さすがに異世界では学校に行くよ!

キムチ鍋

文字の大きさ
13 / 44
新たな居候!!クリスマスパーティー!!編

第13話 クリスマスパーティー開催!!

しおりを挟む
朝日、由奈、ステラ、ガイア、ナナはステラの屋敷の食堂に集まっていた。ガイアが周りを見渡しながら言った。
「相変わらず大きな屋敷だね」
ナナも部屋中を見渡しながら言った。
「本当ね!なんだか落ち着かないよ」
朝日の腕にはマイサンが抱かれていた。
「わん!」
ナナがマイサンを見て、微笑んでいた。
「可愛いワンちゃんね。名前はなんていうの?」
朝日が目を輝かせて言った。
「マイサンだ!」
ガイアが反応に困り苦笑いを浮かべた。
「変わった名前だね」
ステラが片手で頭を押さえて、苦しい表情をした。
「由来は聞かないで」
食堂のドアが開いた。そこには色とりどりのドレスを腕に抱えるユウが立っていた。
「じゃあ、みんなこのドレスを着て、パーティーに行こうね」
ユウはドレスをテーブルに置いた。由奈とナナが目を輝かせながらドレスを見ていた。
「すごい!!綺麗です!!」
「本当に着ちゃって良いの?」
ステラは真顔で言った。
「着るだけじゃなくて貰って良いわよ」
由奈とナナの目が輝いた。
「ありがとうございます!!」
二人はドレスを選び始めた。自分のドレスを選ぼうとしないステラに朝日は疑問に思った。
「なあ、ステラ。お前は選ばなくて良いのか?」
「私はもう用意してあるから良いのよ」
ステラは朝日とガイアを部屋の外に押し出した。
「男は出た出た!」
ユウが朝日とガイアに服を渡した。
「二人はこれに着替えてね」
そして、扉は閉められた。
朝日とガイアは着替え始めた。二人の服は黒いタキシードで、朝日のネクタイは赤、ガイアは青である。
「動きにくいな」
ガイアがネクタイを締めながら言った。
「まあ、仕方ないよ。一応、剣は装備した方が良いね」
二人は自分の刀と剣を腰に装備した。そして、扉が開いた。ステラは白いドレス、由奈は青色のドレス、ナナは赤色のドレス、ユウは黒いドレス、どれもデザインは同じ。朝日とガイアはドレス姿の彼女たちの輝きに圧倒されていた。
「すげえな」
ガイアが笑顔で言った。
「みんな似合ってるよ」
朝日は右から、ユウ、由奈、ナナ、ステラの順番で胸を見た。
(E、D、C......A)朝日が小さな声で言った。
「ひとりだけ胸が寂しいやつがいるけど」
ステラが朝日の頭を掴み、言った。
「ああ?誰の何が寂しいだって~?」
朝日が断末魔の如く叫んだ。
「ごめんなさああああい!!」
屋敷の玄関のドアを開けようとする朝日の足元にマイサンが駆け寄ってきた。
「くーん......」悲しそうに鳴くマイサンの頭を朝日は撫でた。
「大丈夫だよ。帰って来たらいっぱい遊んでやるからな」
マイサンは嬉しそうに尻尾を振り、大きな声で吠えた。
「わん!」
なんだかんだ6人はパーティーに向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
体育館では、大きく、色とりどりの飾り付けをされているクリスマスツリーが中心に立っている。
多くのドレスやタキシードを来た婦人や生徒や生徒の保護者が談笑したり、食事をしたりしている。朝日のクラスメイトも多く参加していた。
6人は軽く食事をした。すると、体育館が薄暗くなった。電気が一部だけ消されたのだ。朝日が手にあるチキンを口に入れながら言った。
「なんだ?なにが始まるんだ?」
近くにいたナナが朝日の手を握った。
「え?ちょ......ナナ!?」
ナナは顔を赤くしながら言った。
「このパーティーの最後に行う踊りの時間よ」
「え?」
「私と踊ってください」
朝日は顔を赤くし、慌てた。さすがチェリーである。
「えっと......俺踊りとか......」
「私に合わせて動くのよ」
二人は曲に合わせて踊った。静かでゆったりした曲だ。すると、ステラが現れた。
「朝日!!私とも踊りなさい!」
ステラは朝日を強引に引っ張った。
「ちょ......」
取り残されたナナは微笑んだ。
「お前な......」
次は由奈が現れた。
「ステラちゃんばっかりずるいですよ!」
今度はユウが出てきた。
「お嬢様!私とも踊りましょうよ!」
そして、なぜかガイアが......。
「朝日くん!僕とも......」
朝日はドン引きした表情をした。
「やめろ。きもちわるい」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんだかんだで、クリスマスパーティーは終了し、帰り道......。
「楽しかったな......こんなに楽しいクリスマス初めてだったよ」
ステラが鼻で笑い、言った。
「まだまだ夜はこれからよ」
4人の頭の上には?マークが浮かんだ。
「これから二次会よ!そのためにユウは先に帰ったのよ」
4人は嬉しそうな表情をした。
屋敷に到着し、食堂に入った。そこにはたくさんの食事が用意してあり、マイサンが朝日に飛びついて来た。マイサンは朝日の頬を舌で舐めた。
「よしよし。ただいま」
「わん!」
朝日たちは椅子に座った。そして、ユウが部屋に入った。
「それでは、クリスマスパーティーの二次会を始めます!」
朝日たちは嬉しそうに食事をしたり、会話をしたりとパーティーを楽しんだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
朝日は部屋のベッドに寝転がった。
「こんなに楽しいクリスマス初めてだったな」
朝日のお腹の上ではマイサンが気持ち良さそうに寝ている。(あっちの世界じゃ、生きる理由とかなくて気がついたら廃人になっていた)
朝日は目を閉じた。
(でも、やっとこんな俺でも生きる理由を見つけられたよ。ハッピー......お父さん......お母さん......おじいちゃん)


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

処理中です...