再び朝鮮に生まれ変わり、今度は皇后となりました。

ぅ→。

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第1子懐妊

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「キム尚宮、病院に行く」
「はい?どこか具合でも悪いのですか?」
「具合は悪くない」

尚宮と女官たちを連れて皇宮にある病院に向かった。

私の予想は当たっており、妊娠していた。3ヶ月目になる。直ぐに殿下はもちろんのこと、皇帝、皇太后、皇后に報告してもらう。

自分の宮に戻ると殿下がいた。

「太子嬪!」

殿下は私に近寄ると抱きしめてくる。

「よくやった!これほど嬉しいことはない!」
「はい。あとはこの子が皇子であることを祈るばかりです」
公主コンジュでもよい!そなたの子なら可愛いに決まってるからな」

公主とは正室が産んだ姫のことで、側室が産んだ姫は翁主オンジュと呼ばれる。

殿下は姫でも良いと言うが、皇后のことを考えれば皇子のほうが安心できる。まあ、元気に生まれてきてくれるならば、私的にはどちらでもいいけど。

殿下の過保護か発揮され、私は布団でぐるぐる巻きにされた。

「……殿下」
「よいか?最低でも安定期に入るまでは動くでは無い。どこに危険があるか分からないから皇太后様にも母上オマママにも挨拶はしなくてよい。私から言っておく」
「そういうわけには……」

妊娠は病気ではないのだから……。

それでも殿下は頑なで、私の方が折れる形になった。尚宮たちにも私が部屋から出ないように申し付けてから、執務に戻って行った。

その後に皇太后がやってくる。

「太子嬪、よくぞやった!」
「ありがとうございます」
「後はその子が男児あれば尚のこと良い」

やはり皇子が求められるね。こればっかりは皇室に嫁いだのだから、仕方ない。

「ところで、その格好はなんなんなのだ?」

ぐるぐる巻きの私を見て言った。

「殿下が心配されまして……」
「太子にとっては初めての子だからな」

確かに殿下にとっては初めてかもしれないが、前世の記憶を持ってるわけだし、その意味では経験してるわけ。それなのに、行き過ぎだよ。そんなことは皇太后には言えないので苦笑した。

皇太后と話してると皇帝までやってくる。

「太子嬪、必ず男児を産むのだぞ」

皇帝までそう言ってきた。

「この子が男児であれば余は退位できる」

それほど譲位したいのか。どれほど、大変なのだろうか。連合国側からも同盟国側も軍事同盟を求められてるらしいから、それを退けるのは容易なことではないのだろうな。だからこそ、いっその事、鎖国するかなんて話も出てるのだ。鎖国して困ることと言えば、この地では取れない食材が出に入らないことくらいだ。問題は砂糖だね。原材料を輸入に頼ってるから、そこを何とかしないと民からも不満の声があがる。でも、これも魔石を使えば解決できる。砂糖に適した土地でなくても魔石を埋めておくことで生産可能だ。この事を殿下に提案してみるのもいいかもしれない。

陛下、皇太后とお祝いに来てくれたが皇后は来なかった。初日の挨拶以来、1度も顔を合わしたことがない。
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