29 / 56
ダンジョンにつき
しおりを挟む
「それじゃあいくか」
「よっしゃあぁぁ!!」
ダックスさんの一声にクラン一同が元気を吹き返す。
ポータルに入ると、そこは過去に一度も見たことない住宅街の様なポータルだ。しかもトラスト区と同じ様な街並みが、広がっている。こんなのは初めてだった。少しこんな所で暴れてしまうとなると少し気が引けてしまうが、仕方のないことだ。
「全然現れませんね。本当にAポータルですか?」
ハンスさんがダックスさんに話しかけるが、
「気を抜くなよ 一気に崩されるかもしれないからな」
「うっ、はっはい」
ハンスさん以外にも先輩、マーレンも返事をしている。この2人も全然現れないモンスターに余裕があったのだろう。そこで大人しい声でダックスさんが皆んなの雰囲気を引き締める。
「出てきたぞ!ハイオークだ」
グオォォォッ
斧を持った典型的なモンスターそれを俺たちは完璧な連携プレーによりノーダメージでハイオーク5体を撃破した。こんなに低レベルならあっさりクリアができそうだ。
キィィィィィ
順調にモンスターを倒していく時間にも余裕があったこともあってか、全員行動で前に進んでいく。しかし
「俺とロンは2人でここを右に曲がって進もうと思います。俺たちもしっかり気を引き締めて行きます。危険に感じたら
すぐに遠隔同調で知らせるので、」
「そうか、じゃあ行ってこい。気をつけてな!」
「はい!」
「へい」
ハンスさんが話を切り出してダックスさんが了承する。2人が右に曲がっていく。その2人の姿は、カッコ良かった。俺にはそんなことはできない。
今日の俺は、いつになく不調だ。体の気分が悪いとかそんなのではない。
それは俺の住んでいる街だからここで攻撃をして街が崩れてしまうのが怖いのか?
それとも、まだ俺は変われてなかったのか?
まだここには何か恐ろしい空気がする。
それは俺にだけ感じ取れていた。
「あ、」
「どうした?アルバード!何があった?」
この場に初めからおらず、1人単独行動を決め込んでいるアルバードが、ポータルに入り初めて喋る。
本当にこいつは自己中な奴だ。俺も含め、誰もあいつの思考を理解できる奴はいない。今日初めて同じ任務を行なっているし。
「恐らく俺の所にボスがいます」
「何!?それはどこだ?俺たちもすぐに向かうぞ教えろ!」
「どこだ?アルバード君!」
ダックスさんとハンスさんの2人が、声を上げてボスらしきモンスターの居場所を聞くも
「あんたらがいなくても俺1人で十分なんで、周りの雑魚でも狩っといて」
「なっ、」
アルバードは年上に対する口の書き方がなっていない。今このポータルにいるすべての隊員の中で1番ランクが高い。
しかしダックスさんもハンスも先輩だって数年前に比べれば、アルバードにレベルは近づいている。
「アルバード ランク 上位
ダックス ランク 8320pt
ラン ランク 7990pt
ハンス ランク 5100pt 」
この3人は間違いなく成長している。能力も精神的にも、それに対し、アルバードは元々の魔力量の多さとセンスに頼っていて、成長がほぼない。それでもこの人達より強いし、ランクがそれを表してる。
だから何も言い返せなかった。
「ダックスさん目の前!避けて!」
先輩が急に大声を出す。
ドゴォン
先輩の声が少し遅かったら危なかった。
「ラン、助かった」
「いえいえ、」
先輩も褒められるのは慣れていないのか?少しダックスさんに褒められている時、タジタジになる時がある。
「しかしこんな Aランクに光神竜《小型タイプ》がいるなんてな」
「ついてますね俺たちしっかりこいつはアルバードがボスを倒し前に倒しましょうね」
こいつはレアモンスター光神竜と言うドラゴンでサイズは小、中、大、特大、???、の5種類がいる。大型タイプまではレアモンスター扱いされどのポータルにも存在はする。レベルで言うとB下位~S下位でそこまでの脅威でもなく、レアなアイテムの黄金の爪、鱗が入手でき、このアイテムを求める人が世界に多くいる。
「ラッキーですね。」
と言ったのと同時に飛び上がって空にいる光神竜に斬りかかる。
「斬風刃」
風属性魔法をうまく扱い、斬撃を飛ばして攻撃するも流石に当たらない。逃げ回っている。
「斬風刃 斬風刃」
「くそっ」
空を飛び続ける光神竜を倒せるのは先輩か俺しかいない。
しかし俺の攻撃自体に遠距離の高火力攻撃は《破壊する氷》しかなく、さらに当てにくい欠点もある。
「フィル頼むランを援護してくれ」
「は、はい」
俺もやらなきゃいけないことくらい分かってる。でも俺にできるのか、もし先輩に当たってしまったら。死んでしまわないだろうか、街を壊してしまわないか、仮想のトラスト区なのに俺は戸惑いで攻撃が放てない。
「速く援護をしろ!」
やってやる!俺も腹を括らないと行けない。
「よっしゃあぁぁ!!」
