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49話 アリマ、キエルに謝罪するも逃げられ シロッコ、アリマと語り合う
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アリマはキエルに頭を下げていた。 紆余曲折があったとは言え、アリマはキエルにとって創造主にあたる存在である。 神が仕える神官に頭を下げるなどあり得ない。 いや、あってはならないのだ。
「此度は妾がそなた達に多大な迷惑をかけていたようですまなかった」
「え? え?」
「じゃがよくぞ逃げ延びておってくれた。 妾は嬉しく思う。 辛かったであろう」
キエルは予想外の展開に完全にパニックになり、
「あ、う、し、失礼いたします!」
と、叫んでダッシュで部屋を出ていってしまった。 この展開にはアリマも予想外だったようで、ポカンとした表情で固まっている。
「な、なんじゃあやつは......」
「元凶だと思っておった相手が、自らの神の立場で仕える神官にへりくだりもすればああもなろうよ」
「そういうものかのぅ?」
「恐れながら...... 私はキエルさんの気持ちがわかる気がいたします。 いないと思っていた神が存在されていて、目の前で自分と話していた。 などとなれば落ち着いている方が無理かと」
オワタが自分の体験を元に逃げ出してしまったキエルをフォローした。
「さらにキエルさんは常にお仲間の亜人の事を気にかけておいででした。 天敵と思っていた相手が自分達の創造主であった事実にも衝撃を受けているはずです。 ですから感情が混乱し、どういう態度をとればいいのか分からなくなり逃げ出してしまったのでしょう」
「ふーむ。 ところでそなたの波長は亜人のものとは違うようだが......」
アリマが問うとオワタはその先を言っていいものかシロッコを見る。
「よい、儂が話そう。 彼女の名はオワタ。 この世界の亜人の後に誕生した種、人族じゃ。 そして儂がその人族の創造主で現在のこの世界の神、シロッコじゃ」
「なんじゃと? ......色々訊かねばならぬ事も多そうじゃが、お主が妾の婿殿の創造主か。 ならばなぜ婿殿をこのような状態のままにしておる?」
「正和君はこちらの人族に近いとは言え、儂が創造した人族とは別の存在でな。 平たく言うと別の世界から来て貰った存在なのじゃよ」
怒りの感情を滲ませたアリマを諭すようにシロッコが説明する。
「彼を含めた家族をこの世界に召喚し、世界救済のために動いてもらっておる。 儂の力を移譲してはいるがの。 それ故この世界では新人類と言ってもよく、儂の手を離れている存在でもあるのじゃよ」
「見殺しにしようとはしておらんのじゃな?」
「無論じゃ。 こうして彼を回復させる為に人族も亜人種も積極的に協力して事にあたっておる」
「その上で、今の現状か」
アリマも神なだけあるのか理解がはやい。 創造主だの世界救済だの召喚だのといった単語が羅列され、他の者ならばスケールの大きさに尻込みするか、眉唾物と信憑性を疑うかのどちらかだろうと思われる説明をあっさりと受け入れた。
「お主は正和君と共にここに運び込まれて三日で意識を取り戻した事になる。 記憶が戻った要因は正和君の力によるものじゃろう。 魔力の全部をお主に対して使用したようじゃからな」
「やはり婿殿が妾を......」
「お主に負わされた怪我は先程逃げ出したキエル殿とこのオワタ殿が傷も残さず治療して問題はない。 ないはずなんじゃが......」
「失われた魔力が回復する気配がないんじゃな?」
「うむ。 死んではおらぬから、魔力枯渇による別種の症状かと考えたんじゃが、なにぶん前例がないので手探り状態になっておる」
シロッコが神妙な面持ちで言う。
「私とキエルさんにもシロッコ様と共に様子をみることしか出来なく...... 申し訳ありません」
オワタが謝罪する。
「謝罪など必要ない。 むしろそなたはよくやってくれた。 婿殿に傷痕が残らぬだけでも妾には嬉しい事なのじゃ。 そなたにも迷惑をかけておったようですまぬ」
「い、いえいえ! 私にそこまで言っていただかなくても......」
オワタは恐縮してしまい、自分がいては出来る話も出来ないだろうと気を使い、私はこれで、と部屋を出ていった。
「ぬ、いらぬ気遣いをさせたかや?」
「それもあろうが、正和君の様子ではまだ何も出来ぬであろうし、キエル殿の様子を見に行ったのじゃろう」
「なるほど...... それは確かに助かる。 して、婿殿にはどんな治療を施したのじゃ?」
「回復魔法と解毒魔法、それに薬による治療じゃな。 気つけ薬も試してみたんじゃが効果がない」
「原因はあるはずなんじゃから、解決法もきっとあるはずじゃろ! 何か気が付いたり思い出したりする事はないのかや?」
アリマが希望を求めるように捲し立てる。
