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第1章 はじめまして。
転生しました。
しおりを挟む転生したのか……?
そう私が思うよりも、俺の命が助かったことを疑問に思った。
頭が混乱する。
私には死んだときの記憶などないはずーー……それに、私はわたしが転生することを知っている。
身体が熱いーー……まるで、炎の中にいるみたいだ。それに……心臓が痛い。
いやーー……
全身がーー……身体中からーー……凄い痛みを感じる。
まるで、全身を刃物で斬られたような……そんな鋭くも……身体にはずっと鈍い痛みが残るようなーー……
こんなに酷い痛みはーー……今まで経験したことがないーーーー…………
その痛み故かーー……私はーー……俺はーー……
転生したという実感のないままーー……
……再び深い眠りについたーー…………
再び私が目を覚ましたのはーー……
女神様と出会ったような場所ではないが……
それと似たような場所だったーー……
夢の中にいるような感覚でーー……
だけど、そこではわたしに……私の身体があった。
「……転生に失敗してしまったのか?」
……思わず、ひとりごとを呟く。
……おかしい。
……転生は、成功したはずだ。だって私は知っているんだから。
今の私の状態をどのように表現すればいいのだろう。自分と自分が2つあるような感覚ーー……
ジキルとハイドのような二重人格というのとは……ちょっと違う。
この2人ーー……私達は、性質が全く一緒だ。
同士であり、同志とも言えるような……そんな感じーー……
そうかーー……
……俺達は全くの別者ではないーー……
寧ろ……全く一緒の存在なんだーーーー…………
頭での情報処理が追い付いていないのか……頭が割れるように痛い。
私は、思わずうずくまってしまった。
そんな私を見兼ねたのか……
"彼"がーー……私の夢の中で……姿を見せた。
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