ダックスさんの一声にクラン一同が元気を吹き返す。
ポータルに入ると、そこは過去に一度も見たことない住宅街の様なポータルだ。しかもトラスト区と同じ様な街並みが、広がっている。こんなのは初めてだった。少しこんな所で暴れてしまうとなると少し気が引けてしまうが、仕方のないことだ。
「全然現れませんね。本当にAポータルですか?」
ハンスさんがダックスさんに話しかけるが、
「気を抜くなよ 一気に崩されるかもしれないからな」
「うっ、はっはい」
ハンスさん以外にも先輩、マーレンも返事をしている。この2人も全然現れないモンスターに余裕があったのだろう。そこで大人しい声でダックスさんが皆んなの雰囲気を引き締める。
「出てきたぞ!ハイオークだ」
グオォォォッ
斧を持った典型的なモンスターそれを俺たちは完璧な連携プレーによりノーダメージでハイオーク5体を撃破した。こんなに低レベルならあっさりクリアができそうだ。
キィィィィィ
順調にモンスターを倒していく時間にも余裕があったこともあってか、全員行動で前に進んでいく。しかし
「俺とロンは2人でここを右に曲がって進もうと思います。俺たちもしっかり気を引き締めて行きます。危険に感じたら
すぐに遠隔同調で知らせるので、」
「そうか、じゃあ行ってこい。気をつけてな!」
「はい!」
「へい」
ハンスさんが話を切り出してダックスさんが了承する。2人が右に曲がっていく。その2人の姿は、カッコ良かった。俺にはそんなことはできない。
今日の俺は、いつになく不調だ。体の気分が悪いとかそんなのではない。
それは俺の住んでいる街だからここで攻撃をして街が崩れてしまうのが怖いのか?
それとも、まだ俺は変われてなかったのか?
まだここには何か恐ろしい空気がする。
それは俺にだけ感じ取れていた。
「あ、」
「どうした?アルバード!何があった?」
この場に初めからおらず、1人単独行動を決め込んでいるアルバードが、ポータルに入り初めて喋る。
本当にこいつは自己中な奴だ。俺も含め、誰もあいつの思考を理解できる奴はいない。今日初めて同じ任務を行なっているし。
「恐らく俺の所にボスがいます」
「何!?それはどこだ?俺たちもすぐに向かうぞ教えろ!」
「どこだ?アルバード君!」
ダックスさんとハンスさんの2人が、声を上げてボスらしきモンスターの居場所を聞くも
「あんたらがいなくても俺1人で十分なんで、周りの雑魚でも狩っといて」
「なっ、」
アルバードは年上に対する口の書き方がなっていない。今このポータルにいるすべての隊員の中で1番ランクが高い。
しかしダックスさんもハンスも先輩だって数年前に比べれば、アルバードにレベルは近づいている。
「アルバード ランク 上位
ダックス ランク 8320pt
ラン ランク 7990pt
ハンス ランク 5100pt 」
この3人は間違いなく成長している。能力も精神的にも、それに対し、アルバードは元々の魔力量の多さとセンスに頼っていて、成長がほぼない。それでもこの人達より強いし、ランクがそれを表してる。
だから何も言い返せなかった。
「ダックスさん目の前!避けて!」
先輩が急に大声を出す。
ドゴォン
先輩の声が少し遅かったら危なかった。
「ラン、助かった」
「いえいえ、」
先輩も褒められるのは慣れていないのか?少しダックスさんに褒められている時、タジタジになる時がある。
「しかしこんな Aランクに光神竜《小型タイプ》がいるなんてな」
「ついてますね俺たちしっかりこいつはアルバードがボスを倒し前に倒しましょうね」
こいつはレアモンスター光神竜と言うドラゴンでサイズは小、中、大、特大、???、の5種類がいる。大型タイプまではレアモンスター扱いされどのポータルにも存在はする。レベルで言うとB下位~S下位でそこまでの脅威でもなく、レアなアイテムの黄金の爪、鱗が入手でき、このアイテムを求める人が世界に多くいる。
「ラッキーですね。」
と言ったのと同時に飛び上がって空にいる光神竜に斬りかかる。
「斬風刃」
風属性魔法をうまく扱い、斬撃を飛ばして攻撃するも流石に当たらない。逃げ回っている。
「斬風刃 斬風刃」
「くそっ」
空を飛び続ける光神竜を倒せるのは先輩か俺しかいない。
しかし俺の攻撃自体に遠距離の高火力攻撃は《破壊する氷》しかなく、さらに当てにくい欠点もある。
「フィル頼むランを援護してくれ」
「は、はい」
俺もやらなきゃいけないことくらい分かってる。でも俺にできるのか、もし先輩に当たってしまったら。死んでしまわないだろうか、街を壊してしまわないか、仮想のトラスト区なのに俺は戸惑いで攻撃が放てない。
「速く援護をしろ!」
やってやる!俺も腹を括らないと行けない。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる