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最終決戦
34話 ムヒコーウェル
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周りの空気がおかしい。ねちっこくまとわりついて気持ちが悪くなる。突然地鳴りと共に何かが地面から突き出した。
「おわああああ!」
各自飛び退く。
「ふふふふ。よく避けたわね」
口調は女だがそれにしては声が野太い。
声の先には黒いベールを被り背中から伸びた無数の触手、禍々しいオーラを纏った魔女。
チュラーとポッツの顔が怒りに変わる。
「ムヒコーウェルぅぅぅぅうぅぅぅぅう!」
咄嗟に飛びかかる。
「炎香!」「ソードウェイブ!」
轟音と共にムヒコーウェルを襲う。触手を切り刻み、炭に変えた。
「いいぞ!」とエニスも続こうとすると触手が再生した。
「触手を相手にしていてはキリがないぞ」チュラーは考える。考える間にも触手は襲ってきた。
「アイス・ロマンス!ぼやぼやするなチュラー!」
ナツァーキは物凄いスピードで触手をすり抜ける。瞬間移動しているとしか思えないスピードだった。
「瞬間移動やん!ナツァーキ!」ポッツは驚く。
「肋骨をやった時にの話だ。胸が光出して空気の壁が見えたんだ、そこを抜けると周りが止まって見えた。気がつくと魔物に体当たりしてな。あれは驚いた。そこからだな」
セイクは思い出した。
「ヨツネコさんが言っていたanythingは離れていても発動するってやつかな。あっ!チュラー危ない!」
触手が背後からチュラーを襲った。間に合わない。
「くそっ!」
背後から影が近づき、その触手を切る者がいた。
「遅せえんだよ、ばーか」
「チピ!」チュラーは涙ぐんだ。
「感動に浸ってる暇はねぇぞ。ほらよ」
とチピはノートをチュラーに渡した。ボロボロのノートにはムヒコーウェルについて事細かく書き込んであった。チピもよく見ると体から顔から古傷、新しい傷、痛々しいほど無数に刻まれていた。
「お前らがのんびりやってる間この2年、胸が光って何故かどんな傷でも次の日には治っちまってな、何回もこの化け物と戦った。お前らが来ても困らねぇように準備してやったんだ。早いとこやるぞ。…ふん」
「チピ…」チュラーはチピに抱きついた。
「バカ!やめろ!ベタベタするな!」
「お二人さん早よ戦ってくれる!」ポッツは二人の周りを守りながらまくし立てる。チュラーは我に返った。
「そうだな、また後でゆっくりやるさ。炎香!」
「バーン!バーン!」「がぅうううう!」「アイス・ロマンス!」
どれだけ触手を相手にしてもキリがなかった。
チュラーはカバンから電子鳩を取り出すと飛ばした。
「こっちも数で応戦する!偽物の触手をどうにかしなければノートに書いてある本物の一本までたどり着けない!」
エニスも懐から角笛を取り出した。こちらに向かっているモチャ達に歪みの場所を知らせるため角笛を吹いた。
「応援が来るまで持ちこたえるぞ!」
「ほんまキリがないで!おわ!」ポッツが弾き飛ばされた。無数の触手の連続攻撃で皆にも疲労が見え始めた。
ポッツを助けに入ったセイクに触手が襲う。
その時、空から光と共にナカムトが地面に降り立った。
「おー痛て…足くじいた。ちと勢い付けすぎたな」
ジースーは駆け寄った。
「ナカムトおおおお!来てくれたんだ!」
「待たせたな。それよりお前ら何をやってる。anythingを使わんか!怒りに任せるからそうなる。それにジースーも遊んでるんじゃない!」
「遊んでなんかないよー…だって…」
「これがナカムト…伝説の三賢者」セイクは震える。
ムヒコーウェルが反応した。
「憎きナカムト!よくも私をこんな目に!今度こそ殺してくれる!」
触手がナカムトを襲う。
「オカマは黙ってろ」ナカムトが触手をキッと睨むと触手の動きが止まった。
ポッツは目を見張った。
