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記憶の断片~2~
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タケシさんの家で夕飯をいただいた後、私達は家への帰路についていた
「美味しかったですねー」
「たしかに、あのサラダは美味かったな」
「あれ室内で育てたものを使ってるらしいですよ」
「ホントか?技術も進化してるんだな。」
「そりゃあ人格保存なんてできる時代だから」
そう私はついさっき人格保存の実験台になってきたのだ。まぁ特に害はないようなので気にしてない!
「そういや昼間生物兵器がどうのこうのとも言ってたな」
「そうだよ、今のご時世明日があるかも分からなくなってるよ」
「それは言いすぎだろ、」
「私はそうでも無いと思うけどなー」
「たくっ、マンガの読みすぎだ。他にも何かやりたいこととかないのか?その年ならやりたいことなんて沢山あるだろ。」
「ー*#*の手伝いかな?」
「それは毎日やってくれてるだろ?他にはないのか?」
「そう言われても..。私にとってはそれがやりたいことなんだよ。ー*#*は身元のわからない私を引き取ってくれて衣食住の世話までしてくれてる、だからね...私はすごく感謝してる。」
「だから俺の手伝いがやりたいことと...?」
「うんっ」
「お前がそう思ってるならそうでいいと思うけどな。けどな、まだ若いんだから多少のワガママぐらいした方がいいぞ」
「わかった。。なら明日の仕事が終わったら2人で映画館に行きたい!!」
「よしっ任せとけ!!」
「やったーーっっ!!」
(これは明日のお手伝いは気合いを入れないとっ!!)と
内心にやけながら帰りの道を走ってもらっているうちに、私はまた眠りについてしまった
「ふぁ~~....ンッッ」
気がつくと私は家のベッドにいた
「あれ?もう9時だ!!」
ドタバタとリビングへ走ると
「おはよう鷹華~..」
おそらく今起きたのであろうー*#*がパンを焼いていた
「おはよ~」
「今日は映画に行くんだろ?さっさと今日分の仕事終わらせるぞ」
「「ふわァァァ....」」
「プッ..//」
「見事に揃ったな//」
朝からひと笑いしたあとせっせと朝食を済ませ
私は洗濯は素早く済ませ、彼の仕事の手伝いを何とか13時までに終わらせた
そして
「さっ、映画行こっ!!」
「いやちょっと待てって。戸締りはしたな、ガスもよし、電気もよし。」
「早くってば!!」
「わかったわかった」
ついに映画デートの開始だっ!!
「さてと、何を見るんだ?」
「ポップコーン....!!」
「おいっ」
「ん、あっ..あー映画何見るかって?そりゃあもちろん今話題の”1000年後の君へ”でしょ!!」
「へーそうなのか、最近テレビを見てないから全然わからん。」
「あとね、ポップコーン食べたい、、」
「いいぞ。ほらっ、これでチケットと一緒に買ってこい」
そう言って渡されたお金を握りしめ、私は意気揚々と走っていく
「ポップコーン2つくださいっ」
「2つでしたらこちらのカップルセットがお得になっております。」
「カップル....じゃあそれでっ」
「ありがとうございます、お会計630円となります。」
勢いでカップルセットを買ってしまったけど、まぁいいだろう
「ー*#*かってきたよー」
「でかいの買ってきたんだな、1人で食えるのか?」
「これカップルセットだって。ー*#*も食べるでしょ?」
「カップル..まぁいいか。ありかとな俺の分まで」
「もう入れるみたいだし入っとこ」
「トイレとかはいいのか?」
「あっ、行ってくる。チョット待っててね」
映画見終わったら何しようかな。服も見たいしアイスも食べたいな。ー*#*どれくらい買ってくれるだろう?あんまりわがまま言いすぎるのも良くないし
(あれ?頭がクラクラして....意識が..ー*#*)
「どうだい?昔の記憶を思い出せたかい?」
「あれっ?ここは....映画館に..わたし......」
「まだ記憶が混濁してるか」
「あなたは..司令官?」
「大丈夫かい?鷹華」
「私は....」
「君には君の過去を見てもらっていたよ、君の意思で」
「そうでしたか..」
「どうしたんだ?どこか悪いのか?」
「いえ。ただ、大事だったはずの人の名前が思い出せないんです。。」
「そうか、また思い出すかもしれない。大切な人なら尚更」
「いつか思い出せるでしょうか..」
「きっといつか。。さぁ今日はここまでにしよう、鷹華も疲れたろう」
私、鷹華はこの司令官の元で働いている
実は私は人間ではありません
兵器と私の元の”人格”を融合させて出来た”仮想兵器”なのです
今私はこの人の下楽しく過ごさせていただいてます
司令官が言うには私には人間だった頃の記憶は大半ないようなのですが、この前私が自分のきおくを知りたいと頼み込んでみたところ
なんと記憶の一部を見ることが出来ました!!
