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死への迷走exist in the dream
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ここにさ、本当に僕の意味ってあるのかな?君はそう言って、この世界から飛び降りた。あの日、僕がした事はと言うと、インフルエンサーと言う肩書きを持つ人間がマジになって社会の不当な扱いに対して怒っていると言う、あまり真剣に取り合わなかった後悔である。黒瀬深と言う男が僕にした事は、裏切りだった。生きて居てくれて本当に良かったと思った。命が追い詰められていた。彼が死んでも何も構わずに、スペースをしている人たちを遠目に見て、彼らは彼が死んでも結局何も出来ないんだな、そう悲しくなった。自分が死んでも悲しまない人達が居る、それを彼がもし、知ったらどんなに彼は落胆するだろう。殺害予告が彼に押し寄せて居た。悲しまない人達の姿を見て、彼はこの世に、憎しみと侮蔑を込めて引き金を弾いた。憎しみながら、この世を恨んで死んでいく魂は、死後の世界で、あの世に行けず空を彷徨うと言う。だから、僕はそうやって今まで消えた人達の事を悼みながら、結局彼らは未浄化のまま、人を恨んで、呪うのだろうか…それだとしたら悲しかった。尾崎豊が自殺したと報道された時、僕は今の三浦春馬と同じような衝撃が走った。彼の喪失を、彼を愛した人たちが無念を晴らさんが為、SNSは白熱して居た時期がある。山口真帆のアイドル暴行事件の時も、この事件を見届けなければ、私が今その問題に向き合わなければ、夢を追いかけるあの子達を愛している僕の怒りが収まらなかった。社会的な大きな悲しい事件が起きると、社会のムーブメントが起き、この世界の波長が変わるとスピリチュアルカウンセラーの江原啓之が、言っていた。悲惨な死を遂げた人達の痛みに、真実を知りたいと願うのは、亡くなった人達の残した魂を浄化させる為なのだろうか?私は昔雑誌で、死んだ人の魂が乗り移って我々は、次のステージに行く、と言うスピリチュアルブームの頃、たまたま書店で見た雑誌に書かれてあることに感動した。著名な小説家が書いて居たので良く覚えている。腑に落ちた様な気持ちだった。何を彼らは遺してくれたか?我々はそれだけを感じて、その意志を受け継ぐー。そうやって、私たちは喪失の哀しみを乗り越えて今がある。忘れてはならない事。人の死の痛み、哀しみを蔑ろにしてはならない。その死を軽んじる言動だけは、決して人として使ってはならない言葉なのだ。私は、尾崎豊を愛している。三浦春馬を愛している。同じように夢を持ち、憧れに向かってひた走る少女達が無惨に消えた事件に、祈りを込めて、悼んでいる。その哀しさは、僕の歌でしか、晴らせない。僕はそんな人達の為に歌っているんだ。本当に救われる様に、哀しみが報われん事を祈り、捧げている。歌にだけは、誠実に向き合っている。それは裏切ってはいけない自分の愛だから、だ。心を込めて、愛を誓う。貴方が救われます様に。それしか僕には出来ない。
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