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第一話 他人
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桜がどこも満開だった。
私は東京の普通高校に入学して、2週間が経った。しかし、私はとても高校生活が嫌だった。
私の人生そのものが嫌だったからだ。
そんな私が高校生活を楽しむということができるはずがないということはわかっていのだ。
私は自分が嫌いだ。
学校の廊下で、私はひっそりと歩いていた。
なぜなら、他人にはわからないだろう私の裏の顔、闇があることを隠したまま、誰かと接する必要があって、恐怖に怯えているからだ。
人には人の、自分には自分の持っているいいところと悪いところは違うはずだ。人と話すことが大好きである人もいれば、一人で誰とも話さずに日々を過ごすのが好きな人もいる。私は何もしないまま時が過ぎるのを待っている方が好きだ。「一人」と言うレッテルを貼られて
「学校生活どうなの?」「寂しくない?」と、先生や両親によく言われるけど、自分自身が「生きている」という瞬間をこの体で感じているのなら、それはそれでいいのだろうと私は思っているんだ。
高校一年生の私は、窓側の席で授業中、休み時間関係なくずっと窓の外を眺めているのが好きだ。窓の外には、休み時間だからかグラウンドで遊んでいる人や学校の外を走っている数台の車、そして私が住んでいる住宅街までもが見えていた。別に外の風景が好きだからと言うわけではない。ただ私の心が休まると言う意味で眺めているだけだ。これ以外に何が好きかと言ったら、学校の屋上に行くことぐらいしか頭に思い浮かばない。よく昼食の時間に屋上に行っている。そこにいると、空気も美味しいし、私が私らしくいられる。簡単に言えば、気持ちいいの一言だ。そこには誰もおらず、気持ちがさらに楽になる。まるで蒼茫(そうぼう)とした青空を見ながら、野原に寝転がって楽しんでいる人間のようだ。普段、あまり笑わない私にとってここは唯一の至福な場所だ。教室は窓の外を眺めるのはいいけれど、室内はクラスメイトたちの声でうるさく、とても落ち着かないのである。
この日の授業最後のチャイムが鳴った。放課後になってもいつものように窓の外を眺めていた。「黄昏」がよっぽど好きなのだろう。
私は、今まで風景を好きになったことがなかったが、窓の外を眺めているうちに風景に対してだんだん興味が湧いてきたのだ。そのため、私は美術部に入ることにしたのだ。
本当は入りたくなかったけど、お母さんが
「何かあなたが打ち込めることができる部活に入ったほうがいいわ。」
と、私に説得してくれたので、何らかの部活動に入ることを決心した。
しかし、部活に入った時に私の予測が当たってしまったのだ。先輩や同級生に何も話しかけることができなかった。やっと自分に好きなことが見つかってこの部活に入ろうと決めたのに、どうしても他人に気を遣ってしまう。
人と話すことをどうでもよく思っている私だったが、心の底ではとても焦っていたのだ。
毎日何も変哲のないバインダーに少しずつ色を足していくのを見て、
「いつか、この絵が完成する時が来たら、私は何をしているのだろうか。」
と、私は思っていた。
少し先の未来なんて誰にもわからない。もしかしたら、この世からいなくなっているのかもしれない。私はそう考えながら、限られた時間の中で、完成に導こうと日々頑張っている。
夕焼けがもう少しで沈みかかろうとする時に部活が終わり自転車を漕いで家に帰った。
家が学校に近いことから、登下校に対しての心配が微塵もないという。
「ただいま。」
家に帰るといつものようにお母さん
が出迎えてくれた。
「あら、おかえり、今日もお疲れ様。」と、私に返してくれたが、
「いいえ、そんなことはないわ。」と適当に返してしまった。
寝室に赴き、私はベッドに寝転がり、頭の中で色々と考える。
「絵を描くのが好きだから、画家になりたい」
という願望は一切私にはないが、人生は限られているから、一つ一つの行動に対して後悔したくないだけだ。
「今日も何事もなく一日を過ごすことができてよかった。」
と、毎日自分に言い聞かせている。そしてご飯を食べて、お風呂に入って勉強をして、たくさん寝ると言う生活を送っている。
翌日、窓の外を見つめていた私は、ずっとあることを考えていた。
「私にとって他人とは何なの?」
実は、昨日の晩御飯の時、お母さんからこんなことを言われたのだ。
「なんか何もかも楽しくなさそうに見えるわ。」
と、それに対して私は
「え?何で?」
と、疑問と驚きが混ざっていた。
