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最終 別れ
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「全てを破壊してやる。この世の全てを!」
フィルは何者でもない化物へと生まれ変わっていた。身体はフィル。だが、心が完全に乖離してしまっていて、街を破壊する人間の姿をした怪物に生まれ変わっていた。
「どうなっているんだ。俺は何をしているんだ。どうして街を壊しているんだ、やめろ止まってくれ俺の体」
どうしてしまったんだ。俺の身体が言う事を聞かない。誰かに支配されている様だ。しかも俺の身体で街を破壊し続けている。
やめてくれ、やめてくれ
「グオアァァァァッ」
フィルの身体が闇の力に支配され、フィルの氷によって街が凍りつく。
その時、リューは洗脳が解けて我を取り戻してしまう。
「何をしているんだフィル。こんな事をして、早くやめろ」
「兄さん。逃げて早く」
フィルの言葉は当然届かない。
そして本来のリューはダックスと同じで仲間を第一に考える人間だ。ここでフィルを見捨てる事はできない人間だ。
「グルルル……ギオアァァァァッ」
フィルの身体が闇に染まる。
小さな身体で、片手を突き上げる。
時空が歪むかの様に、ここ一体、いや都市全体の魔力があの大きな闇の穴に吸収されている。
その攻撃、リューには何か分かることがあった。
これは約700年前くらいの出来事について書かれた薄っぺらい本の表紙。黒闇球崩壊と言う雑誌の様な本を読んだことがある。
「黒闇球崩壊は全体の魔力を全て吸収し、相手を無力化する。吸収した魔力が多ければ多いほど強力となるが、その分使用者のリスクも上がる。最悪使用者は死に至る可能性有」
「やめろフィル!!!」
見た記事を思い出した時には既にリューの魔力は完全に吸い取られていた。勝ち目はない。だが、一つだけあった。
「来ないで兄さん。危ない!!!」
リューは唯一の勝ち筋。使用を止める事に賭けた。
「何年も見て来たから分かる。あれはフィルでは無いことが、でもフィルだ。俺を見て思い出してくれ、、」
「にい、さん」
その瞬間黒闇球崩壊は壊れる。と同時にフィルもリューも倒れる。フィルの身体では大規模な黒闇球崩壊の生成に体が耐えられる訳がなかった。
フィルは自分の体を取り戻し、リューのところに駆け寄る。
「フィルごめんな俺お前を殺そうとした。」
「どうして、、殺そうと、したの、」
「それは遠征の時に出会った人間害悪の一人と父さんだった。俺達遠征部隊は1人を逃した後すぐに全滅、俺は父さんに蘇生されて生き残って、、、」
リューは遠征先でヴェンと二人の父親ハロルドに出会って、そこで人格矯正をさせられ、フィルを殺す為だけの存在に改ざんされたのだ。
「父さんが、」
「ああ、全てはあいつが元凶だ。ここのポータルにヴェンを連れ込んだのも、ポータルを落札したから、狙いやすかったのだろう。俺が気づいていればこんな事にはならなかった。ごめんな。ダックス。」
と言って、リューは涙をこぼす。
「フィルならこの世界を救うことが出来るだろう。」
「でも俺は闇の力が、」
「そんな力を使うな街に迷惑をかけるなこれは俺の最後の隊長命れ、いや兄リューニス=フリートとしての命令だ。」
「………いや死なないで、」
俺は死のうとする。リューを何とか蘇生させようと奮闘する。
「俺はもう無理だ。 あとこれ、手袋だ。初めて入った任務の報酬で作った手袋。こんな状態になって渡す事になってごめんな。」
とフィルの左手にリューがはめる。次に右手をはめようとしたときにリューは力尽きる。
「こんな兄でごめんなフィル。あ、あと、母さんの指輪、」
俺は冷たくなっていく兄さんの掴んで離さなかった。
そのまま泣き崩れる。
「ごめんなさい。ごめんなさい。俺が皆んなをダックスさんも先輩も兄さんも全員俺が、俺が、」
「「気にすんな」」
「え、」
空からその三人の声が聞こえた気がした。
「「お前にはまだ生き残ってやらなきゃいけない事があるだろまだ死んだら駄目だぞまだこっちに来るな」」
俺は涙を拭い。
うん!と力強く頷く。すると急に倒れる。衝撃が走る。
さっきの闇の力だ。負けない、もうこんな奴の力にはけ ない!