「なにしろそういう部分に一番気が付ける人物がそこでずっと寝ておるからの」
「あ......」
シロッコの視線を追いアリマも正和を見て押し黙った。
「じゃが儂らも何もせんで待つことはせん。 思い出した事もあるでのぅ。 そちらには正和君の家族が全力であたってくれておるが」
「婿殿の家族が誰も見当たらないのはそれが理由か。 してその内容は?」
「儂も噂でしかしらぬ。 神の儂ですら噂レベルとしか言えぬのじゃから本当にそれが存在するのかわからん。 むしろ神族と直接争っておった先代の神のお主が知っておってくれれば話がはやいんじゃがな」
「なに? 神族じゃと?」
神族と聞いたアリマの表情が険しくなる。
「それは大昔にこの世界の創造神がつくりだし、その眷族である神族に与えたと言われておる」
「ふむ」
「その効果は対象が完全な死の状態にさえなっておらねば、全ての状態異常を回復させ、失われた身体の一部すら復元させたという」
「......なるほど、それの噂か」
「名称は完全回復薬、超万能薬、または神薬などと伝わっておるようじゃが儂はここまでしか知らん。 お主は何か知っておるのか?」
シロッコはアリマの反応に期待を抱く。
「残念じゃがそなたと変わらぬな。 そもそも神である我らならそんな物に頼る必要もなかろう?」
「うむ」
「故に大した興味も持たんかった」
「そうよの。 神としての価値観が裏目に出た格好じゃな」
「こんな事になるとわかっておれば...... 当時の妾を殴りに行ってやりたいところじゃ。 口惜しい」
皮肉な事に彼等は不死性を持つが故に価値の低い物として判断し重要視しなかったのである。 神以外の種族なら喉から手が出る程の価値であっただろう。
「実際情報がこれだけでは広大な砂漠の中から目当ての砂粒を探すようなもの。 他にも皆、自分に出来る事を考え、実践してくれてはおるが......」
シロッコの表情から結果は芳しくないという事がアリマにも伝わる。
「妾にも出来る事はないかや?」
「気持ちは嬉しいがお主はここに居てもらわねば困る。 暴走の可能性も完全には否定できんのじゃろう? もしもの場合、儂がお主を抑えんといかんのでな」
「む、むう」
否定できない可能性を指摘されてアリマは口ごもる。
「それに......」
「それになんじゃ?」
まだ文句があるのかと言わんばかりにアリマが投げやりに聴く。
「正和君が目覚めたとき、一人では心細いかもしれん。 命をかけてまで救った相手に居てもらえれば嬉しいかも知れんしのぅ」
「!? あ、あうあう。 ......お主、案外いい神なんじゃな」
「案外は余計じゃ」
アリマは触覚をピンと伸ばして震わせながら、シロッコから視線を外してそう言った。
「此度は妾がそなた達に多大な迷惑をかけていたようですまなかった」
「え? え?」
「じゃがよくぞ逃げ延びておってくれた。 妾は嬉しく思う。 辛かったであろう」
キエルは予想外の展開に完全にパニックになり、
「あ、う、し、失礼いたします!」
と、叫んでダッシュで部屋を出ていってしまった。 この展開にはアリマも予想外だったようで、ポカンとした表情で固まっている。
「な、なんじゃあやつは......」
「元凶だと思っておった相手が、自らの神の立場で仕える神官にへりくだりもすればああもなろうよ」
「そういうものかのぅ?」
「恐れながら...... 私はキエルさんの気持ちがわかる気がいたします。 いないと思っていた神が存在されていて、目の前で自分と話していた。 などとなれば落ち着いている方が無理かと」
オワタが自分の体験を元に逃げ出してしまったキエルをフォローした。
「さらにキエルさんは常にお仲間の亜人の事を気にかけておいででした。 天敵と思っていた相手が自分達の創造主であった事実にも衝撃を受けているはずです。 ですから感情が混乱し、どういう態度をとればいいのか分からなくなり逃げ出してしまったのでしょう」
「ふーむ。 ところでそなたの波長は亜人のものとは違うようだが......」
アリマが問うとオワタはその先を言っていいものかシロッコを見る。
「よい、儂が話そう。 彼女の名はオワタ。 この世界の亜人の後に誕生した種、人族じゃ。 そして儂がその人族の創造主で現在のこの世界の神、シロッコじゃ」
「なんじゃと? ......色々訊かねばならぬ事も多そうじゃが、お主が妾の婿殿の創造主か。 ならばなぜ婿殿をこのような状態のままにしておる?」
「正和君はこちらの人族に近いとは言え、儂が創造した人族とは別の存在でな。 平たく言うと別の世界から来て貰った存在なのじゃよ」
怒りの感情を滲ませたアリマを諭すようにシロッコが説明する。
「彼を含めた家族をこの世界に召喚し、世界救済のために動いてもらっておる。 儂の力を移譲してはいるがの。 それ故この世界では新人類と言ってもよく、儂の手を離れている存在でもあるのじゃよ」
