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アガルタの試練(2)
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表皮が溶けて筋組織が露出したような顔でギョロギョロと動く眼球、肩より低い位置で前に突き出した両腕。
私が不用意に解き放ってしまった魔獣【マングローラー】は、はっきり言ってゾンビである。
「タタラどうするんじゃ、動きこそ遅いがかなり強そうじゃぞ」
リアスの言う通りマングローラーのレベルは280越え……強そうというか、強敵確定であるが、動きが遅いならなんとかならなくもないのだが……。
この洞窟のような天井に覆われた地形では最大火力の雷魔法【サンダー】が使えないのが悩みどころでだ。
「とりあえず動き回りながら一体づつ倒していくしかないんですが……」
動き回りながらスピードで敵を撹乱してHPを削っていく作戦はかなりの集中力が必要だ、しかし、断続的に響くマングローラーの『助ケテェェ』という鳴き声はかなり耳障りで、集中を削がれてしまう。
「少し黙ってろっ!!」
私は意を決して一番近くのマングローラーに突撃し、右手の剣で斬りつける。
「痛ダァァアアィィィ!!助ケテェェ!!殺サナイデェェエエエエエエ!!」
「!!」
共鳴したように他のマングローラーも同じように叫び始め、その声の大きさに思わず剣を握ったまま耳を塞いでしまったのだが、次の瞬間、まるでハンマーで殴られたような衝撃が私の腹部を襲い。
「グハッ……」
マングローラーの突き出した拳で、リアス達のいる後方まで吹き飛ばされてしまった。
『助ケテェェェエエエエエエ!!殺サナイデェェエエエエエエ!!』
なんなんだよコイツら、少しは黙ってろっつーの!!つーか痛てぇし。
「タタラ大丈夫か?妾はなんかアイツらと戦うの……嫌じゃ……」
マングローラーの異様な出で立ちと行動にリアスは耳を塞ぎ半べそをかいていた。
マロフィノはその足元で頭を隠し丸くなりガクブル状態……って、おい。
だが、確かにアイツらと戦うのはなんだか気が引けるというか、嫌な気分になる。
今の一瞬の攻防でさえそうなのだから、決着まで戦っては何か抱えてはいけないダメージを抱えてしまいそうで恐い。
「……よし、決めました。行きましょう」
「嫌じゃ!妾は体すくんでしまって思うように動けん」
「俺もアイツらと戦うのはなんか嫌です!幸い動きは遅いのでここは」
そう言いながら剣を鞘に納め、震えてるマロフィノを頭に乗せリアスをお姫様抱っこした。
「無視して下層へ降ります!!」
「なっ!!本気で言っておるのか!?会長からの依頼は!?」
「10階以上まで行って来いと言われただけで、10階のボスを倒して来いとは言われてません。後は戻れば依頼達成なんですが9階層は時間ギリギリまで滞在してしまったので、時間はかかるかもしれませんが倒せそうなボスが出るまで下層に進みましょう」
リアスは呆気にとられたような表情で黙ってしまったが代わりにパーティーリーダーが。
「フィン!!」
これで多数決では決定したわけだが。
「そうじゃな!あんなのと戦っては夢に見そうじゃ!よし!タタラ無視して階段へ行くんじゃ!!」
「了解!!マロフィノ案内よろしく!!」
「フィン!!」
やることが決まれば行動が早いのが我等【渡り鳥】盗賊スキル【脱兎】。
「行きますよ!!」
『フィィィィウォォォォ!!』
不快な叫び声をあげる魔獣の群れの横を全速力で走り抜けると、叫び声が少し戸惑ったような声色に変わったのを聞きながら振り向くことなく走り続けた。
マロフィノナビが発見した下層へ続く階段の入り口に飛び込むように進入して【脱兎】が切れるまで駆け下りながら思った。
さっきはこれで良いと言ったけど、これで本当に良いよね?この依頼……。
こうして私達【渡り鳥】はアガルタをさらに潜航して行くことになった。
タタラ(Lv50)スキルメイカー
HP:2508/3391 OP:1688/1754
右手: ウインドソード
左手: マン・ゴーシュ
体: マスタングジャケット
体下: シュバルツデニム
腕: シュバルツグローブ
足: シュバルツウィングチップ
マロフィノ(Lv42)
HP:865/869 OP:253/253
首: レッドチョーカー
体: マスタングベスト
リアス・アーバン(Lv40)
HP:548/550 OP:494/501