「あの人の名前いつか思い出せるかな..。またあいたいよ。。」
しかしこの通り大切な人の名前は思い出せず記憶も途中で途切れ残念です
司令官が言うにまた機会があれば記憶を見れるようなのです
なので私は悲しんでいられません
これからもこの司令官の元で働く毎日です
いつか彼の名前を思い出せる日を信じて
~end~
「美味しかったですねー」
「たしかに、あのサラダは美味かったな」
「あれ室内で育てたものを使ってるらしいですよ」
「ホントか?技術も進化してるんだな。」
「そりゃあ人格保存なんてできる時代だから」
そう私はついさっき人格保存の実験台になってきたのだ。まぁ特に害はないようなので気にしてない!
「そういや昼間生物兵器がどうのこうのとも言ってたな」
「そうだよ、今のご時世明日があるかも分からなくなってるよ」
「それは言いすぎだろ、」
「私はそうでも無いと思うけどなー」
「たくっ、マンガの読みすぎだ。他にも何かやりたいこととかないのか?その年ならやりたいことなんて沢山あるだろ。」
「ー*#*の手伝いかな?」
「それは毎日やってくれてるだろ?他にはないのか?」
「そう言われても..。私にとってはそれがやりたいことなんだよ。ー*#*は身元のわからない私を引き取ってくれて衣食住の世話までしてくれてる、だからね...私はすごく感謝してる。」
「だから俺の手伝いがやりたいことと...?」
「うんっ」
「お前がそう思ってるならそうでいいと思うけどな。けどな、まだ若いんだから多少のワガママぐらいした方がいいぞ」
「わかった。。なら明日の仕事が終わったら2人で映画館に行きたい!!」
「よしっ任せとけ!!」
「やったーーっっ!!」
(これは明日のお手伝いは気合いを入れないとっ!!)と
内心にやけながら帰りの道を走ってもらっているうちに、私はまた眠りについてしまった
「ふぁ~~....ンッッ」
気がつくと私は家のベッドにいた
「あれ?もう9時だ!!」
ドタバタとリビングへ走ると
「おはよう鷹華~..」
おそらく今起きたのであろうー*#*がパンを焼いていた
「おはよ~」
「今日は映画に行くんだろ?さっさと今日分の仕事終わらせるぞ」
「「ふわァァァ....」」
「プッ..//」
「見事に揃ったな//」
朝からひと笑いしたあとせっせと朝食を済ませ
私は洗濯は素早く済ませ、彼の仕事の手伝いを何とか13時までに終わらせた
そして
「さっ、映画行こっ!!」
「いやちょっと待てって。戸締りはしたな、ガスもよし、電気もよし。」
「早くってば!!」
「わかったわかった」
ついに映画デートの開始だっ!!
「さてと、何を見るんだ?」
「ポップコーン....!!」
「おいっ」
「ん、あっ..あー映画何見るかって?そりゃあもちろん今話題の”1000年後の君へ”でしょ!!」
「へーそうなのか、最近テレビを見てないから全然わからん。」
「あとね、ポップコーン食べたい、、」
「いいぞ。ほらっ、これでチケットと一緒に買ってこい」
そう言って渡されたお金を握りしめ、私は意気揚々と走っていく
「ポップコーン2つくださいっ」
「2つでしたらこちらのカップルセットがお得になっております。」
「カップル....じゃあそれでっ」
「ありがとうございます、お会計630円となります。」
勢いでカップルセットを買ってしまったけど、まぁいいだろう
「ー*#*かってきたよー」
「でかいの買ってきたんだな、1人で食えるのか?」
「これカップルセットだって。ー*#*も食べるでしょ?」
「カップル..まぁいいか。ありかとな俺の分まで」
「もう入れるみたいだし入っとこ」
「トイレとかはいいのか?」
「あっ、行ってくる。チョット待っててね」
映画見終わったら何しようかな。服も見たいしアイスも食べたいな。ー*#*どれくらい買ってくれるだろう?あんまりわがまま言いすぎるのも良くないし
(あれ?頭がクラクラして....意識が..ー*#*)
「どうだい?昔の記憶を思い出せたかい?」
「あれっ?ここは....映画館に..わたし......」
「まだ記憶が混濁してるか」
「あなたは..司令官?」
「大丈夫かい?鷹華」
「私は....」
「君には君の過去を見てもらっていたよ、君の意思で」
「そうでしたか..」
「どうしたんだ?どこか悪いのか?」
「いえ。ただ、大事だったはずの人の名前が思い出せないんです。。」
「そうか、また思い出すかもしれない。大切な人なら尚更」
「いつか思い出せるでしょうか..」
「きっといつか。。さぁ今日はここまでにしよう、鷹華も疲れたろう」
私、鷹華はこの司令官の元で働いている
実は私は人間ではありません
兵器と私の元の”人格”を融合させて出来た”仮想兵器”なのです
今私はこの人の下楽しく過ごさせていただいてます
司令官が言うには私には人間だった頃の記憶は大半ないようなのですが、この前私が自分のきおくを知りたいと頼み込んでみたところ
なんと記憶の一部を見ることが出来ました!!
「あの人の名前いつか思い出せるかな..。またあいたいよ。。」
しかしこの通り大切な人の名前は思い出せず記憶も途中で途切れ残念です
司令官が言うにまた機会があれば記憶を見れるようなのです
なので私は悲しんでいられません
これからもこの司令官の元で働く毎日です
いつか彼の名前を思い出せる日を信じて
~end~
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