ある少女の日記

ササラギ

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2018年7月2日

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2018年7月2日 月曜日 晴れ
最近お母さんが悪口を言ってこなくなった。お酒に逃げ出したから。だからずっと機嫌は良くて、前みたいに普通の生活ができるようになった。きっとこれはいいことで、私は解放されたんだろう。でもこうやって酒に逃げてて、当たられないから安心するべきなのか、このまま逃げ続けてさらに状況が悪化すると絶望するべきなのかわからない。どちらにせよ今の状況がいいからって、一度付いた傷が消えるわけではなくて、今ある傷が癒えるわけでもなくて、付いた傷が抉られないだけであって、新しい傷が付かないだけであって、私の気持ちは晴れないまま。なんでこんなに怯える毎日を生きなきゃいけないんだろうって思いは変わらない。こんな毎日ならいっそのこと死んだほうが楽じゃないかって、そういう思いが強くなっていく。でも死ぬ勇気なんて私にはなくて、いや、死ぬ気力がないだけかもしれない。いっそのことその気力が湧いてる状態のほうがよかった。最近いじめられないからってほんの少しだけ光を見てしまって、でも光に向かうだけの力はなくて、届かない光が私を嘲笑うかのように見せつけてくる。そんな中途半端に浮上しちゃったら生きたいとも思いきれないし、死にたいとも思いきれないじゃん。生きたいと思えるなら生きればいい、死にたいと思えるなら死ねばいい。でも生きたくもない、死にたくもない、生きる気力もない、死ぬ気力もないんじゃ私は何をしたらいいんだろう。どうせ届かない光を見せつけられるのは、殺す前にする拷問と一緒で、そんなに苦しいなら痛いなら、一思いに殺してくれと毎日そう思う。自分一人で死ぬならいいけど私はタチが悪い。自分で死ぬことができないから、大きい事故にでも巻き込まれないかなとか、誰か殺してくれないかなとか、関係ない人にやってもらおうとしてる。死にたいなら勝手に死んだらいいのに、人に迷惑かけて死ぬなんてありえないのに、自分勝手に願ってしまう。遥が殺してくれたら私気持ちよく死ねるなぁ。まさか頼むわけいかないけど、私を殺してくれる人募集中。
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