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逆効果
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ノエルはそう言いましたが、それからジノはたびたびどうしようもできずにノエルを頼りました。そのたびにノエルは手コキやフェラチオで抜いてやっていたのですが、結果的にそれは逆効果だったのです。
「ノエル、すき……っ♡すきぃ……♡♡ねえ、ノエルとこうびしたい……♡ノエル……だいすき……っ♡♡」
「ーー…………っ!」
ジノがおちんちんを勃ててしまうのは、大好きなノエルを自分のつがいにして孕ませたいと思うオスの本能からでした。ノエルが手を貸すことは、その欲望を強くしていってしまうばかりだったのです。
ノエルは当然戸惑いました。ほんの子供だったときから広い育ててきたジノに身体を求められるなんてことを考えたことがありませんでした。ジノに向けられている『好き』の気持ちは親愛の域を出ないものだと思い込んでいたのです。
人嫌いのノエルにも、こうして長い間二人きりであたたかな時間を過ごせば親愛の感情はもちろんあります。ジノが苦しんでいるなら助けてやりたいと思う心は誰よりも深いはずです。
ノエルは葛藤しました。そもそもノエルは男であり孕むことはできませんから、本当の意味でジノの欲を叶えてやることはできません。
それにここで身体を許してしまえば、今のあたたかな関係は壊れてしまうかもしれないし、かつて自分が味わったような……ただ相手の性欲をぶつけられるだけの存在になる未来が待ち受けているのかもしれないと、ノエルは怖くなりました。
「……ノエル……」
「……ジノさん」
けれど自分の姿を映すジノの瞳をじっと見つめると、その目は欲望に塗れているということではなく、欲を滲ませながらも美しくきらめいていました。
ジノはノエルを支配したいのではなく、ただ愛したいのです。
思えばジノは拾われて心を開いてからはずっとそうだったとノエルは思い返します。この子は、いつだって自分のためにと行動してきた優しい子です。
そんなジノにならと、ノエルは何でも許してやる気になりました。
「……いいですよ。私の身体はジノさんの子種を宿せはしませんが……」
ノエルは戸棚から肌に使ってよいオイルを取り出してくると、自らアナルに塗り込みナカを解していきました。
四つん這いになったノエルの後ろにジノが座り、その様を見つめています。
「男同士だと、ここを女性器に見立てて使うんです。本来挿れるところではありませんから、こうして念入りに柔らかく慣らしていきます」
「いたくないの?」
「慎重にやれば切れたりはしませんよ……く、ぅ……っ」
「……ねぇ、それおれがやりたい」
「ん、ぅ……っ、いい、ですよ」
ジノの指にもオイルを垂らし、ぬるぬるにした状態でちゅぷり♡と中に挿れていきます。
「わ、すごい……狭いね……」
「ん、はい……っ、なので、入り口のところを……っ」
「こう?」
「……っ、そう、じょうずですよ……っ」
ジノは優しくノエルの中をくちゅくちゅ♡と解して拡げていき、やり方やノエルの小さな反応を覚えていきます。
「は……っ、もう、大丈夫です……っ」
「うん、もう入りそうかも」
「ジノさんのも…………わ、すごい……」
「おれのは、もう準備できてるっていうか……もう、痛いくらい……♡」
ノエルがふと振り返るとジノのモノは既に痛そうなくらいに勃ち上がっていて、そんな状態になっていたのに我慢してゆっくりしてくれていたのかと思うとノエルは一層ジノが愛おしくなります。
「待っていてくれてありがとうございます……ここ、ジノさんの好きに、使っていいですから……♡」
ノエルはまた尻を高く上げる体勢をとると、ほぐされたアナルを指でくぱっ♡と拡げて見せた。
「ノエル、すき……っ♡すきぃ……♡♡ねえ、ノエルとこうびしたい……♡ノエル……だいすき……っ♡♡」
「ーー…………っ!」
ジノがおちんちんを勃ててしまうのは、大好きなノエルを自分のつがいにして孕ませたいと思うオスの本能からでした。ノエルが手を貸すことは、その欲望を強くしていってしまうばかりだったのです。
ノエルは当然戸惑いました。ほんの子供だったときから広い育ててきたジノに身体を求められるなんてことを考えたことがありませんでした。ジノに向けられている『好き』の気持ちは親愛の域を出ないものだと思い込んでいたのです。
人嫌いのノエルにも、こうして長い間二人きりであたたかな時間を過ごせば親愛の感情はもちろんあります。ジノが苦しんでいるなら助けてやりたいと思う心は誰よりも深いはずです。
ノエルは葛藤しました。そもそもノエルは男であり孕むことはできませんから、本当の意味でジノの欲を叶えてやることはできません。
それにここで身体を許してしまえば、今のあたたかな関係は壊れてしまうかもしれないし、かつて自分が味わったような……ただ相手の性欲をぶつけられるだけの存在になる未来が待ち受けているのかもしれないと、ノエルは怖くなりました。
「……ノエル……」
「……ジノさん」
けれど自分の姿を映すジノの瞳をじっと見つめると、その目は欲望に塗れているということではなく、欲を滲ませながらも美しくきらめいていました。
ジノはノエルを支配したいのではなく、ただ愛したいのです。
思えばジノは拾われて心を開いてからはずっとそうだったとノエルは思い返します。この子は、いつだって自分のためにと行動してきた優しい子です。
そんなジノにならと、ノエルは何でも許してやる気になりました。
「……いいですよ。私の身体はジノさんの子種を宿せはしませんが……」
ノエルは戸棚から肌に使ってよいオイルを取り出してくると、自らアナルに塗り込みナカを解していきました。
四つん這いになったノエルの後ろにジノが座り、その様を見つめています。
「男同士だと、ここを女性器に見立てて使うんです。本来挿れるところではありませんから、こうして念入りに柔らかく慣らしていきます」
「いたくないの?」
「慎重にやれば切れたりはしませんよ……く、ぅ……っ」
「……ねぇ、それおれがやりたい」
「ん、ぅ……っ、いい、ですよ」
ジノの指にもオイルを垂らし、ぬるぬるにした状態でちゅぷり♡と中に挿れていきます。
「わ、すごい……狭いね……」
「ん、はい……っ、なので、入り口のところを……っ」
「こう?」
「……っ、そう、じょうずですよ……っ」
ジノは優しくノエルの中をくちゅくちゅ♡と解して拡げていき、やり方やノエルの小さな反応を覚えていきます。
「は……っ、もう、大丈夫です……っ」
「うん、もう入りそうかも」
「ジノさんのも…………わ、すごい……」
「おれのは、もう準備できてるっていうか……もう、痛いくらい……♡」
ノエルがふと振り返るとジノのモノは既に痛そうなくらいに勃ち上がっていて、そんな状態になっていたのに我慢してゆっくりしてくれていたのかと思うとノエルは一層ジノが愛おしくなります。
「待っていてくれてありがとうございます……ここ、ジノさんの好きに、使っていいですから……♡」
ノエルはまた尻を高く上げる体勢をとると、ほぐされたアナルを指でくぱっ♡と拡げて見せた。
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