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日常
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キーンーコーンカーンコーン
授業の前の時間は実際にはより早く感じるのは気のせいだろうか?
一時間目が始まる。
今日は一時間目からハードだ
生物なのだが、先生が熱い
まぁ情熱的である
走ってくる音が聞こえる
「では始めるぞー」
周りでは
「またきたぜゴリ先」
「だりーなぁ」
なんて言葉が聞こえてくる。
ゴリ先とはゴリラ先生の略であり
ゴリラみたいな見た目、熱血的な性格からそう呼ばれている。
「では前の時間のノートを開いて、、」
授業が始まり、静寂に包まれている中
「ねぇレンくん」
咲inギール姉の声が聞こえた。
咲の席の方を向いたが、咲はこちらを見ていない。
気のせいか
そう思って窓の外を見ていると
また
「レンくん」
聞こえる。
確かに呼んでる。
また咲の方を見るがやはりこちらを見ていない。
「レンくんこれが五感の覚醒の効果よ」
そう聞こえた。
なるほど!
だからか
続けて
「窓の外を見て」
そう聞こえた。
窓の外を見ると、向かいのガラス張りのビルの人が何をしているか確認できる。
学校とそのビルとの間は十メートルはあるだろう。
意識しても見えるか見えないかの距離だか
今日ははっきり見える。するとまた声が聞こえて
「意識すればその効果は高まる。それが五感の覚醒」
なるほど
何だかんだいって教えてくれるあたり優しいな。
てかこの能力チートじゃね?
そう思ったがそうでもない
「頭が、頭が痛い」
すると咲inギール姉が、何かをわかっていたかの様に
「レンくん頭痛いって言ってるので、保健室に連れてきます。」
「わかった、なるべく早く帰ってこい!」
「わかりました。」
そう俺と咲inギール姉は教室を出た。
「馬鹿ねレンくん。貴方がいつも感じている情報の何倍もの情報が入ってくるんだから。それは頭だって痛くなるわよ。」
それはそうだ
これは俺の能力ではなく、ギーラ姉からいわば盗んだ能力。
そう簡単に使いこなせないのは、あたり前って言ったら当たり前だ。
「いつ収まる?」
「ちょっと寝て休みなさい」
「悪い」
保健室についた俺はベットに横になった。
昨日の疲れ(夢の中)があってかすぐ寝てしまった。
俺が起きるきっかけとなったのは、授業終わりの鐘だった。
完全に治った。
しかし
「あの能力は簡単には使えないな」
そう思いながら、俺は起き上がった
すると、咲inギール姉が誰かと話していた。
保健室の先生だ。
ベットはカーテンに囲まれているため、
まだ気づいた様子はない。
聞こえてくるのは、
「そうなんですよ先生。」
「うんうんそれで?」
そんな会話だ。
ふと思った。
(サキュバスも人間と分かり合えるかもしれないな)
人間は、自分と違うものを弾き出そうとする。
それが意見の食い違いだったり
性格だったり
いろいろあるが、案外話してみること、分かろうとすることが大切かもしれない。
俺は咲inギール姉を見て思った。
「さて起こそうか」
ギール姉が言った。
(やばい来る)
そう思って俺は布団に戻った。
ここで保健室の先生が
「私、用を思い出した!ちょっとあけるね」
と言って扉から出てった。
シャッ
っと音がしてカーテンが開いた。
「可愛い顔してるねえ」
と言われた。
(やばい、にやけそうだ。)
そこで俺は賭けに出た。
「んっ。あぁよく寝た。」
ここで寝てたフリ。
バレるか?
「起きたのレンくん、おはよう。」
おはよう咲、と言いたいところだが。おはようギール姉。」
「うん!おはよう。よく寝れた?」
「まぁまぁだな」
バレなかった
いやバレてたけど知らないふりしてたのか?
それを聞くのは、少しヤボじゃないかと思った俺は聞かないことにした。
気づかなかったが、あの鐘は四時間目の終わりの鐘だったらしい。
完全にサボりだ。
しかも今日は四時間で終わり 。
(なんか悪いことしたな)
まぁ友達のあまりいない俺は、教室に行ってもあまり絡まれない。
そういうところがいいのかはたまた悪いのかは置いておくとして、俺は帰る準備を始めた。
すると咲inギール姉が
「帰りにカフェ寄って行きましょうよ!
咲ちゃんが食べたいって。」
と、咲が言う何とも不思議な状況を作り出したギール姉は、何とここで
「マーチェ、シタロモ、アナザー、ジ、エモンド」
いきなり呪文を詠唱し唱えた。
彼女の下に直径約7メートルくらいの魔法陣が浮かび上がり教室を光が包んだ。
光が収まると何もなかったかのように咲inギール姉が
「さぁ、行きましょ」
そう行って俺の手を掴んで教室を出た
そのカフェへの帰り道
「説明しろ!」
そうギール咲inギール姉に問い詰めた。「何の話?」
「とぼけるな、何だあれ見たことないぞ」
「あー、あれはまぁこっちの時間に直すと十秒くらいの魔法陣から三メートル以内の人間の記憶を消す能力よ」
「いやそこまでしなくてもさ。てか俺消えてないし」
「私だって、人を選んで消すぐらいできるわよ」
「だとしてもあれはやり過ぎだ!」
「私だって焦ったのよ」
まぁしょうがないだろう
そしてもう一つ
「咲が言った。って言ったよな」
「うん」
「どういうことだ?」
「貴方の体とリンクした時、貴方、意識無かった?」
「あった」
「それと同じ、咲ちゃんは貴方のことずっと見てるわよ。」
てことはこの会話とかも咲が聞いているわけか
なんだか安心した。
ここのところ、咲の姿でいるサキュバスを「真実の目」で見てたから、咲の姿はぼんやりとしか見えてなかったし、声だけ咲でも体がサキュバスだと違和感しかなかった。
だから咲の意識があること、そして俺を見てくれてることが凄い嬉しかった。
そしてギール姉が続けて
「私ずっと咲ちゃんとお話ししてるのよ。」
「それはあれか?昨日俺の夢の中で使ったやつか?」
「そうなるわ」
なんと説明すればいいのかわからないが
直接頭の中に音声が流れて来る感じ
と言っても、話さないで会話ができる感じ あまり難しい話ではない。
「咲が早く食べたいって」
「味覚はリンクしてるのか?」
「もちろんよ」
「二人で食べて盛り上がってるわ」
楽しそうで何より、よく考えると
この状況で一年過ごす咲にとっては楽しく無かったら地獄だろう。
だから良かったと改めて思った。
カフェに着くと
「レンくん、奢ってくれるよね?」
「なんでさ」
「咲ちゃんの頼みだよ」
「って言っているのはお前だろう。咲は言わないと思うが?」
「案外引っかからないものね」
「もちろんだ。まぁ俺にいろいろ教えてくれたから今日だけは奢ってやる」
「ありがと」
そんな会話をしていると冬のおかげか
外はすぐに暗くなる
「おいギール姉帰るぞ」
「はーい」
「ねえレンくん手を繋ごうよ」
「お前は咲じゃねぇだろ!」
「一応咲ちゃんよ!」
「見た目どうにかしろ!」
「まぁいいからいいから」
そう言って半ば強引に俺の手を繋ぎ手を振り始めた。
「あったかいねえ」
「知るか」
「照れてる?」
「照れてない」
このサキュバス結構な策略家だな
まぁ俺には咲がいたから大丈夫だったが
普通の男子なら落ちていたことだろう。
「こんな時間が続けばいいのにね」
「あと一年で俺は死ぬかもしれないのに、呑気なやつだ。てかお前が殺しにくるんだろう!」
「まぁね。その時の為にも頑張ろ、特訓」
外は雪が降ってきて、街頭の光が雪と俺たちを優しく包んだ。
授業の前の時間は実際にはより早く感じるのは気のせいだろうか?
一時間目が始まる。
今日は一時間目からハードだ
生物なのだが、先生が熱い
まぁ情熱的である
走ってくる音が聞こえる
「では始めるぞー」
周りでは
「またきたぜゴリ先」
「だりーなぁ」
なんて言葉が聞こえてくる。
ゴリ先とはゴリラ先生の略であり
ゴリラみたいな見た目、熱血的な性格からそう呼ばれている。
「では前の時間のノートを開いて、、」
授業が始まり、静寂に包まれている中
「ねぇレンくん」
咲inギール姉の声が聞こえた。
咲の席の方を向いたが、咲はこちらを見ていない。
気のせいか
そう思って窓の外を見ていると
また
「レンくん」
聞こえる。
確かに呼んでる。
また咲の方を見るがやはりこちらを見ていない。
「レンくんこれが五感の覚醒の効果よ」
そう聞こえた。
なるほど!
だからか
続けて
「窓の外を見て」
そう聞こえた。
窓の外を見ると、向かいのガラス張りのビルの人が何をしているか確認できる。
学校とそのビルとの間は十メートルはあるだろう。
意識しても見えるか見えないかの距離だか
今日ははっきり見える。するとまた声が聞こえて
「意識すればその効果は高まる。それが五感の覚醒」
なるほど
何だかんだいって教えてくれるあたり優しいな。
てかこの能力チートじゃね?
そう思ったがそうでもない
「頭が、頭が痛い」
すると咲inギール姉が、何かをわかっていたかの様に
「レンくん頭痛いって言ってるので、保健室に連れてきます。」
「わかった、なるべく早く帰ってこい!」
「わかりました。」
そう俺と咲inギール姉は教室を出た。
「馬鹿ねレンくん。貴方がいつも感じている情報の何倍もの情報が入ってくるんだから。それは頭だって痛くなるわよ。」
それはそうだ
これは俺の能力ではなく、ギーラ姉からいわば盗んだ能力。
そう簡単に使いこなせないのは、あたり前って言ったら当たり前だ。
「いつ収まる?」
「ちょっと寝て休みなさい」
「悪い」
保健室についた俺はベットに横になった。
昨日の疲れ(夢の中)があってかすぐ寝てしまった。
俺が起きるきっかけとなったのは、授業終わりの鐘だった。
完全に治った。
しかし
「あの能力は簡単には使えないな」
そう思いながら、俺は起き上がった
すると、咲inギール姉が誰かと話していた。
保健室の先生だ。
ベットはカーテンに囲まれているため、
まだ気づいた様子はない。
聞こえてくるのは、
「そうなんですよ先生。」
「うんうんそれで?」
そんな会話だ。
ふと思った。
(サキュバスも人間と分かり合えるかもしれないな)
人間は、自分と違うものを弾き出そうとする。
それが意見の食い違いだったり
性格だったり
いろいろあるが、案外話してみること、分かろうとすることが大切かもしれない。
俺は咲inギール姉を見て思った。
「さて起こそうか」
ギール姉が言った。
(やばい来る)
そう思って俺は布団に戻った。
ここで保健室の先生が
「私、用を思い出した!ちょっとあけるね」
と言って扉から出てった。
シャッ
っと音がしてカーテンが開いた。
「可愛い顔してるねえ」
と言われた。
(やばい、にやけそうだ。)
そこで俺は賭けに出た。
「んっ。あぁよく寝た。」
ここで寝てたフリ。
バレるか?
「起きたのレンくん、おはよう。」
おはよう咲、と言いたいところだが。おはようギール姉。」
「うん!おはよう。よく寝れた?」
「まぁまぁだな」
バレなかった
いやバレてたけど知らないふりしてたのか?