「流石!三賢者やで!三賢者が来てくれれば勝てるで!」
ナカムトは少し考えこう言った。
「三賢者…何を言っている。私は三賢者では無い」
「おわああああ!」
各自飛び退く。
「ふふふふ。よく避けたわね」
口調は女だがそれにしては声が野太い。
声の先には黒いベールを被り背中から伸びた無数の触手、禍々しいオーラを纏った魔女。
チュラーとポッツの顔が怒りに変わる。
「ムヒコーウェルぅぅぅぅうぅぅぅぅう!」
咄嗟に飛びかかる。
「炎香!」「ソードウェイブ!」
轟音と共にムヒコーウェルを襲う。触手を切り刻み、炭に変えた。
「いいぞ!」とエニスも続こうとすると触手が再生した。
「触手を相手にしていてはキリがないぞ」チュラーは考える。考える間にも触手は襲ってきた。
「アイス・ロマンス!ぼやぼやするなチュラー!」
ナツァーキは物凄いスピードで触手をすり抜ける。瞬間移動しているとしか思えないスピードだった。
「瞬間移動やん!ナツァーキ!」ポッツは驚く。
「肋骨をやった時にの話だ。胸が光出して空気の壁が見えたんだ、そこを抜けると周りが止まって見えた。気がつくと魔物に体当たりしてな。あれは驚いた。そこからだな」
セイクは思い出した。
「ヨツネコさんが言っていたanythingは離れていても発動するってやつかな。あっ!チュラー危ない!」
触手が背後からチュラーを襲った。間に合わない。
「くそっ!」
背後から影が近づき、その触手を切る者がいた。
「遅せえんだよ、ばーか」
「チピ!」チュラーは涙ぐんだ。
「感動に浸ってる暇はねぇぞ。ほらよ」
とチピはノートをチュラーに渡した。ボロボロのノートにはムヒコーウェルについて事細かく書き込んであった。チピもよく見ると体から顔から古傷、新しい傷、痛々しいほど無数に刻まれていた。
「お前らがのんびりやってる間この2年、胸が光って何故かどんな傷でも次の日には治っちまってな、何回もこの化け物と戦った。お前らが来ても困らねぇように準備してやったんだ。早いとこやるぞ。…ふん」
「チピ…」チュラーはチピに抱きついた。
「バカ!やめろ!ベタベタするな!」
「お二人さん早よ戦ってくれる!」ポッツは二人の周りを守りながらまくし立てる。チュラーは我に返った。
「そうだな、また後でゆっくりやるさ。炎香!」
「バーン!バーン!」「がぅうううう!」「アイス・ロマンス!」
どれだけ触手を相手にしてもキリがなかった。
チュラーはカバンから電子鳩を取り出すと飛ばした。
「こっちも数で応戦する!偽物の触手をどうにかしなければノートに書いてある本物の一本までたどり着けない!」
エニスも懐から角笛を取り出した。こちらに向かっているモチャ達に歪みの場所を知らせるため角笛を吹いた。
「応援が来るまで持ちこたえるぞ!」
「ほんまキリがないで!おわ!」ポッツが弾き飛ばされた。無数の触手の連続攻撃で皆にも疲労が見え始めた。
ポッツを助けに入ったセイクに触手が襲う。
その時、空から光と共にナカムトが地面に降り立った。
「おー痛て…足くじいた。ちと勢い付けすぎたな」
ジースーは駆け寄った。
「ナカムトおおおお!来てくれたんだ!」
「待たせたな。それよりお前ら何をやってる。anythingを使わんか!怒りに任せるからそうなる。それにジースーも遊んでるんじゃない!」
「遊んでなんかないよー…だって…」
「これがナカムト…伝説の三賢者」セイクは震える。
ムヒコーウェルが反応した。
「憎きナカムト!よくも私をこんな目に!今度こそ殺してくれる!」
触手がナカムトを襲う。
「オカマは黙ってろ」ナカムトが触手をキッと睨むと触手の動きが止まった。
ポッツは目を見張った。
「流石!三賢者やで!三賢者が来てくれれば勝てるで!」
ナカムトは少し考えこう言った。
「三賢者…何を言っている。私は三賢者では無い」
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