右手: 退魔の短剣
左手: ヨルズ・ステッキ
体: アダマンプレートミーノーワンピース
腕: 魔力のブレスレット
足: ミーノーブーティー
私が不用意に解き放ってしまった魔獣【マングローラー】は、はっきり言ってゾンビである。
「タタラどうするんじゃ、動きこそ遅いがかなり強そうじゃぞ」
リアスの言う通りマングローラーのレベルは280越え……強そうというか、強敵確定であるが、動きが遅いならなんとかならなくもないのだが……。
この洞窟のような天井に覆われた地形では最大火力の雷魔法【サンダー】が使えないのが悩みどころでだ。
「とりあえず動き回りながら一体づつ倒していくしかないんですが……」
動き回りながらスピードで敵を撹乱してHPを削っていく作戦はかなりの集中力が必要だ、しかし、断続的に響くマングローラーの『助ケテェェ』という鳴き声はかなり耳障りで、集中を削がれてしまう。
「少し黙ってろっ!!」
私は意を決して一番近くのマングローラーに突撃し、右手の剣で斬りつける。
「痛ダァァアアィィィ!!助ケテェェ!!殺サナイデェェエエエエエエ!!」
「!!」
共鳴したように他のマングローラーも同じように叫び始め、その声の大きさに思わず剣を握ったまま耳を塞いでしまったのだが、次の瞬間、まるでハンマーで殴られたような衝撃が私の腹部を襲い。
「グハッ……」
マングローラーの突き出した拳で、リアス達のいる後方まで吹き飛ばされてしまった。
『助ケテェェェエエエエエエ!!殺サナイデェェエエエエエエ!!』
なんなんだよコイツら、少しは黙ってろっつーの!!つーか痛てぇし。
「タタラ大丈夫か?妾はなんかアイツらと戦うの……嫌じゃ……」
マングローラーの異様な出で立ちと行動にリアスは耳を塞ぎ半べそをかいていた。
マロフィノはその足元で頭を隠し丸くなりガクブル状態……って、おい。
だが、確かにアイツらと戦うのはなんだか気が引けるというか、嫌な気分になる。
今の一瞬の攻防でさえそうなのだから、決着まで戦っては何か抱えてはいけないダメージを抱えてしまいそうで恐い。
「……よし、決めました。行きましょう」
「嫌じゃ!妾は体すくんでしまって思うように動けん」
「俺もアイツらと戦うのはなんか嫌です!幸い動きは遅いのでここは」
そう言いながら剣を鞘に納め、震えてるマロフィノを頭に乗せリアスをお姫様抱っこした。
「無視して下層へ降ります!!」
「なっ!!本気で言っておるのか!?会長からの依頼は!?」
「10階以上まで行って来いと言われただけで、10階のボスを倒して来いとは言われてません。後は戻れば依頼達成なんですが9階層は時間ギリギリまで滞在してしまったので、時間はかかるかもしれませんが倒せそうなボスが出るまで下層に進みましょう」
リアスは呆気にとられたような表情で黙ってしまったが代わりにパーティーリーダーが。
「フィン!!」
これで多数決では決定したわけだが。
「そうじゃな!あんなのと戦っては夢に見そうじゃ!よし!タタラ無視して階段へ行くんじゃ!!」
「了解!!マロフィノ案内よろしく!!」
「フィン!!」
やることが決まれば行動が早いのが我等【渡り鳥】盗賊スキル【脱兎】。
「行きますよ!!」
『フィィィィウォォォォ!!』
不快な叫び声をあげる魔獣の群れの横を全速力で走り抜けると、叫び声が少し戸惑ったような声色に変わったのを聞きながら振り向くことなく走り続けた。
マロフィノナビが発見した下層へ続く階段の入り口に飛び込むように進入して【脱兎】が切れるまで駆け下りながら思った。
さっきはこれで良いと言ったけど、これで本当に良いよね?この依頼……。
こうして私達【渡り鳥】はアガルタをさらに潜航して行くことになった。
タタラ(Lv50)スキルメイカー
HP:2508/3391 OP:1688/1754
右手: ウインドソード
左手: マン・ゴーシュ
体: マスタングジャケット
体下: シュバルツデニム
腕: シュバルツグローブ
足: シュバルツウィングチップ
マロフィノ(Lv42)
HP:865/869 OP:253/253
首: レッドチョーカー
体: マスタングベスト
リアス・アーバン(Lv40)
HP:548/550 OP:494/501
右手: 退魔の短剣
左手: ヨルズ・ステッキ
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