5 / 22
第四話〜可愛いアップルパイ〜
しおりを挟むそして店について見れば
「蒼にぃ!!遅い!!」
プリプリと今にも頬を落としそうなほど膨らませてる妹が出迎えてくれた
ご機嫌取りを含めて買っておいた漫画と一緒にアイスを渡せば
今度は目をキラキラと輝かせバックヤードにかけていく
この平和を俺は守っていけるのか
あやのを信じられるやつに預けられるのか
昔はよく葛藤した"審査"なんて名目で学校でもないのに
面談的なのもしたっけかな
今にして思えば大人気ないことをしたものだと少し反省もする
「夕方に心音ちゃんが来るって言ってたしデザートの仕込みでもしておくかな」
そう言って二人の好物の仕込みを始めた
まずは、心音ちゃんの
最近アップルパイにハマってるらしく
この前ツイッターでたまたま見かけたやつをなんとなくで手探りで作り始めた
¶≒≒薔薇のアップルパイ作り方≒≒
1,まず、りんごを薄くスライスする
薄い方が見た目綺麗になるのと厚いと枚数が足りなくなるからだ
2,耐熱皿とかでりんご、バター、グラニュー糖、シナモンなんかを入れて蓋をして600w4分半加熱
のほうが手っ取り早いが今回はちょいと深めの鍋で作る
鍋で作るときはりんごがそこそこしなって
味見したときに自分のベストな味付けになったらでOK
3,粗熱を冷ます
一度混ぜて置くとムラが無くなってああ自家均一になる
粗熱が取れたら汁を切っておく
4,オーブンは予め200度予熱しておく
用意していたパイ生地を12×30くらい。
縦はだいたいりんご並べて6枚分の長さまで伸ばします
そんで、指2本ないくらいの幅に切っていく
5,巻き始め1cm位あけてりんごは少し重ね合わせながら好きな枚数奥
このとき多過ぎても少なすぎても良くないが好みだから細かくは言わない
後しっかり芯を作る隙間があかないようにまっすぐ巻いて行くのがポイント
リンゴの水分を切ったのはこの時巻き辛くならないようにだ
6,天板にクッキングシートを敷いて並べて200度のオーブンで15分位焼いて完成
ここでバラの形を整え特の焼き上がりがきれいになる
焼き上がった後に優しくジャムをハケで塗ると見た目がさらに良くなる
¶≒≒みんなも作ってみてね≒≒
凝った見た目の割に作り方はかんたんなもんだから後で心音ちゃんが来たとき歩夢にそっと作り方教えておくかな
なんて思っていれば1つパイが消えていた
後ろでギィギィ音がすると思い振り返ると
苦笑いしてるあやのがそこにいた
「んで?お前は今何食ってんだ?」営業スマイルというより
かげて言われる冷血そうな笑みと言うのが今正しい顔になっていく
モゴモゴしながら言い訳をしようとしたあやのは
恐怖に落ちたかのように「ご、ごめんなさい…」と誤った
まあ、こいつも好きだから分けてやろうと思ってたけど
つまみ食いはよろしくねえ
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる