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魔界戦争編
第20話 心友
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朝日とガイアと校長が背後から何かを感じ振り返った。朝日たちはその光景に目を大きく見開いた。
そこには魔法警察に捕まったはずの男たち......ティアーノとヴァレールが腰に剣をぶら下げ、立っていた。その後ろには黒いローブを羽織り、フードで顔を隠している者がおよそ40人ほど立っている。
ティアーノとヴァレールからは凄まじい殺気が放たれていた。
「よお。鈴木 朝日......今日こそリベンジだ」
「今度はあの女もいませんからね......お兄様たちの所には行かせません。ここで殺しましょう」
二人は腰にある剣を抜いた。また後ろにいる者たちも同時に剣を抜いた。そしてヴァレールとティアーノは動かず、黒いフードを被った者たちが朝日たちに飛びかかった。
朝日たちはそれぞれ鞘から刀や剣を抜いた。朝日とガイアが身構えると校長が二人の前に立った。
「ここは私に任せてください。あなたたちは先に城に行きなさい!」
朝日とガイアはお互いに顔を見合わせ強く頷き、城の中に入って行った。
ヴァレールとティアーノが二人を追いかけようと走り出そうとした手下たちを飛び越えた瞬間......。
凄まじい爆発音と共に手下たちは一気に吹っ飛び散り散りになった。40人ほどいた部下も立ち上がれる者はもういなかった。
「あなたの相手は私ですよ」
校長の眼鏡が一瞬光った。
「これは厄介そうですね......ティアーノ!」
二人は合体を行おうと試み、縦に一列に並んだ瞬間に二人の胸を剣が貫いた。
「バカな......速すぎる」
「大きなスキでしたよ。二人同時に倒すのには丁度良かったですよ」
校長が剣を二人の胸から抜くと、二人は胸から血を流し、地面に倒れた。校長は剣の血を払う様に剣を軽く振った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
朝日とガイアは城の中にいるヘルを探し出すために長い廊下を走り抜けていた。
何度かヘルの手下であろう黒いローブの者たちが立ちはだかったが難なく倒していった。
「意外とやれるもんなんだな」
「でも、油断はできないよ。ヘルがどんな奴かも分からないし......」
二人の体は汗で濡れている。だが、二人は顔を見合わせ微笑み合った。
しばらくすると、二人の目の前に大きな扉が現れた。
朝日とガイアは立ち止まり、ゆっくりその扉に近付いた。朝日とガイアは覚悟を決め、扉を蹴り開けた。
その部屋は広いが王座以外何もない。その王座の右にヴァレンシア、左にユグドラ、そして王座には脚を組んで座っているのは......ヘルだ。
ユグドラの腕には鞘に収められた刀があった。持ち手は真っ黒だ。
「お前がヘルか......」(それにあれは刀か......)
ガイアが朝日の耳元で囁いた。
「思ったより若いね......僕らと同い歳に見えるよ」
ヘルは王座から立ち上がり、ユグドラから刀を受け取り鞘から刀を抜いた。その刀は黒色の刀身をしていた。
「お前が鈴木 朝日か......散々計画を邪魔したらしいな」
朝日も刀を構えた。
「まあな。だが、世界を守る為じゃなくて俺は俺の守りたいモノのためにお前を倒す」
朝日の刀の銀色の刀身が光を反射した。
「くだらん......ユグドラ、ヴァレンシア......こいつは俺が殺す」
朝日はヘルに飛びかかり、刀を振った。だが、朝日の強烈な一撃をヘルは刀で受け止めた。朝日は力を込めヘルの刀を押し返そうとした。ヘルの刀は少し後ろに動いた。朝日はその瞬間ヘルの脚を大外刈りで払い倒した。
「刀だけなんてルールはねえ!」
朝日は倒れたヘルに刀を振ろうとしたその時、ヘルの目が赤く光り、朝日をじっと見た。
「なんだ......体が......」
ヘルは立ち上がり、服についた汚れを叩き落としながら言った。
「これは人の心を操る魔法でね。君の体は俺のものだ」
激しい頭痛が朝日を襲った。あまりにも強烈な痛みに朝日は地面にうずくまった。
「う......あたまが......壊れる......」
ガイアが朝日に駆け寄った。
「朝日くん!大丈夫!?しっかりしてよ!」
ガイアは朝日の肩に手を置いた。だが、朝日はその手を弾き、不気味に微笑んだ。
「もう大丈夫だ......なあガイア」
朝日は起き上がりガイアの顔を見た。その目は赤く光っていた。朝日は別人の様な顔つきになっていた。まるで狂ってしまったかのようだ。ガイアはハッとし、朝日から離れようとしたが時は遅かった。
ガイアのお腹を朝日の刀が鈍い音をたて貫いた。
「死ねよ」
朝日はすぐにガイアの腹から刀を抜いた。そこからは大量の血が溢れ出した。
ヘルは鼻で笑い、嘲笑うかのようにガイアを見ている。
「自分の友に殺されるとはなんとも惨めだな」
ガイアは口から血を吐き出し、立ち上がった。朝日たちは腹を押さえながら立つガイアに衝撃を受けた。普通なら立ち上がれる傷ではない。
「立っただと!?その傷で......」
ガイアはゆっくり朝日に歩み寄った。
「ガイア......くん......そんな魔法に負けるな......僕らの友情がそんな魔法に......こんな奴に壊されるはずがない......」
朝日は目を尖らせ、歯を食いしばった。
「それなら......これで終いだ!」
閃光のこどく朝日はガイアに飛びかかり、ガイアの心臓を刀で貫いた。
ガイアは弱々しく両腕を動かし、朝日を優しく抱きしめた。
朝日はその行動とガイアの生命力に身体が固まった。
「ガイアくん......思い出して......桜ノ宮高校での出会いを......守らなきゃ行けない存在を......」
朝日の頭の中で電撃のようなものが走り、記憶が絡まって来た。
この世界に来たばかりの時に街を歩いていると助けてもらい、その後も助けられたステラ。
朝日が初めて学校に来た日に右ストレートで朝日を殴ったが、本来は優しく朝日を励ましてくれる由奈。
ステラの屋敷で毎日掃除や洗濯を行い、美味しいご飯を作り、笑顔で帰りを待っていてくれるユウ。
教室でひとり悲しそうにしていた所をクリスマスパーティーに誘い、朝日たちの新しい友達となったナナ。
ダンボールの中から拾い、今はみんなから可愛いがられ、朝日たちのことを一番に考え、帰るといつも嬉しそうに飛びついてくるマイサン。
そして、朝日が学校で最初の男友達でそれからはほとんど朝日と行動を共にし、今では親友となったガイア......。
朝日の頭の中に思い出が流れ込んで来たのだ。そして、みんなの笑顔が朝日の頭を横切った。
朝日の目から涙が流れた。
「ガイア......」
ガイアは嬉しそうに微笑んだ。
