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ギルドに着いてすぐにギルドマスターの部屋のさらに奥にある会議室のような部屋に案内された。
青年は扉を開けて私達を中に誘導すると、自分は入らずそのまま扉を閉めどこかに立ち去る。誘導されるまま中に入ったはいいが、もうすでに私は青年と一緒に立ち去っておけば良かったと後悔している。
「遅い!舐めてんのかお前ら!」
「明日来いと言ったのはおぬしじゃぞ!エヴァッ!」
中央に設置された円卓を囲み7人の様々種族の人が私達を待っていて、扉の正面に鎮座しているエヴァさんが声を荒げ、リアスが応戦しているがエヴァさんの横のセリカさんが座るように合図してくれたのでマロフィノを抱きかかえて椅子に腰掛ける。ふわふわのマロフィノが温かくてちょっと気分が落ち着いた頃、ぶつぶつと文句を言いながらリアスも着席した。
「で?イザベルギルドの主要メンバーが何のようじゃ?」
左から……知らない。イーグルさん。セリカさん。エヴァさん。スカイさん!?。知らない。
「初対面のヤツもいるだろうから簡単に紹介をしよう。まずは、イザベルギルド営業部責任者【ダット・サントラ】。次はイザベル唯一のSランク冒険者【イーグル・コロナ】。総務兼受付【セリカ】。冒険者組合組合長【スカイ・クローラー】。最後に会計責任者【サニー・ラティオ】」
全員で会釈をする(エヴァさん以外)。
「この7人で今回の【渡り鳥】のクエスト及び魔獣討伐の報告の件について話し合った結果。異例ではあるがリアス、マロフィノはレベル75に達した段階で冒険者ランクをAにすることが決まった」
「マジっすか!すげぇじゃないっすか!やったなマロフィノ!リア……ス?」
せっかくの朗報だというのリアスはどこか、うかない表情をしている。
「どうしました?」
「なんでもないんじゃ」
机を叩いた音が響き、ビクッとなりながら正面を見るとエヴァさんの右手と机の間に封筒のようなものが見えた。
「問題はお前だ、タタラ」
「はひ?」
ほーらね、やっぱりね。わかっちゃいたけどね。怒られるんでしょ?どうせさ、覚悟はしてたからいいですけどね。理由は何かなぁ、例えばワームロワは実は土地の守り神的な倒したらいけなかった的な?それともダンジョンボス討伐を強行したのがダメとかですか?もうなんでも勝手に怒ってください。
「タタラは今からAランクに昇格。そして……」
そして?
「ギルド連盟にSランクの素養有りと推薦をすることが決定した。これがその推薦状だ」
なっ!
「んん!?」
「じゃ!?」
「フィ?」
「なんですと!!?」
「なんじゃって!!?」
「フィ?」
突然の好待遇に私達は思わず立ち上がり叫んでしまった。
「推薦状を出すだけで、どういう決断になるかは連盟本部次第だが、私が押すんだからほぼ決まりで間違いないだろう」
【AQURIS online】に費やしたあの膨大な時間は決して無駄ではなかった。
正直、Sランクというのがどれほ凄いことなのかピンときてはいけないが、世界に100人ちょっとしかいない、ということなのでかなりの偉業を達成した気分になり、不思議とテンションが上がってきている。
「1か月未満の新人達が初クエストでここまでのランクアップを果たすのは、前代未聞だ。これからもお前達の活躍を期待しているぞ」
『はい!』
「よし、じゃあ今からランクアップ祝いだ!!」
「ここでっすか!?」
「異例の措置だから、まだ外に情報をもらせないからここでやるしかないだろう」
「それは本当か!?」
突然リアスが嬉しそうに目を輝かせ出した。
「なんだお嬢」
「本当に今はまだここだけの話なのか?」
エヴァさんは優しい表情でリアスに歩み寄りポンポンと頭を撫でる。
「お嬢にはまだ働いてもらわなきゃ困るからな、アルフィムに連絡なんてしないさ」
「そうじゃのう、右も左も分からんこやつ等にはまだ妾がおらんといけないからのう」
リアスは嬉しそうな表情をしているが、何が嬉しくて何が不満だったのかさっぱりわからない。女って不思議だ、なんて思っている後ろからスカイさんが突然。
「お前さんと離れたくないってよ」
「へ?いやっそんなバカなっ」
一気に顔が赤くなり茹でダコのようになった私を見てスカイさんは「じょーだん!じょーだん!」と笑いながら背中を叩く。
私はふと冷静になって思う。そうか、リアスはAランクになったらアルフィムに帰ってしまうのか……。
まぁ今すぐどうこうってワケではないし、目的を達成するめどがついたので喜ばしいことじゃないか。
「おいタタラ!スカイ!お前らも宴会の準備手伝え!」
『はい!マスター!』
何か大事なことを言い忘れているような気がしながら、次から次へと運ばれてくる出前を円卓に並べる。