「結構前から、あなたが笑っているところを見なくなったの。お母さんすごく心配してるんだから。」
と私に優しそうに言ってくれた。
「ううん。気にしないで。別に誰かにいじめられてるっていうわけじゃないからさ。」
と、私は返答した。
「本当に?」と、お母さんは心配してくれた。
「何かあったら遠慮なく言って。お母さん助けてあげるから。あなたはお母さんの味方なんだから。」
と、誰かを救ってくれるような言葉を私にかけてくれた。
「ああ、うん、わかったよ。」
と、私はなぜか黙り込んでしまったことが昨日あったのだ。
「他人か・・・。」
と、考えているうちに、私は他人からどう思われているのかを気にするようになった。
数時間が経ち、国語の授業を受けていた。田口先生からいつも通りに教科書を私に読んでほしいと言う依頼があったので、ゆっくりと声に出して音読を行った。
「すると、ある男の子が私に突っ込んできて・・・。」しばらくその文章を読んでいるうちに、私は手を止めてしまった。頭の中で恐ろしい激痛が走っていく・・・。
「バタン!!!」
と、壁にぶつかったような大きな物音を立て、急に教室の床めがけて私は倒れてしまった。
しばらくして、目が覚めた。
額には冷えピタシートと氷水が入っている袋のようなものが、頭に吊るされてあった。ピンク色のカーテンに囲まれている。私が起き上がったのと同時にカーテンを開けて、保健室の橋本先生から話しかけようとしてくれたのだ。起き上がった時、体全体に痛みが走った。
「あらら、まだ治ってないから起き上がらないで。」
と、橋本先生は対応してくれた。
「ああ、すみません。」
と、謝っていた。
橋本先生曰く、国語の授業中に突然倒れた私を背中に担いで田口先生が、保健室まで届けてくれたそうだ。
「突然倒れたので私もびっくりしたんですよ。」
と、田口先生が言っていたのだ。
倒れてからの記憶が全くなかったため、橋本先生から全て聞いたのだ。すると、
「しかし、突然倒れたりするってことは何か問題があるんじゃないかと思うの。何かあったの?」
と、私に言った。
「別に貧血とかではないんですけど、最近よく倒れるんです。」
と言った。
「でも、それではないと言うことは他に何かあるのかしら。今すぐ言え、と言うわけじゃないから、今度倒れそうになった時、心配事で苦しそうな時があったら、いつでも来なさい。」
と私を気にかけて話してくれた。
「はい。わかりました。」
私は安心した。担任の悠木先生に報告しておくとも言われたので心が楽になった。
「橋本先生ありがとうございました。失礼します。」
と私は保健室を後にした。
「何でこんなに倒れるの?」
「何で色々なことで苦しむのだろう?」
などと、たくさん一人で考え込んできた私だったが、このことがきっかけで他人がいることの大切さを見にしみて感じた。
「他人ってこんなにいいものだったんだ。」
「何で気づかなかったんだろう。こんなにも先生方が私を気にかけてくれるなんて、私も少しは楽になるかな。」
と嬉しかった。
すると、私に複数の上級生がぶつかってきた。
「おい、あぶねーよ、ちゃんと前見ろよ。」
「すみません、ごめんなさい。」
私はすぐに謝った。「ごめんなさい」が一番私がすぐに出る言葉だと思う。良いこともあるが、必要のないところで言ってしまったり、または悪いことをしていないのにも関わらず、ずっと謝り続けているなど勿論私にも悪いところはたくさんある。正直自分でも言わなくてもいいところで謝ってしまうところが嫌になっている。
そんなことを考えながら、教室に自分の場所なんてないのにもかかわらず、一歩一歩教室に向かって歩いて行った。
「でもいいの、少しずつ自分の嫌なところを流していけば大丈夫だよ。」
と言い聞かせた。
教室に到着して、クラスメイトたちのうるさい声で賑わっている中で、私の机に目の焦点を合わせると机が荒らされていた。教科書、ノートそしてプリント類がぐちゃぐちゃになって置いてあった。
「私、もしかしてクラスメイト全員にいじめられているの?嫌われているの?」
私はクラスメイトたちに関心なんて一ミリもなかったが、この状況から嫌われているということを初めて知ったのだ。
「私、何もしてないのにいじめにあうわけがない。」
プリント類がぐちゃぐちゃになっている状態を私はたくさんの感情が襲いかかってきたのか、頭の中で何を考えているのかがわからなくなった。心の底では焦りと悲しみが込み上げてきているのに。
ただ一つだけ覚えていたことは、混乱しすぎて一歩も動けなかったことだ。
私は恐る恐る椅子に座り、整理整頓をし直していたところ、あるものを見つけた。
「え?これは・・・。」
果たして、それの正体は何だろうか?