「良かった......朝日くんだ......ごめんね......僕......ソードマンなのに弱くて......なにもできなかった......」
その声は弱々しく震えている。
朝日とガイアは膝を地面に付けた。朝日の身体は震えていた。
「でも......今......君を助けられた......だから僕はもう満足だよ」
朝日はガイアの身体を地面に優しく倒し、刀をゆっくりと抜き、朝日のローブを傷口に当て、血を止めようとした。
「最期に......そばに親友がいてくれて......よかった......」
朝日が涙をこぼれ落としながら叫んだ。
「なに言ってんだよ!俺のせいだ......ごめん......ごめん」
ガイアは弱々しく右手で朝日の頬に手を当てた。
「もう無理だよ......それに...僕を殺したのは君じゃないよ......あいつの魔法......で君じゃない......だから気にしないで......あと僕のことは屋敷で埋めてね」
朝日が手を当てている胸から心臓の音がだんだんと弱くなって来た。
「ありがとう......僕のたったひとりの心友」
その言葉を最後にガイアの手は力なく地面に叩きつけられ、ガイアは目を閉じた。朝日はその場で顔をしわくちゃにして泣き叫んだ。ただただ泣き叫んだのだ。
そこには魔法警察に捕まったはずの男たち......ティアーノとヴァレールが腰に剣をぶら下げ、立っていた。その後ろには黒いローブを羽織り、フードで顔を隠している者がおよそ40人ほど立っている。
ティアーノとヴァレールからは凄まじい殺気が放たれていた。
「よお。鈴木 朝日......今日こそリベンジだ」
「今度はあの女もいませんからね......お兄様たちの所には行かせません。ここで殺しましょう」
二人は腰にある剣を抜いた。また後ろにいる者たちも同時に剣を抜いた。そしてヴァレールとティアーノは動かず、黒いフードを被った者たちが朝日たちに飛びかかった。
朝日たちはそれぞれ鞘から刀や剣を抜いた。朝日とガイアが身構えると校長が二人の前に立った。
「ここは私に任せてください。あなたたちは先に城に行きなさい!」
朝日とガイアはお互いに顔を見合わせ強く頷き、城の中に入って行った。
ヴァレールとティアーノが二人を追いかけようと走り出そうとした手下たちを飛び越えた瞬間......。
凄まじい爆発音と共に手下たちは一気に吹っ飛び散り散りになった。40人ほどいた部下も立ち上がれる者はもういなかった。
「あなたの相手は私ですよ」
校長の眼鏡が一瞬光った。
「これは厄介そうですね......ティアーノ!」
二人は合体を行おうと試み、縦に一列に並んだ瞬間に二人の胸を剣が貫いた。
「バカな......速すぎる」
「大きなスキでしたよ。二人同時に倒すのには丁度良かったですよ」
校長が剣を二人の胸から抜くと、二人は胸から血を流し、地面に倒れた。校長は剣の血を払う様に剣を軽く振った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
朝日とガイアは城の中にいるヘルを探し出すために長い廊下を走り抜けていた。
何度かヘルの手下であろう黒いローブの者たちが立ちはだかったが難なく倒していった。
「意外とやれるもんなんだな」
「でも、油断はできないよ。ヘルがどんな奴かも分からないし......」
二人の体は汗で濡れている。だが、二人は顔を見合わせ微笑み合った。
しばらくすると、二人の目の前に大きな扉が現れた。
朝日とガイアは立ち止まり、ゆっくりその扉に近付いた。朝日とガイアは覚悟を決め、扉を蹴り開けた。
その部屋は広いが王座以外何もない。その王座の右にヴァレンシア、左にユグドラ、そして王座には脚を組んで座っているのは......ヘルだ。
ユグドラの腕には鞘に収められた刀があった。持ち手は真っ黒だ。
「お前がヘルか......」(それにあれは刀か......)
