捉え、なんとか刀でガードしたもののその衝撃はすさまじく激しく吹き飛ばされその勢いで壁に打ち付けられ、地面に叩きつけられた。
「タタラ!」
起き上がることすらできず意識が飛びそうな激痛のなか、なんとか魔法ウインドウの中のハイパーヒールを探していると、地面を揺らしながら、鋼の巨人が私にとどめを刺そうと突撃してくる。その音に焦りながらウインドウをスクロールするが指が震え、目が霞み思うように選択することができない。
「土魔法【クイックサンド】」
前傾姿勢で走っていたアイアンゴーレムはリアスのクイックサンドに躓き、今日一番の爆音と砂塵を起こしながら大転倒した。このチャンスを逃すわけにはいかない。
気力を振り絞り上体を起こしながら、回復魔法【ヒール】【キュア】予定と違ったがなんとか体力を回復し、地面に横たわるアイアンゴーレムの頭部を狙い突撃をする。
這いつくばったままのアイアンゴーレムの腕が地面を削りながらピンボールの羽根のような動きで私を弾き飛ばそうとするが、飛び上がり回避。
「フィン!!」
着地にの第2撃目が待ち構えていたが、マロフィノの四足キックが炸裂してその腕をはじき返した。
私はアイアンゴーレムの頭部の前で立ち止まり刀を振り上げる、深く息をすい全神経を集中。
「片手剣スキル【飛剣】改め」
ゆっくりと力強く刀を振り下ろす。
「片手剣スキル【秘剣】」
刀が頭部に接触すると、耳鳴りのような甲高い音が響き、アイアンゴーレムの頭部にいくつもヒビが入りそこから赤い光が溢れ出し。
「グォォオオオオオォォ!!」
アイアンゴーレムが雄叫びを上げながらもの凄い勢いで起き上がり、頭を抱えるような動作を見せる。
「グォォ!!グォォオオ!!」
絶対許さない、とでも言いたげな唸り声をあげて地団駄を踏みながこちらを睨むが、もうすでに私の役割は終わっているのでその脅しには何の意味もない。
「フィン!!」
「グォォ?」
アイアンゴーレムが起き上がる瞬間にすでに肩に飛びついていたマロフィノは、勢いに乗って空中に飛び上がり天井を蹴りアイアンゴーレムの頭部に向かい急降下してきていた。
「決めるんじゃ!マロフィノ!!」
「行け!【飛びつきフミフミ】だ!!」
『フィィィィウォォォォ!!』
隕石のごとく落下したマロフィノの会心の一撃がアイアンゴーレムの頭部を打ち砕き、中から発光する迷宮核の魔石が姿を現した。
「マロフィノ!そいつを砕け!」
「フィッ!!」
次の瞬間マロフィノはアイアンゴーレムから飛び降りた。
「危なっ!」
私は地面スレスレでマロフィノをダイビングキャッチして不可解な行動を問い詰めようとしたが、アイアンゴーレムの肩に謎の人影を目撃する。
「なかなか良い魔石じゃないか……これなら……」
フード付きのマントで全身を覆い不気味なオーラを放つ人物がぶつぶつと何か呟いているが聞き取ることは出来ない。
「お前は誰だ!?」
私の問いに答えることなくフードマントはしゃがみ込み迷宮核の魔石をアイアンゴーレムから抜き取り、小ぶりの宝箱のようなものに収納すると、鋼の塊は力を失いガラガラと崩れ地面に突き刺さる。
魔石を引き抜いて保存するなんて可能なのか!?と驚きながらも、マロフィノを抱え落下してくる鋼の塊を回避して距離をとった。
立ち昇る砂塵の中からゆうゆうと立ち去ろうとするフードマントに再び問いかける。
「待て!お前は何者だ!?」
鑑定スキル【解析】
【 名前 】 ?
【 レベル 】 ?
