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anythingは全ての者に
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アイズマンから放たれた弾丸がムヒコーウェルを貫いた。
「やったぞ!」アイズマンが銃口を下ろした時だった。ムヒコーウェルは霧のように消え、また収束し元に戻った。ムヒコーウェルはほくそ笑む。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!どんな攻撃もあたしには効かないのおーっほっほっほっ」
「鋼鉄は貫けても霧は貫けないってか」アイズマンは体制を整えるべく後方へ走った。相手のペースで戦いをするのはあまりにも危険と判断した。
「ピッツオ、剣を!」エルヒムはピッツオから剣を受け取ると蛇をなぎ倒す。剣技だと一匹一匹狩らなければならない。気が遠くなる数だ。魔法が使えれば。
蛇をなぎ倒すエルヒムをムヒコーウェルは見つめ、唐突に口を開いた。
「あんたのそれ、呪いね」
「何だよ呪いって」エルヒムは蛇をなぎ倒しながら聞き返す。
「エルフの癖に魔法が使えないでしょ。それは呪いだって言ってるの」
「ハーフエルフだから呪いがかかってるのか。なるほどな、だから魔法が使えなかったのか」
ムヒコーウェルは意味ありげに笑う。
エルヒムは過去から思い出していた。ハーフエルフという事で無意識に周りからの呪いをかけられていたというのか。言葉、雰囲気というものはそれだけで呪いとなりうる。何気ない一言で死ぬやつもいる。そんな事でと思うかもしれないが本人にとっては重い呪いとなるのだ。考えるだけで胸糞悪い。
「くそ!くそ!くそ!返せよ!俺の魔力、返せよ!」
マビルはなにか先が見えたようだ。「エルヒムだめ!後ろから…」
遅かった。
「エルヒム!危ない!」ハヤノだった。
後ろから蛇が襲ってきたのを怒りに任せたエルヒムは気付かなかった。
気づいた時には…
ハヤノは串刺しになっていた…
「ほんと…あんたって馬鹿なんだから…私が様子を見に来てなかったら…死んでたじゃないの…」
「ハヤノ!おい!喋るな!傷が開くだろ!」
「覚えてる?絶対魔法使えるって…私言ったよね…あんたなら大丈夫…」
「ヒュメはどこだ?ヒュメ!早く治療してくれ!早く!」
ハヤノはエルヒムの手を握ると最後の魔力を振り絞った。エルヒムにハヤノの魔力が這いずり回る。
「うおああああああ!」エルヒムは気絶した。
「ハヤノー待ってよー!もうほんとにせっかちなんだからー」遅れてきたヒュメは串刺しになったハヤノと倒れているエルヒムを見つけ大急ぎで駆け寄った。
「ハヤノ!ハヤノ!エルヒム!何が起こったのよ!治れ治れ治れ!!」ヒュメは訳が分からずヒーリング魔法を連発する。
「何で治らないの!治れ治れ治れ治れ治ってよぉ…お願い…治ってええええええええええ」
ヒュメは泣き崩れた。
引き返したピッツオはアイズマンと連携しエルヒム、ハヤノ、ヒュメを抱え岩裏に隠れる。
「マビル、この子をお願い」ピッツオはマビルにヒュメを任せた。
ヒュメは泣きじゃくる。「ハヤノが…エルヒムが…」
「何か手はあるはずだ。まだ諦めちゃダメだよ」アイズマンが慰める。
ピッツオは岩からムヒコーウェルを覗く。
「分が悪いな…ここは一旦みんな退却して…って…ファノ!!」
見るとファノは剣に炎を纏わせ静かにムヒコーウェルへ向かっていた。音もなく。静かに。そこに見える隠した怒り。胸の辺りに光を宿す。
キッとムヒコーウェルを睨む。
「お前は………許さん!!!」
ムヒコーウェルはフンと鼻で笑う。
