異世界最強の俺 〜生まれ変わった俺が世界を変える〜

霜月優

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終わりの終わりと始まり

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初任務から2年が経った。

 DAクランのメンバーも各々が分散され沢山のポータルに入り功績を上げてきた。初めはいた最弱都市のクランと言う偏見も、気付いたらそんな人間もいなくなっていた。


「おーいこれ見てくれ」
 ダックスさんが走ってこっちに来る。


 何だ?と、思いつつ携帯を覗くと、、我らのクランに遂にクランメンバーのみでの任務が提示された。
 俺の父さんが俺たちの為に任務のポータルを落としてくれたのだそう。

───
  場所   トラスト区北部
  人数   3人以上
  危険度  Aランク
  クエストリーダー ???
───

 「遂に来たな、俺たちも自分達だけで行ける日が!」

 とリューにダックスが嬉しそうに話しかける。

 やはり今回の任務はそれ程ダックスさんにとっては一つの目標でもあったんだろう。
 しかし兄さんはこの日の一週間前の日に、選抜特別部隊で、難易度SSダブルエス(極めて危険)な任務が入っていて長期に及ぶとされている。

 クランの事は常に最優先されるが、選抜特別部隊の任務については例外だ。簡単に代わりの聞く隊員などいないから何よりも優先されキャンセルは出来ない。

「悪い…俺も初めての全員での任務に行きたいだから参加の名前だけ書いといてくれ、特別部隊の方はすぐに終わらて絶対に間に合わせるから!」

 悲しそうではあるが兄さんは前を向いていた。

「大丈夫だ。お前はお前の仕事をするんだ。俺達を信頼してくれ」

 そう言うダックスさんは少し悲しそうだった。恐らくこの目標は兄さんと二人で決めた目標だったからだ。

「任務に私情はいけませんよダックスさんリューさん」
「そうですね俺達の本来すべき事は世界を守る事ですから」

 ハンスさんが二人の空間に割り込んで話す。
 実際ハンスさんの言っている事が1番正しいのは間違いない。だから先輩もハンスさんに加わっている。
 その状況をマーレンさんはニコニコと笑顔で見ている。まるでこの雰囲気を楽しむかのように、
 ロンは大人しく、何も言わない。
 アルバードはまずこの場にいない。

「そ、そうだな」

 とダックスが少し重い空気を変えようとする。

「よしじゃあ俺がいなくてもいいように今日明日は特訓だ!」

「「よっしゃあ!!」」

 みんなが一つになった。兄さんだけは違う所に行くけど、それでも同じ事を考えている。


────特訓にて

「はあはあもう無理です。」

 4時間経ったあたりでロン、マーレン、ハンスの3人がリタイアする。

「早いなお前ら!お前らより年下のフィルとアルバードがまだやってるってのにもう諦めるのか?」

 と特訓になると急にランも熱くなる。

「アルバードならもう消えましたよ。少し前に…」

「「あいつうぅ」」

 年上達が何かイライラを抑え込んでいる。アルバートも相当な奴だ。
 

  ってかここは超越仮想世界だよな?どうやって帰ったんだ?まだここにいるのか、、いや気配は全くしない。恐らくアルバートは相当な実力者だ。


 リューが3人の離脱を許し4人はその後も特訓を続ける。俺もその1時間後には休憩を取る。3人は凄い気合が入っている。別に今回の任務なんかAランクのポータルでみんなよく行ってるランクだし、しかも先輩もダックスさんも最近なんかSランクポータルにも行き始めてるのに、こんな入念にするなんて、

「俺もやるか、」



当日の日
 リューを欠いたDAクランのみの初任務が始まる────

 
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