解析で名前はおろかレベルすら知る事の出来ないなんて、ホントにお前は何者だよ。
「新参パーティーがここの攻略クエストに向かったと噂を聞いて念のため来てみたけど、まさか本当に攻略してしまうとはね。助かったよお疲れ様」
この声は女?フードの中で血のようなドス黒い赤い目がこちらを見つめる。
その目を睨むように見つめながら、私の中である推測が頭をよぎる。
「何者か知らないが、迷宮門の封印を解きイザベルに鉄鉱石を持ち込んだのはお前だな?」
「さぁ……どうだろうね……まぁそう睨むな今は敵対するつもりはない。それじゃあな」
「待つんじゃ!人の戦闘に横やりを入れておいて名乗りもせずに退散など、無礼にも程があるぞ」
私の後ろからリアスが声を荒げると、フードマントの雰囲気が一変した。
「エルフ!エルフが!?この私に?無礼だと!?ああ、いいさ名前くらい教えてやろう、私の名は【フィヨルド】貴様を殺す者の名だ」
リアスいうよりエルフという種族に対して激しい憎悪を放ち、突然、臨戦態勢を取ったフィヨルド。その闘気でマントがバタつき始めフードマントの中があらわになる。
美しく艶やかな褐色の肌、皮と金属製の胸当で豊満な胸を覆い、その他の装備はショートパンツと細身の剣とウエストポーチとロングブーツ……身長もなかなか高い。これは……かなりエロ
「痛ッダ!」
リアスのミドルキックが年末特番のタイキックさながら私のケツに突き刺さる。
「何鼻の下を伸ばしておるんじゃ!」
すみませんでした。確かにこの雰囲気はふざけているワケにはいかなそうだ。
「来い!ベルググ!」
剣を構え、こちらも二人で臨戦態勢に入る。……二人で?あれマロフィノ?って。
いつ間にかマロフィノはフィヨルドに詰め寄り足をクンクンしている。
「うおーーーいっ!」
「マロッ!何をしておる!?」
「フィーイッ?」
何が?じゃねぇって、敵だ敵だ!そういえばマロフィノさんは女性が好きだったなぁって、今はそれどころではないんですけど。
「クハハハハ!なんだこの犬は。興がさめてしまったぞ、まぁどのみち3対1では分が悪い、これで引くとするか」
「おい待て」
フィヨルドが笑いながらマントを翻すと、その姿は次第薄れ消えていく。
「消えた……んじゃ」
「特殊スキルっすかね」
「フィーン」
足元でマロフィノが尻尾を下げて残念そうにうなだれる。
「あれは完全に敵だったぞ!怪我したらどうすんだお前はまったく」
私はしゃがみ込みマロフィノの体を揉みくちゃにした。
「フィーイ!フィフィフィーン!」
「あははは!今日は頑張ったな、良くやったぞマロフィノ」
「そうじゃな、最後は水を差されてしもうたが」
「【渡り鳥】の初クエストは大成功だぜ!」
『フィィィィウォォォォ!!』
フィヨルドという謎の女性の乱入を忘れるように歓喜の雄叫びを上げ私達はイザベルへの帰路へとつく。
のちに彼女の目的や素性が私達【渡り鳥】に大きく関わってくることになるなんて想像さえもしていなかった。
入手アイテム
ゴーレムアイアン×14
ゴーレムアイアン大×1
タタラ(Lv80)スキルメイカー
HP:421/2730 OP:141/1522
攻撃力:2893
守備力:1707
魔力:1299
素早さ:1912
技術:1287
運:129
マロフィノ(Lv49)
HP:435/890 OP:89/243
リアス・アーバン(Lv44)
HP:435/501 OP:166/424
「マロの方がレベルが上じゃと!?嘘じゃ!?嘘じゃよなタタラ」
「いや……残念ながら」
「フィーン!」
「嘘じゃぁぁぁぁ」
「グォォオオオオ!」
絨毯爆撃さながら、隙間なく連続で鋼の拳が地面を打ち付ける。
「フィン!」
振り下ろされた拳に素早く飛びつき、そのまま勢いで一気にアイアンゴーレムの体を駆け上り頭部にペチペチ攻撃を開始、それを嫌うアイアンゴーレムの攻撃の手が頭部のマロフィノを払うためにおさまる。
この隙を突いてアイアンゴーレムの左モモのヒビを狙い、片手剣スキル【断破】【剣破】激しく打ち付けられた刀身が鋼の塊を砕いた、だがメロンの網目模様のようなヒビを浮かび上がらせながらも塊としての形を保ったまま左モモとして機能し続ける。
そこから考察するに、アイアンゴーレムは磁力のようなものでくっつき合っているのではなく、目に見えない例えばオーラのようなもので17個の塊全てを包み人型を形成していると推測した。
「核を壊さないといくら塊を砕いても意味がないか」
本来ならこの巨体から核を探し出し破壊するなど至難の技だろうが、そこは我等がリーダーが解決してくれる。
「マロフィノ!コイツの核の魔石はそこか!?」
「フィン!フィンフィン!」
開戦当初からしつこくアイアンゴーレムの頭部を攻撃し続けていたのはそこに核があるのを察知してのことだったようだ、さすがはマロフィノである。
