I am...

尾崎カデxヱ

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愛していない

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その言葉は強力な力である。その言葉は同時に僕を守ってくれて居る。良く他人に迎合する人間だが、精神的な主語を僕に与えてくれる。人の話は聴いている。だが、その話を聴いていて良く僕は意味を問うんだが、この世界に何か不満を抱えて居る人は沢山いる。SNS、ツイキャスをして居る人たちは正義を代弁している肩代わりをしている。人に巣食うモノがある限り、彼らは立ち向かい続けるんだろう。人を潰す、とは、制裁を加える事だ。僕はアイドル事件に始まる一連の報道の在り方や、人々が移ろい続けるその、向き合う姿勢に、一種の諦観を極めている。彼等、彼女達にとって、その程度だったのか、いや、彼女たち一人一人にとって、愛があったから、意味があり、問うべきテーマがあった。事件や報道、その在り方に問題提起を投げかける人々は、全てに於いて、愛があった。僕は自分の存在を脅かす敵達の正体は、自分を殺す人々だと思っている。一人一人に対する人間というものに怒りを宿し、彼等がいる意味を問う。何も言わないもの、言えないもの、発言出来ない弱さを人間不信だと言い訳するモノ、彼等自身の心の悪さ、そこに僕は、怒って居る。弱さを内包するものは同時に弱さに脅かされて居る。答えを出せないものは、代弁者を探し、また逃亡の日々を送る。僕は、人々が落ち着く場所に落ち着くのは、人ではなく、貴方の内面の弱さが、私を含めて弱くて、その影を見てしまうから、貴方に対して怒りを憶えるのだ、そう感じている。眠れない夜がまた、あるのは、僕が心に強さを内包していないからだ。眠れないのではなく、寝たくない。強さを得る為には、時間がなければ自由はない、ソレをいつも、痛い程痛感する。意味のある日々を僕は送りたいんだろう。
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