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第四十七話_イクシア、新兵器に興味津々
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ナナがマーゴロックたちを地下都市に案内している頃、ビオラはマロニと商談を行っていた。
近くでマロニの部下たちは食事などを摂って休憩している。商隊の護衛として雇われているリス族の戦士二人も焚火を囲み地面に腰を下ろしていた。近くには空になった鍋と椀が置かれており、食事が終わったところのようである。
「ルキウスさま、コーネリアスさま。 蜂蜜のお湯割りは如何ですか?」
イクシアとペリウィンクルの二人が蜂蜜の瓶を抱えてリス族の戦士の許へ飛んでくる。
「おっ、いいのか?」
「はい。 お湯はそちらで用意してもらわないといけませんが」
イクシアたちから瓶を受け取ったルキウスとコーネリアスは、それぞれがコップとスプーンを取り出し、瓶から一匙蜜を掬うとコップに入れ、沸かしてあったお湯を注いで混ぜる。甘い匂いが周囲に立ち昇った。
「いい香りだ」
そう言ってルキウスはコップから立ち昇る湯気を嗅ぐと、コップに口をつけて一口飲む。
「ふっ、うめぇな…… これだけでも護衛としてここまでやってきた甲斐がある」
「だな、兄貴。 妖精蜂の蜜なんて滅多に口にできるもんじゃねぇ。俺たちみたいな貧乏な傭兵にはね」
コーネリアスも同意する。二人は兄弟であるようだ。
ルキウス、コーネリアスともにお揃いの革鎧を着こむ。兄のルキウスは左目が刀傷で潰れた隻眼の剣士。そしてコーネリアスは何やら棒のような武器を持っていた。
「あの、コーネリアスさま。 コーネリアスさまの武器はどういうものなのでしょう?」
不思議に思ったイクシアが、コーネリアスが抱えるようにして持っている長い棒のような武器に視線を移して問いかける。
「あぁ、これか? これはな、火縄銃って武器だよ。 最近、人間族が開発した貴重なもんさ。ちょっとした仕事のときに鹵獲してね。それ以来、気に入って使ってんだ」
「へぇ~」
「この先端の穴から鉛玉が高速で飛び出すのさ。当たれば、相手はイチコロってね」
「ふっ…… 当たればな。 それにだ、一発撃つのに幾らかかると思ってるんだ。経費の無駄だぞコーネリアス。隙も多いしな。 剣のほうがいい。確実だ」
ルキウスは腰の剣を鞘から抜くと、陽の光に当てるように掲げて円らな一つの瞳で眺める。
「分かってるよ、兄貴。 でも俺が無駄玉打つようなバカじゃないことくらいは知ってるだろ?」
「……ふん、まぁな」
弟の反論を聞いてルキウスは苦笑いしながら剣を収める。なんとなくイクシアには兄弟間の信頼関係が伝わってきた。
「あの、攻撃するのにお金がかかるのですか?」
イクシアの問いかけにコーネリアスが「あぁ、そうだ」と答える。
「鉛玉を撃ちだすためには玉薬って爆発する薬品が必要なのさ。これが量を考えりゃ馬鹿みたいな値段でね。戦闘になった際は一定の経費を持ってくれるような、今回みたいな気前のいい依頼の時じゃないと使えねぇんだ」
「マロニの嬢ちゃんはケチだが、金の使いどころは分かってる。 端金を惜しんで命を天秤にかけるような阿呆じゃないのさ。世の中そういう依頼主が多いのが困りものだがな」
「ま、そういう訳で一発撃つのに金がかかる。 玉薬に火を付けると爆発して、その勢いでこの筒の中の鉛玉が飛び出るって寸法だ」
イクシアはルキウスとコーネリアスの説明を聞きながら「なるほど~」と言いながら火縄銃の周囲を飛び回る。好奇心からかペリウィンクルもイクシアについて飛び回り「なるほど~」と姉の口真似をしている。
その様子を見てコーネリアスは嬉しそうに笑う。
「はははっ、俺の周り飛び回って、まるで俺が妖精蜂に懐かれたみたいだ!」
嬉しそうにそう言われるとサービス精神のあるペリウィンクルは火縄銃ではなくコーネリアスの周囲をクルクルと飛び回るようになる。しかしイクシアは変わらず、考え込むようにして火縄銃を観察するように飛んだ。
「ショット大豆のようなものですか……?」
イクシアの独り言を拾ったコーネリアスは「なんだい? そのショットなんとかって」と問いかける。
「ショット大豆という妖精蜂が扱う魔法植物の一つです。以前の火事ですべて燃えてしまいましたが、今新しく育ててるのですよ。 固い豆を魔力で飛ばして攻撃する植物ですね」
「ほ~、そんな植物があるんだな。 今育ててるってことは、次来たときとかに見れるかな?」