体を砕く攻撃もあるしウィークポイントはわかった、後は10m近い高さにあるあの頭部にどうやって近づくか……。
「リアス!【タワーオブバベル】をアイアンゴーレムから少しだけ離れた所に放ってくれ!」
「なっ!さてはおぬしまた階段にする気じゃな!?……仕方ないか……わかった任せるんじゃ」
リアスはしぶしぶ了承して魔法の準備を始める。私は足を止めたリアスに攻撃の手が及ばないようにアイアンゴーレムの注意を引くようにマロフィノと二人でしつこく攻撃し続ける。
「行くぞタタラ!土魔法【タワーオブバベル】」
地面が渦を巻きながら螺旋状に隆起を始め、巻き込まれないように注意しながら飛び乗り一気に上昇すると、ついにアイアンゴーレムの頭部と対面する。
赤い光が私を見つめた瞬間。
「お土産だ、受けとってくれ」
片手剣スキル【飛剣】腕を振るモーションに入った瞬間、マロフィノは私の後ろに素早く避難、1撃目を頭頂部に叩き込むも不発に終わった。
「くっ!まだ百発百中とはいかないか」
【飛剣】2撃目を放とうとした私をアイアンゴーレム振り払う腕が襲う。ダッキングで間一髪かわし素早く二撃目を打ち込む。不発。
3発、4発と打ち込んだところで「フィン!」と声が響いた瞬間、鋼の拳が側面から私を捉え、なんとか刀でガードしたもののその衝撃はすさまじく激しく吹き飛ばされその勢いで壁に打ち付けられ、地面に叩きつけられた。
「タタラ!」
起き上がることすらできず意識が飛びそうな激痛のなか、なんとか魔法ウインドウの中のハイパーヒールを探していると、地面を揺らしながら、鋼の巨人が私にとどめを刺そうと突撃してくる。その音に焦りながらウインドウをスクロールするが指が震え、目が霞み思うように選択することができない。
「土魔法【クイックサンド】」
前傾姿勢で走っていたアイアンゴーレムはリアスのクイックサンドに躓き、今日一番の爆音と砂塵を起こしながら大転倒した。このチャンスを逃すわけにはいかない。
気力を振り絞り上体を起こしながら、回復魔法【ヒール】【キュア】予定と違ったがなんとか体力を回復し、地面に横たわるアイアンゴーレムの頭部を狙い突撃をする。
這いつくばったままのアイアンゴーレムの腕が地面を削りながらピンボールの羽根のような動きで私を弾き飛ばそうとするが、飛び上がり回避。
「フィン!!」
着地にの第2撃目が待ち構えていたが、マロフィノの四足キックが炸裂してその腕をはじき返した。
私はアイアンゴーレムの頭部の前で立ち止まり刀を振り上げる、深く息をすい全神経を集中。
「片手剣スキル【飛剣】改め」
ゆっくりと力強く刀を振り下ろす。
「片手剣スキル【秘剣】」
刀が頭部に接触すると、耳鳴りのような甲高い音が響き、アイアンゴーレムの頭部にいくつもヒビが入りそこから赤い光が溢れ出し。
「グォォオオオオオォォ!!」
アイアンゴーレムが雄叫びを上げながらもの凄い勢いで起き上がり、頭を抱えるような動作を見せる。
「グォォ!!グォォオオ!!」
絶対許さない、とでも言いたげな唸り声をあげて地団駄を踏みながこちらを睨むが、もうすでに私の役割は終わっているのでその脅しには何の意味もない。
「フィン!!」
「グォォ?」
アイアンゴーレムが起き上がる瞬間にすでに肩に飛びついていたマロフィノは、勢いに乗って空中に飛び上がり天井を蹴りアイアンゴーレムの頭部に向かい急降下してきていた。
「決めるんじゃ!マロフィノ!!」
「行け!【飛びつきフミフミ】だ!!」
『フィィィィウォォォォ!!』
隕石のごとく落下したマロフィノの会心の一撃がアイアンゴーレムの頭部を打ち砕き、中から発光する迷宮核の魔石が姿を現した。
「マロフィノ!そいつを砕け!」
「フィッ!!」
次の瞬間マロフィノはアイアンゴーレムから飛び降りた。
「危なっ!」
私は地面スレスレでマロフィノをダイビングキャッチして不可解な行動を問い詰めようとしたが、アイアンゴーレムの肩に謎の人影を目撃する。
「なかなか良い魔石じゃないか……これなら……」
フード付きのマントで全身を覆い不気味なオーラを放つ人物がぶつぶつと何か呟いているが聞き取ることは出来ない。
「お前は誰だ!?」
私の問いに答えることなくフードマントはしゃがみ込み迷宮核の魔石をアイアンゴーレムから抜き取り、小ぶりの宝箱のようなものに収納すると、鋼の塊は力を失いガラガラと崩れ地面に突き刺さる。
魔石を引き抜いて保存するなんて可能なのか!?と驚きながらも、マロフィノを抱え落下してくる鋼の塊を回避して距離をとった。
立ち昇る砂塵の中からゆうゆうと立ち去ろうとするフードマントに再び問いかける。
「待て!お前は何者だ!?」
鑑定スキル【解析】
【 名前 】 ?