「中和が完了しました。闇の力を与え破壊衝動から特定の殺害信号が送られます。」
「殺さなくては父さんを、、」
そして俺は立ち上がり歩き出す────。
10年後
フィル=フリート 18歳 ランク 支配者
最後に紹介
中和によって破壊衝動が特定人物の殺害衝動へと移り変わったと言う事です。
支配者これに関しては英雄のさらに上位、最上位に位置する。存在自体が不明な人間が多く。この世界を支配する者として支配者と名付けられている。
英雄は世間的には最上位として扱われる。
フィルは何者でもない化物へと生まれ変わっていた。身体はフィル。だが、心が完全に乖離してしまっていて、街を破壊する人間の姿をした怪物に生まれ変わっていた。
「どうなっているんだ。俺は何をしているんだ。どうして街を壊しているんだ、やめろ止まってくれ俺の体」
どうしてしまったんだ。俺の身体が言う事を聞かない。誰かに支配されている様だ。しかも俺の身体で街を破壊し続けている。
やめてくれ、やめてくれ
「グオアァァァァッ」
フィルの身体が闇の力に支配され、フィルの氷によって街が凍りつく。
その時、リューは洗脳が解けて我を取り戻してしまう。
「何をしているんだフィル。こんな事をして、早くやめろ」
「兄さん。逃げて早く」
フィルの言葉は当然届かない。
そして本来のリューはダックスと同じで仲間を第一に考える人間だ。ここでフィルを見捨てる事はできない人間だ。
「グルルル……ギオアァァァァッ」
フィルの身体が闇に染まる。
小さな身体で、片手を突き上げる。
時空が歪むかの様に、ここ一体、いや都市全体の魔力があの大きな闇の穴に吸収されている。
その攻撃、リューには何か分かることがあった。
これは約700年前くらいの出来事について書かれた薄っぺらい本の表紙。黒闇球崩壊と言う雑誌の様な本を読んだことがある。
「黒闇球崩壊は全体の魔力を全て吸収し、相手を無力化する。吸収した魔力が多ければ多いほど強力となるが、その分使用者のリスクも上がる。最悪使用者は死に至る可能性有」
「やめろフィル!!!」
見た記事を思い出した時には既にリューの魔力は完全に吸い取られていた。勝ち目はない。だが、一つだけあった。
「来ないで兄さん。危ない!!!」
リューは唯一の勝ち筋。使用を止める事に賭けた。
「何年も見て来たから分かる。あれはフィルでは無いことが、でもフィルだ。俺を見て思い出してくれ、、」
「にい、さん」
その瞬間黒闇球崩壊は壊れる。と同時にフィルもリューも倒れる。フィルの身体では大規模な黒闇球崩壊の生成に体が耐えられる訳がなかった。
フィルは自分の体を取り戻し、リューのところに駆け寄る。
「フィルごめんな俺お前を殺そうとした。」
「どうして、、殺そうと、したの、」
「それは遠征の時に出会った人間害悪の一人と父さんだった。俺達遠征部隊は1人を逃した後すぐに全滅、俺は父さんに蘇生されて生き残って、、、」
リューは遠征先でヴェンと二人の父親ハロルドに出会って、そこで人格矯正をさせられ、フィルを殺す為だけの存在に改ざんされたのだ。
「父さんが、」
「ああ、全てはあいつが元凶だ。ここのポータルにヴェンを連れ込んだのも、ポータルを落札したから、狙いやすかったのだろう。俺が気づいていればこんな事にはならなかった。ごめんな。ダックス。」
と言って、リューは涙をこぼす。
「フィルならこの世界を救うことが出来るだろう。」
「でも俺は闇の力が、」
「そんな力を使うな街に迷惑をかけるなこれは俺の最後の隊長命れ、いや兄リューニス=フリートとしての命令だ。」
「………いや死なないで、」
俺は死のうとする。リューを何とか蘇生させようと奮闘する。
「俺はもう無理だ。 あとこれ、手袋だ。初めて入った任務の報酬で作った手袋。こんな状態になって渡す事になってごめんな。」
とフィルの左手にリューがはめる。次に右手をはめようとしたときにリューは力尽きる。
「こんな兄でごめんなフィル。あ、あと、母さんの指輪、」
俺は冷たくなっていく兄さんの掴んで離さなかった。
そのまま泣き崩れる。
「ごめんなさい。ごめんなさい。俺が皆んなをダックスさんも先輩も兄さんも全員俺が、俺が、」
「「気にすんな」」
「え、」
空からその三人の声が聞こえた気がした。
「「お前にはまだ生き残ってやらなきゃいけない事があるだろまだ死んだら駄目だぞまだこっちに来るな」」
俺は涙を拭い。
うん!と力強く頷く。すると急に倒れる。衝撃が走る。
さっきの闇の力だ。負けない、もうこんな奴の力にはけ ない!
「中和が完了しました。闇の力を与え破壊衝動から特定の殺害信号が送られます。」
「殺さなくては父さんを、、」
そして俺は立ち上がり歩き出す────。
10年後
フィル=フリート 18歳 ランク 支配者
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中和によって破壊衝動が特定人物の殺害衝動へと移り変わったと言う事です。
支配者これに関しては英雄のさらに上位、最上位に位置する。存在自体が不明な人間が多く。この世界を支配する者として支配者と名付けられている。
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