ガイアが朝日の耳元で囁いた。
「思ったより若いね......僕らと同い歳に見えるよ」
ヘルは王座から立ち上がり、ユグドラから刀を受け取り鞘から刀を抜いた。その刀は黒色の刀身をしていた。
「お前が鈴木 朝日か......散々計画を邪魔したらしいな」
朝日も刀を構えた。
「まあな。だが、世界を守る為じゃなくて俺は俺の守りたいモノのためにお前を倒す」
朝日の刀の銀色の刀身が光を反射した。
「くだらん......ユグドラ、ヴァレンシア......こいつは俺が殺す」
朝日はヘルに飛びかかり、刀を振った。だが、朝日の強烈な一撃をヘルは刀で受け止めた。朝日は力を込めヘルの刀を押し返そうとした。ヘルの刀は少し後ろに動いた。朝日はその瞬間ヘルの脚を大外刈りで払い倒した。
「刀だけなんてルールはねえ!」
朝日は倒れたヘルに刀を振ろうとしたその時、ヘルの目が赤く光り、朝日をじっと見た。
「なんだ......体が......」
ヘルは立ち上がり、服についた汚れを叩き落としながら言った。
「これは人の心を操る魔法でね。君の体は俺のものだ」
激しい頭痛が朝日を襲った。あまりにも強烈な痛みに朝日は地面にうずくまった。
「う......あたまが......壊れる......」
ガイアが朝日に駆け寄った。
「朝日くん!大丈夫!?しっかりしてよ!」
ガイアは朝日の肩に手を置いた。だが、朝日はその手を弾き、不気味に微笑んだ。
「もう大丈夫だ......なあガイア」
朝日は起き上がりガイアの顔を見た。その目は赤く光っていた。朝日は別人の様な顔つきになっていた。まるで狂ってしまったかのようだ。ガイアはハッとし、朝日から離れようとしたが時は遅かった。
ガイアのお腹を朝日の刀が鈍い音をたて貫いた。
「死ねよ」
朝日はすぐにガイアの腹から刀を抜いた。そこからは大量の血が溢れ出した。
ヘルは鼻で笑い、嘲笑うかのようにガイアを見ている。
「自分の友に殺されるとはなんとも惨めだな」
ガイアは口から血を吐き出し、立ち上がった。朝日たちは腹を押さえながら立つガイアに衝撃を受けた。普通なら立ち上がれる傷ではない。
「立っただと!?その傷で......」
ガイアはゆっくり朝日に歩み寄った。
「ガイア......くん......そんな魔法に負けるな......僕らの友情がそんな魔法に......こんな奴に壊されるはずがない......」
朝日は目を尖らせ、歯を食いしばった。
「それなら......これで終いだ!」
閃光のこどく朝日はガイアに飛びかかり、ガイアの心臓を刀で貫いた。
ガイアは弱々しく両腕を動かし、朝日を優しく抱きしめた。
朝日はその行動とガイアの生命力に身体が固まった。
「ガイアくん......思い出して......桜ノ宮高校での出会いを......守らなきゃ行けない存在を......」
朝日の頭の中で電撃のようなものが走り、記憶が絡まって来た。
この世界に来たばかりの時に街を歩いていると助けてもらい、その後も助けられたステラ。
朝日が初めて学校に来た日に右ストレートで朝日を殴ったが、本来は優しく朝日を励ましてくれる由奈。
ステラの屋敷で毎日掃除や洗濯を行い、美味しいご飯を作り、笑顔で帰りを待っていてくれるユウ。
教室でひとり悲しそうにしていた所をクリスマスパーティーに誘い、朝日たちの新しい友達となったナナ。
ダンボールの中から拾い、今はみんなから可愛いがられ、朝日たちのことを一番に考え、帰るといつも嬉しそうに飛びついてくるマイサン。
そして、朝日が学校で最初の男友達でそれからはほとんど朝日と行動を共にし、今では親友となったガイア......。
朝日の頭の中に思い出が流れ込んで来たのだ。そして、みんなの笑顔が朝日の頭を横切った。
朝日の目から涙が流れた。
「ガイア......」
ガイアは嬉しそうに微笑んだ。
「良かった......朝日くんだ......ごめんね......僕......ソードマンなのに弱くて......なにもできなかった......」
その声は弱々しく震えている。
朝日とガイアは膝を地面に付けた。朝日の身体は震えていた。
「でも......今......君を助けられた......だから僕はもう満足だよ」
朝日はガイアの身体を地面に優しく倒し、刀をゆっくりと抜き、朝日のローブを傷口に当て、血を止めようとした。
「最期に......そばに親友がいてくれて......よかった......」
朝日が涙をこぼれ落としながら叫んだ。
「なに言ってんだよ!俺のせいだ......ごめん......ごめん」
ガイアは弱々しく右手で朝日の頬に手を当てた。
「もう無理だよ......それに...僕を殺したのは君じゃないよ......あいつの魔法......で君じゃない......だから気にしないで......あと僕のことは屋敷で埋めてね」
朝日が手を当てている胸から心臓の音がだんだんと弱くなって来た。
「ありがとう......僕のたったひとりの心友」
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