【 レベル 】 ?
解析で名前はおろかレベルすら知る事の出来ないなんて、ホントにお前は何者だよ。
「新参パーティーがここの攻略クエストに向かったと噂を聞いて念のため来てみたけど、まさか本当に攻略してしまうとはね。助かったよお疲れ様」
この声は女?フードの中で血のようなドス黒い赤い目がこちらを見つめる。
その目を睨むように見つめながら、私の中である推測が頭をよぎる。
「何者か知らないが、迷宮門の封印を解きイザベルに鉄鉱石を持ち込んだのはお前だな?」
「さぁ……どうだろうね……まぁそう睨むな今は敵対するつもりはない。それじゃあな」
「待つんじゃ!人の戦闘に横やりを入れておいて名乗りもせずに退散など、無礼にも程があるぞ」
私の後ろからリアスが声を荒げると、フードマントの雰囲気が一変した。
「エルフ!エルフが!?この私に?無礼だと!?ああ、いいさ名前くらい教えてやろう、私の名は【フィヨルド】貴様を殺す者の名だ」
リアスいうよりエルフという種族に対して激しい憎悪を放ち、突然、臨戦態勢を取ったフィヨルド。その闘気でマントがバタつき始めフードマントの中があらわになる。
美しく艶やかな褐色の肌、皮と金属製の胸当で豊満な胸を覆い、その他の装備はショートパンツと細身の剣とウエストポーチとロングブーツ……身長もなかなか高い。これは……かなりエロ
「痛ッダ!」
リアスのミドルキックが年末特番のタイキックさながら私のケツに突き刺さる。
「何鼻の下を伸ばしておるんじゃ!」
すみませんでした。確かにこの雰囲気はふざけているワケにはいかなそうだ。
「来い!ベルググ!」
剣を構え、こちらも二人で臨戦態勢に入る。……二人で?あれマロフィノ?って。
いつ間にかマロフィノはフィヨルドに詰め寄り足をクンクンしている。
「うおーーーいっ!」
「マロッ!何をしておる!?」
「フィーイッ?」
何が?じゃねぇって、敵だ敵だ!そういえばマロフィノさんは女性が好きだったなぁって、今はそれどころではないんですけど。
「クハハハハ!なんだこの犬は。興がさめてしまったぞ、まぁどのみち3対1では分が悪い、これで引くとするか」
「おい待て」
フィヨルドが笑いながらマントを翻すと、その姿は次第薄れ消えていく。
「消えた……んじゃ」
「特殊スキルっすかね」
「フィーン」
足元でマロフィノが尻尾を下げて残念そうにうなだれる。
「あれは完全に敵だったぞ!怪我したらどうすんだお前はまったく」
私はしゃがみ込みマロフィノの体を揉みくちゃにした。
「フィーイ!フィフィフィーン!」
「あははは!今日は頑張ったな、良くやったぞマロフィノ」
「そうじゃな、最後は水を差されてしもうたが」
「【渡り鳥】の初クエストは大成功だぜ!」
『フィィィィウォォォォ!!』
フィヨルドという謎の女性の乱入を忘れるように歓喜の雄叫びを上げ私達はイザベルへの帰路へとつく。
のちに彼女の目的や素性が私達【渡り鳥】に大きく関わってくることになるなんて想像さえもしていなかった。
入手アイテム
ゴーレムアイアン×14
ゴーレムアイアン大×1
タタラ(Lv80)スキルメイカー
HP:421/2730 OP:141/1522
攻撃力:2893
守備力:1707
魔力:1299
素早さ:1912
技術:1287
運:129
マロフィノ(Lv49)
HP:435/890 OP:89/243
リアス・アーバン(Lv44)
HP:435/501 OP:166/424
「マロの方がレベルが上じゃと!?嘘じゃ!?嘘じゃよなタタラ」
「いや……残念ながら」
「フィーン!」
「嘘じゃぁぁぁぁ」
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