第二話に続く
私は東京の普通高校に入学して、2週間が経った。しかし、私はとても高校生活が嫌だった。
私の人生そのものが嫌だったからだ。
そんな私が高校生活を楽しむということができるはずがないということはわかっていのだ。
私は自分が嫌いだ。
学校の廊下で、私はひっそりと歩いていた。
なぜなら、他人にはわからないだろう私の裏の顔、闇があることを隠したまま、誰かと接する必要があって、恐怖に怯えているからだ。
人には人の、自分には自分の持っているいいところと悪いところは違うはずだ。人と話すことが大好きである人もいれば、一人で誰とも話さずに日々を過ごすのが好きな人もいる。私は何もしないまま時が過ぎるのを待っている方が好きだ。「一人」と言うレッテルを貼られて
「学校生活どうなの?」「寂しくない?」と、先生や両親によく言われるけど、自分自身が「生きている」という瞬間をこの体で感じているのなら、それはそれでいいのだろうと私は思っているんだ。
高校一年生の私は、窓側の席で授業中、休み時間関係なくずっと窓の外を眺めているのが好きだ。窓の外には、休み時間だからかグラウンドで遊んでいる人や学校の外を走っている数台の車、そして私が住んでいる住宅街までもが見えていた。別に外の風景が好きだからと言うわけではない。ただ私の心が休まると言う意味で眺めているだけだ。これ以外に何が好きかと言ったら、学校の屋上に行くことぐらいしか頭に思い浮かばない。よく昼食の時間に屋上に行っている。そこにいると、空気も美味しいし、私が私らしくいられる。簡単に言えば、気持ちいいの一言だ。そこには誰もおらず、気持ちがさらに楽になる。まるで蒼茫(そうぼう)とした青空を見ながら、野原に寝転がって楽しんでいる人間のようだ。普段、あまり笑わない私にとってここは唯一の至福な場所だ。教室は窓の外を眺めるのはいいけれど、室内はクラスメイトたちの声でうるさく、とても落ち着かないのである。
この日の授業最後のチャイムが鳴った。放課後になってもいつものように窓の外を眺めていた。「黄昏」がよっぽど好きなのだろう。
私は、今まで風景を好きになったことがなかったが、窓の外を眺めているうちに風景に対してだんだん興味が湧いてきたのだ。そのため、私は美術部に入ることにしたのだ。
本当は入りたくなかったけど、お母さんが
「何かあなたが打ち込めることができる部活に入ったほうがいいわ。」
と、私に説得してくれたので、何らかの部活動に入ることを決心した。
しかし、部活に入った時に私の予測が当たってしまったのだ。先輩や同級生に何も話しかけることができなかった。やっと自分に好きなことが見つかってこの部活に入ろうと決めたのに、どうしても他人に気を遣ってしまう。
人と話すことをどうでもよく思っている私だったが、心の底ではとても焦っていたのだ。
毎日何も変哲のないバインダーに少しずつ色を足していくのを見て、
「いつか、この絵が完成する時が来たら、私は何をしているのだろうか。」
と、私は思っていた。
少し先の未来なんて誰にもわからない。もしかしたら、この世からいなくなっているのかもしれない。私はそう考えながら、限られた時間の中で、完成に導こうと日々頑張っている。
夕焼けがもう少しで沈みかかろうとする時に部活が終わり自転車を漕いで家に帰った。
家が学校に近いことから、登下校に対しての心配が微塵もないという。
「ただいま。」
家に帰るといつものようにお母さん
が出迎えてくれた。
「あら、おかえり、今日もお疲れ様。」と、私に返してくれたが、
「いいえ、そんなことはないわ。」と適当に返してしまった。
寝室に赴き、私はベッドに寝転がり、頭の中で色々と考える。
「絵を描くのが好きだから、画家になりたい」
という願望は一切私にはないが、人生は限られているから、一つ一つの行動に対して後悔したくないだけだ。
「今日も何事もなく一日を過ごすことができてよかった。」
と、毎日自分に言い聞かせている。そしてご飯を食べて、お風呂に入って勉強をして、たくさん寝ると言う生活を送っている。
翌日、窓の外を見つめていた私は、ずっとあることを考えていた。
「私にとって他人とは何なの?」
実は、昨日の晩御飯の時、お母さんからこんなことを言われたのだ。
「なんか何もかも楽しくなさそうに見えるわ。」
と、それに対して私は
「え?何で?」
と、疑問と驚きが混ざっていた。
「結構前から、あなたが笑っているところを見なくなったの。お母さんすごく心配してるんだから。」
と私に優しそうに言ってくれた。
「ううん。気にしないで。別に誰かにいじめられてるっていうわけじゃないからさ。」