それを聞くのは、少しヤボじゃないかと思った俺は聞かないことにした。
気づかなかったが、あの鐘は四時間目の終わりの鐘だったらしい。
完全にサボりだ。
しかも今日は四時間で終わり 。
(なんか悪いことしたな)
まぁ友達のあまりいない俺は、教室に行ってもあまり絡まれない。
そういうところがいいのかはたまた悪いのかは置いておくとして、俺は帰る準備を始めた。
すると咲inギール姉が
「帰りにカフェ寄って行きましょうよ!
咲ちゃんが食べたいって。」
と、咲が言う何とも不思議な状況を作り出したギール姉は、何とここで
「マーチェ、シタロモ、アナザー、ジ、エモンド」
いきなり呪文を詠唱し唱えた。
彼女の下に直径約7メートルくらいの魔法陣が浮かび上がり教室を光が包んだ。
光が収まると何もなかったかのように咲inギール姉が
「さぁ、行きましょ」
そう行って俺の手を掴んで教室を出た
そのカフェへの帰り道
「説明しろ!」
そうギール咲inギール姉に問い詰めた。「何の話?」
「とぼけるな、何だあれ見たことないぞ」
「あー、あれはまぁこっちの時間に直すと十秒くらいの魔法陣から三メートル以内の人間の記憶を消す能力よ」
「いやそこまでしなくてもさ。てか俺消えてないし」
「私だって、人を選んで消すぐらいできるわよ」
「だとしてもあれはやり過ぎだ!」
「私だって焦ったのよ」
まぁしょうがないだろう
そしてもう一つ
「咲が言った。って言ったよな」
「うん」
「どういうことだ?」
「貴方の体とリンクした時、貴方、意識無かった?」
「あった」
「それと同じ、咲ちゃんは貴方のことずっと見てるわよ。」
てことはこの会話とかも咲が聞いているわけか
なんだか安心した。
ここのところ、咲の姿でいるサキュバスを「真実の目」で見てたから、咲の姿はぼんやりとしか見えてなかったし、声だけ咲でも体がサキュバスだと違和感しかなかった。
だから咲の意識があること、そして俺を見てくれてることが凄い嬉しかった。
そしてギール姉が続けて
「私ずっと咲ちゃんとお話ししてるのよ。」
「それはあれか?昨日俺の夢の中で使ったやつか?」
「そうなるわ」
なんと説明すればいいのかわからないが
直接頭の中に音声が流れて来る感じ
と言っても、話さないで会話ができる感じ あまり難しい話ではない。
「咲が早く食べたいって」
「味覚はリンクしてるのか?」
「もちろんよ」
「二人で食べて盛り上がってるわ」
楽しそうで何より、よく考えると
この状況で一年過ごす咲にとっては楽しく無かったら地獄だろう。
だから良かったと改めて思った。
カフェに着くと
「レンくん、奢ってくれるよね?」
「なんでさ」
「咲ちゃんの頼みだよ」
「って言っているのはお前だろう。咲は言わないと思うが?」
「案外引っかからないものね」
「もちろんだ。まぁ俺にいろいろ教えてくれたから今日だけは奢ってやる」
「ありがと」
そんな会話をしていると冬のおかげか
外はすぐに暗くなる
「おいギール姉帰るぞ」
「はーい」
「ねえレンくん手を繋ごうよ」
「お前は咲じゃねぇだろ!」
「一応咲ちゃんよ!」
「見た目どうにかしろ!」
「まぁいいからいいから」
そう言って半ば強引に俺の手を繋ぎ手を振り始めた。
「あったかいねえ」
「知るか」
「照れてる?」
「照れてない」
このサキュバス結構な策略家だな
まぁ俺には咲がいたから大丈夫だったが
普通の男子なら落ちていたことだろう。
「こんな時間が続けばいいのにね」
「あと一年で俺は死ぬかもしれないのに、呑気なやつだ。てかお前が殺しにくるんだろう!」
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