うーんっと。なんだっけか……。
青年は扉を開けて私達を中に誘導すると、自分は入らずそのまま扉を閉めどこかに立ち去る。誘導されるまま中に入ったはいいが、もうすでに私は青年と一緒に立ち去っておけば良かったと後悔している。
「遅い!舐めてんのかお前ら!」
「明日来いと言ったのはおぬしじゃぞ!エヴァッ!」
中央に設置された円卓を囲み7人の様々種族の人が私達を待っていて、扉の正面に鎮座しているエヴァさんが声を荒げ、リアスが応戦しているがエヴァさんの横のセリカさんが座るように合図してくれたのでマロフィノを抱きかかえて椅子に腰掛ける。ふわふわのマロフィノが温かくてちょっと気分が落ち着いた頃、ぶつぶつと文句を言いながらリアスも着席した。
「で?イザベルギルドの主要メンバーが何のようじゃ?」
左から……知らない。イーグルさん。セリカさん。エヴァさん。スカイさん!?。知らない。
「初対面のヤツもいるだろうから簡単に紹介をしよう。まずは、イザベルギルド営業部責任者【ダット・サントラ】。次はイザベル唯一のSランク冒険者【イーグル・コロナ】。総務兼受付【セリカ】。冒険者組合組合長【スカイ・クローラー】。最後に会計責任者【サニー・ラティオ】」
全員で会釈をする(エヴァさん以外)。
「この7人で今回の【渡り鳥】のクエスト及び魔獣討伐の報告の件について話し合った結果。異例ではあるがリアス、マロフィノはレベル75に達した段階で冒険者ランクをAにすることが決まった」
「マジっすか!すげぇじゃないっすか!やったなマロフィノ!リア……ス?」
せっかくの朗報だというのリアスはどこか、うかない表情をしている。
「どうしました?」
「なんでもないんじゃ」
机を叩いた音が響き、ビクッとなりながら正面を見るとエヴァさんの右手と机の間に封筒のようなものが見えた。
「問題はお前だ、タタラ」
「はひ?」
ほーらね、やっぱりね。わかっちゃいたけどね。怒られるんでしょ?どうせさ、覚悟はしてたからいいですけどね。理由は何かなぁ、例えばワームロワは実は土地の守り神的な倒したらいけなかった的な?それともダンジョンボス討伐を強行したのがダメとかですか?もうなんでも勝手に怒ってください。
「タタラは今からAランクに昇格。そして……」
そして?
「ギルド連盟にSランクの素養有りと推薦をすることが決定した。これがその推薦状だ」
なっ!
「んん!?」
「じゃ!?」
「フィ?」
「なんですと!!?」
「なんじゃって!!?」
「フィ?」
突然の好待遇に私達は思わず立ち上がり叫んでしまった。
「推薦状を出すだけで、どういう決断になるかは連盟本部次第だが、私が押すんだからほぼ決まりで間違いないだろう」
【AQURIS online】に費やしたあの膨大な時間は決して無駄ではなかった。
正直、Sランクというのがどれほ凄いことなのかピンときてはいけないが、世界に100人ちょっとしかいない、ということなのでかなりの偉業を達成した気分になり、不思議とテンションが上がってきている。
「1か月未満の新人達が初クエストでここまでのランクアップを果たすのは、前代未聞だ。これからもお前達の活躍を期待しているぞ」
『はい!』
「よし、じゃあ今からランクアップ祝いだ!!」
「ここでっすか!?」
「異例の措置だから、まだ外に情報をもらせないからここでやるしかないだろう」
「それは本当か!?」
突然リアスが嬉しそうに目を輝かせ出した。
「なんだお嬢」
「本当に今はまだここだけの話なのか?」
エヴァさんは優しい表情でリアスに歩み寄りポンポンと頭を撫でる。
「お嬢にはまだ働いてもらわなきゃ困るからな、アルフィムに連絡なんてしないさ」
「そうじゃのう、右も左も分からんこやつ等にはまだ妾がおらんといけないからのう」
リアスは嬉しそうな表情をしているが、何が嬉しくて何が不満だったのかさっぱりわからない。女って不思議だ、なんて思っている後ろからスカイさんが突然。
「お前さんと離れたくないってよ」
「へ?いやっそんなバカなっ」
一気に顔が赤くなり茹でダコのようになった私を見てスカイさんは「じょーだん!じょーだん!」と笑いながら背中を叩く。
私はふと冷静になって思う。そうか、リアスはAランクになったらアルフィムに帰ってしまうのか……。
まぁ今すぐどうこうってワケではないし、目的を達成するめどがついたので喜ばしいことじゃないか。
「おいタタラ!スカイ!お前らも宴会の準備手伝え!」
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うーんっと。なんだっけか……。
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