と、私は返答した。
「本当に?」と、お母さんは心配してくれた。
「何かあったら遠慮なく言って。お母さん助けてあげるから。あなたはお母さんの味方なんだから。」
と、誰かを救ってくれるような言葉を私にかけてくれた。
「ああ、うん、わかったよ。」
と、私はなぜか黙り込んでしまったことが昨日あったのだ。
「他人か・・・。」
と、考えているうちに、私は他人からどう思われているのかを気にするようになった。
数時間が経ち、国語の授業を受けていた。田口先生からいつも通りに教科書を私に読んでほしいと言う依頼があったので、ゆっくりと声に出して音読を行った。
「すると、ある男の子が私に突っ込んできて・・・。」しばらくその文章を読んでいるうちに、私は手を止めてしまった。頭の中で恐ろしい激痛が走っていく・・・。
「バタン!!!」
と、壁にぶつかったような大きな物音を立て、急に教室の床めがけて私は倒れてしまった。
しばらくして、目が覚めた。
額には冷えピタシートと氷水が入っている袋のようなものが、頭に吊るされてあった。ピンク色のカーテンに囲まれている。私が起き上がったのと同時にカーテンを開けて、保健室の橋本先生から話しかけようとしてくれたのだ。起き上がった時、体全体に痛みが走った。
「あらら、まだ治ってないから起き上がらないで。」
と、橋本先生は対応してくれた。
「ああ、すみません。」
と、謝っていた。
橋本先生曰く、国語の授業中に突然倒れた私を背中に担いで田口先生が、保健室まで届けてくれたそうだ。
「突然倒れたので私もびっくりしたんですよ。」
と、田口先生が言っていたのだ。
倒れてからの記憶が全くなかったため、橋本先生から全て聞いたのだ。すると、
「しかし、突然倒れたりするってことは何か問題があるんじゃないかと思うの。何かあったの?」
と、私に言った。
「別に貧血とかではないんですけど、最近よく倒れるんです。」
と言った。
「でも、それではないと言うことは他に何かあるのかしら。今すぐ言え、と言うわけじゃないから、今度倒れそうになった時、心配事で苦しそうな時があったら、いつでも来なさい。」
と私を気にかけて話してくれた。
「はい。わかりました。」
私は安心した。担任の悠木先生に報告しておくとも言われたので心が楽になった。
「橋本先生ありがとうございました。失礼します。」
と私は保健室を後にした。
「何でこんなに倒れるの?」
「何で色々なことで苦しむのだろう?」
などと、たくさん一人で考え込んできた私だったが、このことがきっかけで他人がいることの大切さを見にしみて感じた。
「他人ってこんなにいいものだったんだ。」
「何で気づかなかったんだろう。こんなにも先生方が私を気にかけてくれるなんて、私も少しは楽になるかな。」
と嬉しかった。
すると、私に複数の上級生がぶつかってきた。
「おい、あぶねーよ、ちゃんと前見ろよ。」
「すみません、ごめんなさい。」
私はすぐに謝った。「ごめんなさい」が一番私がすぐに出る言葉だと思う。良いこともあるが、必要のないところで言ってしまったり、または悪いことをしていないのにも関わらず、ずっと謝り続けているなど勿論私にも悪いところはたくさんある。正直自分でも言わなくてもいいところで謝ってしまうところが嫌になっている。
そんなことを考えながら、教室に自分の場所なんてないのにもかかわらず、一歩一歩教室に向かって歩いて行った。
「でもいいの、少しずつ自分の嫌なところを流していけば大丈夫だよ。」
と言い聞かせた。
教室に到着して、クラスメイトたちのうるさい声で賑わっている中で、私の机に目の焦点を合わせると机が荒らされていた。教科書、ノートそしてプリント類がぐちゃぐちゃになって置いてあった。
「私、もしかしてクラスメイト全員にいじめられているの?嫌われているの?」
私はクラスメイトたちに関心なんて一ミリもなかったが、この状況から嫌われているということを初めて知ったのだ。
「私、何もしてないのにいじめにあうわけがない。」
プリント類がぐちゃぐちゃになっている状態を私はたくさんの感情が襲いかかってきたのか、頭の中で何を考えているのかがわからなくなった。心の底では焦りと悲しみが込み上げてきているのに。
ただ一つだけ覚えていたことは、混乱しすぎて一歩も動けなかったことだ。
私は恐る恐る椅子に座り、整理整頓をし直していたところ、あるものを見つけた。
「え?これは・・・。」
果たして、それの正体は何だろうか?
第二話に続く
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