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むひ

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そして出逢いは繰り返す

25話 穴の界魔

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 イーモズに着いていく。チュラーはジースーに並ぶ。
「ほんとにこの話乗っていいと思うか?」
「まあイーモズが乗っちゃったんだから僕らも乗るしかないよね」
「まあそうだが…ん、どうした?プルリ」
見るとプルリの顔が青い。
「なんか来るのら…」
「何かって何だよ…って、なんだあれは!」
 黒い穴から出てきたのはなんとも奇妙な魔物だった。
ジースーに冷や汗が流れる。
「日に日に強かなっていくな…そろそろ手を打たないと…」
 イーモズが魔物に襲われる。ポッツはプルリに詰め寄る。
「プルリ!この前のあれをやってくれ!」
「まだ力が回復してないのら…それにあの魔物は違うのらよ…」
「違うってなんやねん!」
「そうらねー、人工?とにかく自然発生じゃないらね」
 イールビの黒い霧が弾かれた。
「もうあかん…指くわえて見とるしかないんか…」
 「ここだってここ!」ジースーが何かブツブツ呟いていた。
「何してんねんジースー!こんな時に!」
ジースーはニコッと笑う。
「こんな時だからこそ呼んでるんじゃないか」
「ワロてる場合か!ん?」

黒煙を纏った犬が魔物に体当たりしていた。

 ジースーが手を上げる。
「おかえり、ロッロ」
『ゴメンなさいanythingの濁りで位置が掴めなくて』
 ポッツが目をぱちくりする。
「なんや、ロッロ喋れるんかいな」
「初め犬の時は魔力の関係で僕としか話せなかったけど魔界で補填してきたみたいだね」
『はい、人型になるのも上手くなりました。とりあえずイールビ様を助けますね』

 ポッツはここぞとばかりに応援する。
「いけ!そこや!いてこましたれ!やったー!ほんまロッロも強ぉなっとる」

 魔物を片付け、ロッロはイーモズ達を舐めながらジースーをチラッと見、ジースーだけに聴こえるよう話しかけた。
『だいたい状況は飲み込めました。この子達にオーニズがどうなってるか教えてもいいですか?』
『いや、まだ待ってくれる。時が来たらでいいよ』
『分かりました。その時までお守りします』
『頼んだよ、ロッロ』

そんなジースーをポッツはジーッと見ていた。
「何見つめあってんねんジースー。まさか…できとるんか!」
ジースーは笑う。
「何言ってんの!相手犬!!‪w‪w」

 今まで黙っていたチュラーが口を開く。
「なあ。俺たちこのままでいいのかな…」
「どうしたんチュラー?」
「いやな、このままプルリをあてにして何も出来ないままでいいのかなって」
ポッツは考え込む。
「そりゃもどかしいけどな。でもどうすることもできんやろ?」
「考えていたんだが。ナカムトのとこに行かないか。何か状況が変わるような気がする」
 プルリが思い出す。
「あのおっちゃん、あたちのこと見てたのら」
「ほんまかいな!さすが千年生きてるだけあるわ。でもイーモズも心配やし…でもこのままでは…ああああああああぁぁぁもう行こ!ナカムトんとこ行こ!」

 こういう時ジースー張り切る。
「よーし!出発進行!!」
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