「小癪な小娘が。ほら!大好きな蛇よ!」
ファノには何も見えていなかった。迫り来るものは何でも切り落とした。また静かに歩みを進める。蛇の海をモーセの如く切り開く。剣先が早すぎて、まるで炎に包まれている様だった。
ピッツオは駆けつけようにも体が動かなかった。
「ファノいつもより凄くないか?あんなに魔力は無いはずだけど…気になるのは胸の光…」
アイズマンは思い出した。「あれはanythingじゃないか?」
「anythingってあのanythingか?そんなの現実にあるわけ」
「わからんぞ、古より伝わる話だ。火のないところに煙は立たない」
ファノはまるでそれまでに何も無かったかのようにムヒコーウェルの前まで来た。
ムヒコーウェルはファノを上から薄目で見下ろす。
「ほう、お前も使えるのかい。だけどね、あたしには敵わない!鶴丸ちゃん、餌の時間ですよ。キエエエエエエエエ!」
ムヒコーウェルは太刀を居合抜刀する。キーンと金属のぶつかる音。何とかファノは耐えた。が、口から血を吹き出す。
「剣は耐えれても衝撃は耐えれなかったようね、おーっほっほっほっ」
「うるさい!こんなの何も痛くない!今までにお前に傷付けられた人達の方がもっと痛い!」
ファノの剣は炎を増しムヒコーウェルの鶴丸をふり解いた。
ファノの息が上がる。ペッと血を吐き捨てる。
ムヒコーウェルはせせら笑った。「あんた、これだけの攻撃でもうヨレヨレじゃないの。ふむ、あんた、なに死に急いでるのよ。そんなに死にたいなら殺してあげるわ。あたしの鶴丸乱舞で…」
ヒュンヒュンと鶴丸を振り回す。速度が上がる。やがて目視出来ない速さとなり一陣の風を巻き起こす。ゴーと風は唸りを上げ。ファノに襲いかかった。
「あんたなんて誰も期待してないのよ!お逝きなさい!!」
ファノは目を見開く。
「私なんて…誰も…」
思考能力が止まった。
ファノは目を瞑った。
「やったぞ!」アイズマンが銃口を下ろした時だった。ムヒコーウェルは霧のように消え、また収束し元に戻った。ムヒコーウェルはほくそ笑む。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!どんな攻撃もあたしには効かないのおーっほっほっほっ」
「鋼鉄は貫けても霧は貫けないってか」アイズマンは体制を整えるべく後方へ走った。相手のペースで戦いをするのはあまりにも危険と判断した。
「ピッツオ、剣を!」エルヒムはピッツオから剣を受け取ると蛇をなぎ倒す。剣技だと一匹一匹狩らなければならない。気が遠くなる数だ。魔法が使えれば。
蛇をなぎ倒すエルヒムをムヒコーウェルは見つめ、唐突に口を開いた。
「あんたのそれ、呪いね」
「何だよ呪いって」エルヒムは蛇をなぎ倒しながら聞き返す。
「エルフの癖に魔法が使えないでしょ。それは呪いだって言ってるの」
「ハーフエルフだから呪いがかかってるのか。なるほどな、だから魔法が使えなかったのか」
ムヒコーウェルは意味ありげに笑う。
エルヒムは過去から思い出していた。ハーフエルフという事で無意識に周りからの呪いをかけられていたというのか。言葉、雰囲気というものはそれだけで呪いとなりうる。何気ない一言で死ぬやつもいる。そんな事でと思うかもしれないが本人にとっては重い呪いとなるのだ。考えるだけで胸糞悪い。
「くそ!くそ!くそ!返せよ!俺の魔力、返せよ!」
マビルはなにか先が見えたようだ。「エルヒムだめ!後ろから…」
遅かった。
「エルヒム!危ない!」ハヤノだった。
後ろから蛇が襲ってきたのを怒りに任せたエルヒムは気付かなかった。
気づいた時には…
ハヤノは串刺しになっていた…