「見殺しにしようとはしておらんのじゃな?」
「無論じゃ。 こうして彼を回復させる為に人族も亜人種も積極的に協力して事にあたっておる」
「その上で、今の現状か」
アリマも神なだけあるのか理解がはやい。 創造主だの世界救済だの召喚だのといった単語が羅列され、他の者ならばスケールの大きさに尻込みするか、眉唾物と信憑性を疑うかのどちらかだろうと思われる説明をあっさりと受け入れた。
「お主は正和君と共にここに運び込まれて三日で意識を取り戻した事になる。 記憶が戻った要因は正和君の力によるものじゃろう。 魔力の全部をお主に対して使用したようじゃからな」
「やはり婿殿が妾を......」
「お主に負わされた怪我は先程逃げ出したキエル殿とこのオワタ殿が傷も残さず治療して問題はない。 ないはずなんじゃが......」
「失われた魔力が回復する気配がないんじゃな?」
「うむ。 死んではおらぬから、魔力枯渇による別種の症状かと考えたんじゃが、なにぶん前例がないので手探り状態になっておる」
シロッコが神妙な面持ちで言う。
「私とキエルさんにもシロッコ様と共に様子をみることしか出来なく...... 申し訳ありません」
オワタが謝罪する。
「謝罪など必要ない。 むしろそなたはよくやってくれた。 婿殿に傷痕が残らぬだけでも妾には嬉しい事なのじゃ。 そなたにも迷惑をかけておったようですまぬ」
「い、いえいえ! 私にそこまで言っていただかなくても......」
オワタは恐縮してしまい、自分がいては出来る話も出来ないだろうと気を使い、私はこれで、と部屋を出ていった。
「ぬ、いらぬ気遣いをさせたかや?」
「それもあろうが、正和君の様子ではまだ何も出来ぬであろうし、キエル殿の様子を見に行ったのじゃろう」
「なるほど...... それは確かに助かる。 して、婿殿にはどんな治療を施したのじゃ?」
「回復魔法と解毒魔法、それに薬による治療じゃな。 気つけ薬も試してみたんじゃが効果がない」
「原因はあるはずなんじゃから、解決法もきっとあるはずじゃろ! 何か気が付いたり思い出したりする事はないのかや?」
アリマが希望を求めるように捲し立てる。
「なにしろそういう部分に一番気が付ける人物がそこでずっと寝ておるからの」
「あ......」
シロッコの視線を追いアリマも正和を見て押し黙った。
「じゃが儂らも何もせんで待つことはせん。 思い出した事もあるでのぅ。 そちらには正和君の家族が全力であたってくれておるが」
「婿殿の家族が誰も見当たらないのはそれが理由か。 してその内容は?」
「儂も噂でしかしらぬ。 神の儂ですら噂レベルとしか言えぬのじゃから本当にそれが存在するのかわからん。 むしろ神族と直接争っておった先代の神のお主が知っておってくれれば話がはやいんじゃがな」
「なに? 神族じゃと?」
神族と聞いたアリマの表情が険しくなる。
「それは大昔にこの世界の創造神がつくりだし、その眷族である神族に与えたと言われておる」
「ふむ」
「その効果は対象が完全な死の状態にさえなっておらねば、全ての状態異常を回復させ、失われた身体の一部すら復元させたという」
「......なるほど、それの噂か」
「名称は完全回復薬、超万能薬、または神薬などと伝わっておるようじゃが儂はここまでしか知らん。 お主は何か知っておるのか?」
シロッコはアリマの反応に期待を抱く。
「残念じゃがそなたと変わらぬな。 そもそも神である我らならそんな物に頼る必要もなかろう?」
「うむ」
「故に大した興味も持たんかった」
「そうよの。 神としての価値観が裏目に出た格好じゃな」
「こんな事になるとわかっておれば...... 当時の妾を殴りに行ってやりたいところじゃ。 口惜しい」
皮肉な事に彼等は不死性を持つが故に価値の低い物として判断し重要視しなかったのである。 神以外の種族なら喉から手が出る程の価値であっただろう。
「実際情報がこれだけでは広大な砂漠の中から目当ての砂粒を探すようなもの。 他にも皆、自分に出来る事を考え、実践してくれてはおるが......」
シロッコの表情から結果は芳しくないという事がアリマにも伝わる。
「妾にも出来る事はないかや?」
「気持ちは嬉しいがお主はここに居てもらわねば困る。 暴走の可能性も完全には否定できんのじゃろう? もしもの場合、儂がお主を抑えんといかんのでな」
「む、むう」
否定できない可能性を指摘されてアリマは口ごもる。
「それに......」
「それになんじゃ?」
まだ文句があるのかと言わんばかりにアリマが投げやりに聴く。
「正和君が目覚めたとき、一人では心細いかもしれん。 命をかけてまで救った相手に居てもらえれば嬉しいかも知れんしのぅ」
「!? あ、あうあう。 ......お主、案外いい神なんじゃな」
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