再び朝鮮に生まれ変わり、今度は皇后となりました。

ぅ→。

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参戦

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私の元にありえない報告がされた。

「ドイツに宣戦布告された?」
「はい」

中華民国を植民地にした青島は既に日本が占領したよね?他のアジアの植民地も日本が占領したはず。どこから攻めてくるというの?

私にはドイツの考えが分からなかった。

しかし、これを機に連合国側が味方になるように言ってくる可能性は高いだろう。

私がひとり考えてると殿下がやってきた。

「聞いたか?」
「ドイツのことなら」
「太子嬪はどう考える?」
「迎え討つのは当然かと。ただ、それで連合国側に付くのかどうかは殿下たちの判断に任せます」
「これを機に我が国の力を1度世界にみせようかと思ってる」

殿下は参戦するつもりのようだ。

「遠く離れた場所でも短時間で攻撃できるとなれば世界は驚くでしょう。それと共に脅威になるとも思われますが」

すぐさまイギリスに参戦することを伝え連合国側での戦争になった。勝利した場合の条件は賠償金しか求めなかった。領土はいいのかと聞かれたが、これは断った。何故ならば結界の魔道具を張り直すのが大変だからだ。私の力を知ってるのは殿下のみ。私がやれば一瞬だが、陛下や殿下でやるとしたら、それはそれは時間もかかるし体力も使う。そんなことをしていたら政が疎かになってしまうのだ。殿下には私がやろうか?と提案してみたが、私が妊娠中であり、私の力ばっかりを頼るのは良くないと言われた。

こうして朝鮮は世界大戦に参加することになった。

参加を決めた翌日には戦闘機、潜水艦、戦艦が防衛分を残して全部の出動になる。

だが、問題もあった。それがロシアだ。朝鮮とロシアは仲が良くない。未だにロシアは朝鮮の地を狙ってる。それなのに同じ連合国側としての参戦だ。不安があるといえばあるし、民もそこを不満に思ってる者も多い。そのためイギリスにはフランスとかには物資援助はするけど、ロシアにはしないという条件を認めてもらった。

物資援助をしないということに怒ったのか、今なら領土を狙える思ったのか分からないが、ロシアは戦争を離脱し、朝鮮に宣戦布告してきた。ロシアは陸地、海地と朝鮮を挟む形で攻撃してきた。それでも残ってる軍隊で斬滅可能だった。

ロシアとの戦争は1日もかからず終わり、こちらの被害はなかった。また賠償を求めたがロシアは無視を決め込んだ。これに対してロシアを攻めるべきだと両班からも民からも出てきた。1度、火が付いてしまえば収まらないのが朝鮮人だ。

そのため急遽、軍事拡大のための作業が行われる。費用も莫大となり税金が上がった。だけど、これに怒る民はいない。逆に意欲的に税を払ってる。

どこにそんな力があるのだ?と思うほどのスピードで戦闘機などが出来上がっていく。ロシアには、それほど余力が残ってないと思うのに過剰というまでの武器が仕上がっていった。また困るほどの志願兵が多い。

そして2度目の朝露戦争が始まった。と言っても一方的な虐殺だ。虐殺と言っても倒すのはロシア兵のみ関係のない民間人や無理矢理徴兵されてる兵はひとりも殺さなかった。これも武器の性能。武器に追尾機能がありロシア兵のみを標的に出来る。それに気が付いたロシア兵は民間人になりすますが1度標的にされれば、的中するまで追い続ける。降参したロシア兵以外は倒していった。ロシアは為す術なく降参してきた。そしてこちらの条約をのませた。勿論、賠償金だけではない。土地はいらないが、貿易などに関していくつかの条約をのませた。勿論、朝鮮がかなり有利なる条約だ。
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