「ほんと…あんたって馬鹿なんだから…私が様子を見に来てなかったら…死んでたじゃないの…」
「ハヤノ!おい!喋るな!傷が開くだろ!」
「覚えてる?絶対魔法使えるって…私言ったよね…あんたなら大丈夫…」
「ヒュメはどこだ?ヒュメ!早く治療してくれ!早く!」
ハヤノはエルヒムの手を握ると最後の魔力を振り絞った。エルヒムにハヤノの魔力が這いずり回る。
「うおああああああ!」エルヒムは気絶した。
「ハヤノー待ってよー!もうほんとにせっかちなんだからー」遅れてきたヒュメは串刺しになったハヤノと倒れているエルヒムを見つけ大急ぎで駆け寄った。
「ハヤノ!ハヤノ!エルヒム!何が起こったのよ!治れ治れ治れ!!」ヒュメは訳が分からずヒーリング魔法を連発する。
「何で治らないの!治れ治れ治れ治れ治ってよぉ…お願い…治ってええええええええええ」
ヒュメは泣き崩れた。
引き返したピッツオはアイズマンと連携しエルヒム、ハヤノ、ヒュメを抱え岩裏に隠れる。
「マビル、この子をお願い」ピッツオはマビルにヒュメを任せた。
ヒュメは泣きじゃくる。「ハヤノが…エルヒムが…」
「何か手はあるはずだ。まだ諦めちゃダメだよ」アイズマンが慰める。
ピッツオは岩からムヒコーウェルを覗く。
「分が悪いな…ここは一旦みんな退却して…って…ファノ!!」
見るとファノは剣に炎を纏わせ静かにムヒコーウェルへ向かっていた。音もなく。静かに。そこに見える隠した怒り。胸の辺りに光を宿す。
キッとムヒコーウェルを睨む。
「お前は………許さん!!!」
ムヒコーウェルはフンと鼻で笑う。
「小癪な小娘が。ほら!大好きな蛇よ!」
ファノには何も見えていなかった。迫り来るものは何でも切り落とした。また静かに歩みを進める。蛇の海をモーセの如く切り開く。剣先が早すぎて、まるで炎に包まれている様だった。
ピッツオは駆けつけようにも体が動かなかった。
「ファノいつもより凄くないか?あんなに魔力は無いはずだけど…気になるのは胸の光…」
アイズマンは思い出した。「あれはanythingじゃないか?」
「anythingってあのanythingか?そんなの現実にあるわけ」
「わからんぞ、古より伝わる話だ。火のないところに煙は立たない」
ファノはまるでそれまでに何も無かったかのようにムヒコーウェルの前まで来た。
ムヒコーウェルはファノを上から薄目で見下ろす。
「ほう、お前も使えるのかい。だけどね、あたしには敵わない!鶴丸ちゃん、餌の時間ですよ。キエエエエエエエエ!」
ムヒコーウェルは太刀を居合抜刀する。キーンと金属のぶつかる音。何とかファノは耐えた。が、口から血を吹き出す。
「剣は耐えれても衝撃は耐えれなかったようね、おーっほっほっほっ」
「うるさい!こんなの何も痛くない!今までにお前に傷付けられた人達の方がもっと痛い!」
ファノの剣は炎を増しムヒコーウェルの鶴丸をふり解いた。
ファノの息が上がる。ペッと血を吐き捨てる。
ムヒコーウェルはせせら笑った。「あんた、これだけの攻撃でもうヨレヨレじゃないの。ふむ、あんた、なに死に急いでるのよ。そんなに死にたいなら殺してあげるわ。あたしの鶴丸乱舞で…」
ヒュンヒュンと鶴丸を振り回す。速度が上がる。やがて目視出来ない速さとなり一陣の風を巻き起こす。ゴーと風は唸りを上げ。ファノに襲いかかった。
「あんたなんて誰も期待してないのよ!お逝きなさい!!」
ファノは目を見開く。
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ファノは目を瞑った。
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