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しおりを挟むなんであの人があんなに人気なのかわからないな私には、
ただ顔がいいだけでしょ?よっぽど暇なんだろうな周りの子達…ちょっと同情する…って思ってたのもつかの間…
なんで私が…こんな人の隣の席なわけ??
「よろしくなライ!」
にこにこ笑いかけてくるイケメン同じクラスっていうのはわかってたけどさ…神様がいるっていうならきっと私の見方をしてくれてないんだろうな
「…レンくんみんなが見てるから」
「ん?だから?」
「だからって…えっと…人気だねレンくん」
いやいや何言ってるんだ自分言いたいのはそういうことじゃなくて
「俺のどこがいいのかね普通に過ごしてるだけだよ俺は」
それには共感だな「笑顔が作り笑顔だもんね」
「え?今なんて」
「え?」待って待って私声出てた?まぁいっか
「レンくんってみんなに同じ笑顔振りまくよね、先生にも女の子たちにも…」
「………」レンくんの動きが止まる
「…なんでお前が気付くんだよどうしてお前が」
どうやら私は言ってはいけないことを言ったのかもしれない…
「ごめん…」
あーこれからこの人の隣で学校生活を送らないといけないんだ…気まずいな
「謝んなよ、お前に決めた」
「は?」
「いやぁ彼女探してたんだいい奴いないかなぁって」
いやますますは?って感じなんですがどうしましょう
「お前に決めた」
「なんで私なのもっといい人いるでしょ」
「お前は俺の秘密を知ってる」
「秘密?」何言ってるんだこの人
「俺の笑顔が作り笑顔ってこと」
そういいながらレンくんは思いっきり笑って見せた
…やめて欲しいな私はその笑顔が嫌いじゃない
「お前に決めたんだ俺に従え」
What do you say ?
I cannot understand.
「まぁ俺のことはご主人様って呼んでいいから」
え、何この人変人
ーーーーー
続く
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