「はい、多分。 その時はお見せしますね」
イクシアがニコリと笑って答えたとき、商談をしていたビオラが「おーい、イクシア~」と彼女を呼んだ。
「はい、お母さま。 どうされました?」
ビオラとマロニの許へイクシアが飛んでいく。
「あのね、イクシア。 何か欲しい本とかはあるかな?」
「本? ですか?」
意外な質問にイクシアは目をパチパチとさせて驚いた。
「そう。 前の火事でイクシアの好きな本が全部焼けちゃったでしょ? 今すぐには無理だけど、今度来るときにマロニさんが仕入れてくれるって」
「い、いいのですか? それにお金が無いのでは? お花の栽培でいっぱいいっぱいで、薬草もほとんど育てられてませんよ」
「うん。 だからマロニさんが来るまでに売れる薬草とかを育てておいて、その代金で本を買おうと思うの。 それまでには育ててるミニ世界樹も植えられるようになって、花畑も広がってるはずだから」
ビオラは「いつも頑張ってるイクシアに、お母さんからプレゼントさせて」と言ってニコッと笑う。イクシアは嬉しくなり「はい、ありがとうございます」と少し遠慮がちに答えた。
その後、イクシアはマロニに幾つか本の候補をお願いする。そうしていると、ナナの地下都市を見学していたマーゴロックたちも戻ってきた。
「嬢ちゃん、ありがとよ。 良い国を紹介してもらった」
マーゴロックがマロニに礼を言うと、マロニはフフッと笑って言う。
「マーゴロックさん、目的の物が出来たら専売権くださいよ!」
「ま、そういうことだと思ったわ。 だが俺は陛下たちの民として、ビオランド・ナナチャン連合国の国益のために働くつもりだ。 国の利益にならんと思ったらお前にも売らんぞ」
意外な回答だったようでマロニは円らな瞳を大きく見開き、「え~っ! ケチ~、折角紹介したのにぃ~」とマーゴロックに言う。
「ははっ、まぁ俺も生活費が必要だし税金も納めにゃならん。 何かしら作って売るさ。そもそも、目的のもんだってまだ作れてねぇんだぞ」
「商人っていうのは先見の明ってのが必要なんですよ、マーゴロックさん。 優秀な商人のわたしの眼にはマーゴロックさんが魔法の武具を製作する姿が見えます。きっと出来ますよ!」
マロニはお道化るようにウインクをしながら、開いたほうの目を指さしてマーゴロックに言った。
「ふっ、そうかい。 ありがとよ」
マーゴロックはマロニに礼を言う。
マロニは手を大きく振って、商隊を率いてビオランド・ナナチャン連合国を去って行った。
近くでマロニの部下たちは食事などを摂って休憩している。商隊の護衛として雇われているリス族の戦士二人も焚火を囲み地面に腰を下ろしていた。近くには空になった鍋と椀が置かれており、食事が終わったところのようである。
「ルキウスさま、コーネリアスさま。 蜂蜜のお湯割りは如何ですか?」
イクシアとペリウィンクルの二人が蜂蜜の瓶を抱えてリス族の戦士の許へ飛んでくる。
「おっ、いいのか?」
「はい。 お湯はそちらで用意してもらわないといけませんが」
イクシアたちから瓶を受け取ったルキウスとコーネリアスは、それぞれがコップとスプーンを取り出し、瓶から一匙蜜を掬うとコップに入れ、沸かしてあったお湯を注いで混ぜる。甘い匂いが周囲に立ち昇った。
「いい香りだ」
そう言ってルキウスはコップから立ち昇る湯気を嗅ぐと、コップに口をつけて一口飲む。
「ふっ、うめぇな…… これだけでも護衛としてここまでやってきた甲斐がある」
「だな、兄貴。 妖精蜂の蜜なんて滅多に口にできるもんじゃねぇ。俺たちみたいな貧乏な傭兵にはね」
コーネリアスも同意する。二人は兄弟であるようだ。
ルキウス、コーネリアスともにお揃いの革鎧を着こむ。兄のルキウスは左目が刀傷で潰れた隻眼の剣士。そしてコーネリアスは何やら棒のような武器を持っていた。
「あの、コーネリアスさま。 コーネリアスさまの武器はどういうものなのでしょう?」
不思議に思ったイクシアが、コーネリアスが抱えるようにして持っている長い棒のような武器に視線を移して問いかける。
「あぁ、これか? これはな、火縄銃って武器だよ。 最近、人間族が開発した貴重なもんさ。ちょっとした仕事のときに鹵獲してね。それ以来、気に入って使ってんだ」
「へぇ~」
「この先端の穴から鉛玉が高速で飛び出すのさ。当たれば、相手はイチコロってね」
「ふっ…… 当たればな。 それにだ、一発撃つのに幾らかかると思ってるんだ。経費の無駄だぞコーネリアス。隙も多いしな。 剣のほうがいい。確実だ」
ルキウスは腰の剣を鞘から抜くと、陽の光に当てるように掲げて円らな一つの瞳で眺める。
「分かってるよ、兄貴。 でも俺が無駄玉打つようなバカじゃないことくらいは知ってるだろ?」
「……ふん、まぁな」
弟の反論を聞いてルキウスは苦笑いしながら剣を収める。なんとなくイクシアには兄弟間の信頼関係が伝わってきた。
「あの、攻撃するのにお金がかかるのですか?」
イクシアの問いかけにコーネリアスが「あぁ、そうだ」と答える。
「鉛玉を撃ちだすためには玉薬って爆発する薬品が必要なのさ。これが量を考えりゃ馬鹿みたいな値段でね。戦闘になった際は一定の経費を持ってくれるような、今回みたいな気前のいい依頼の時じゃないと使えねぇんだ」
「マロニの嬢ちゃんはケチだが、金の使いどころは分かってる。 端金を惜しんで命を天秤にかけるような阿呆じゃないのさ。世の中そういう依頼主が多いのが困りものだがな」
「ま、そういう訳で一発撃つのに金がかかる。 玉薬に火を付けると爆発して、その勢いでこの筒の中の鉛玉が飛び出るって寸法だ」
イクシアはルキウスとコーネリアスの説明を聞きながら「なるほど~」と言いながら火縄銃の周囲を飛び回る。好奇心からかペリウィンクルもイクシアについて飛び回り「なるほど~」と姉の口真似をしている。
その様子を見てコーネリアスは嬉しそうに笑う。
「はははっ、俺の周り飛び回って、まるで俺が妖精蜂に懐かれたみたいだ!」
嬉しそうにそう言われるとサービス精神のあるペリウィンクルは火縄銃ではなくコーネリアスの周囲をクルクルと飛び回るようになる。しかしイクシアは変わらず、考え込むようにして火縄銃を観察するように飛んだ。
「ショット大豆のようなものですか……?」
イクシアの独り言を拾ったコーネリアスは「なんだい? そのショットなんとかって」と問いかける。
「ショット大豆という妖精蜂が扱う魔法植物の一つです。以前の火事ですべて燃えてしまいましたが、今新しく育ててるのですよ。 固い豆を魔力で飛ばして攻撃する植物ですね」
「ほ~、そんな植物があるんだな。 今育ててるってことは、次来たときとかに見れるかな?」
「はい、多分。 その時はお見せしますね」
イクシアがニコリと笑って答えたとき、商談をしていたビオラが「おーい、イクシア~」と彼女を呼んだ。
「はい、お母さま。 どうされました?」
ビオラとマロニの許へイクシアが飛んでいく。
「あのね、イクシア。 何か欲しい本とかはあるかな?」
「本? ですか?」
意外な質問にイクシアは目をパチパチとさせて驚いた。
「そう。 前の火事でイクシアの好きな本が全部焼けちゃったでしょ? 今すぐには無理だけど、今度来るときにマロニさんが仕入れてくれるって」
「い、いいのですか? それにお金が無いのでは? お花の栽培でいっぱいいっぱいで、薬草もほとんど育てられてませんよ」
「うん。 だからマロニさんが来るまでに売れる薬草とかを育てておいて、その代金で本を買おうと思うの。 それまでには育ててるミニ世界樹も植えられるようになって、花畑も広がってるはずだから」
ビオラは「いつも頑張ってるイクシアに、お母さんからプレゼントさせて」と言ってニコッと笑う。イクシアは嬉しくなり「はい、ありがとうございます」と少し遠慮がちに答えた。
その後、イクシアはマロニに幾つか本の候補をお願いする。そうしていると、ナナの地下都市を見学していたマーゴロックたちも戻ってきた。
「嬢ちゃん、ありがとよ。 良い国を紹介してもらった」
マーゴロックがマロニに礼を言うと、マロニはフフッと笑って言う。
「マーゴロックさん、目的の物が出来たら専売権くださいよ!」
「ま、そういうことだと思ったわ。 だが俺は陛下たちの民として、ビオランド・ナナチャン連合国の国益のために働くつもりだ。 国の利益にならんと思ったらお前にも売らんぞ」
意外な回答だったようでマロニは円らな瞳を大きく見開き、「え~っ! ケチ~、折角紹介したのにぃ~」とマーゴロックに言う。
「ははっ、まぁ俺も生活費が必要だし税金も納めにゃならん。 何かしら作って売るさ。そもそも、目的のもんだってまだ作れてねぇんだぞ」
「商人っていうのは先見の明ってのが必要なんですよ、マーゴロックさん。 優秀な商人のわたしの眼にはマーゴロックさんが魔法の武具を製作する姿が見えます。きっと出来ますよ!」
マロニはお道化るようにウインクをしながら、開いたほうの目を指さしてマーゴロックに言った。
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