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好奇心の先に 7
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「あはは・・・そっかぁ。」
「?」
そうか。そうだったんんだ。
僕は颯翔くんが好きだったんだ。男の僕が男の颯翔くんを恋愛的な意味で好きになるとは思わなかったから気付かなかった。
考えてみれば僕は最初から颯翔くんが好きだった。
同室になって初めて会った時から、背が高くて彫が深くて日本人離れした顔も細過ぎずマッチョ過ぎない良い体にも憧れていた。僕には無い物ばかりだったから
一緒に生活する内にぶっきらぼうだけど優しい事にも好感度上がった。
いつもさり気なく助けてくれるし、僕が頑張りたい事には黙って見守ってくれたりする。例えば筋トレとか、他の人は筋肉の付き難い僕はやるだけ無駄だと言うけど、颯翔くんは否定はせずアドバイスをしてくれたり手伝ってもくれる。それだけでどんなに嬉しかったか。
仲が良くなるにつれて部屋では笑顔が増えて行くのが嬉しかった。
颯翔くんは黙っていても格好良いけど、笑顔だとキュンキュンしてドキドキするんだ。あれ?僕はやっぱり結構前から颯翔くんの事が好きだったみたい・・・。
自分の気持ちにも気付かない何てどんだけ鈍感なんだろう。
けど、気付いた途端に失恋かぁ。
好きな娘がいるって言っていたし、颯翔くんには幸せになって欲しいし、男の僕より女の子の方が障害は少ない少なくても後ろ指を指される心配はないだろう。けど、自分の気持ちは伝えたいけど迷惑かもしれないし・・・今みたいに話が出来なくなるのも嫌だなぁ。
「・・・けど、好きって伝えたいなぁ。」
「はぁ?今何って言った!?好きって何が好きなんだ!えぇ!!」
「えっ?今声に出してた!?」
何所から声に出てたんだろう!恥ずかしい!!
「言え!何が好きなんだ!!」
「えっえっと・・・その・・・。」
「・・・分った。体に聞く。」
「えっどういう、ああぁ!あん・・まっ・・まって、だめ・・・ぁんああん」
腰を掴み激しく中を突いて来る。そんなに激しくされたら又直ぐにイってしまう。
「んあぁ・・あん・・いっ・・イク・・・え?」
あと少しでイキそうになったのに颯翔くんの動きが止まった。
「何で!あと少しでイケそうなのに!」
泣きながら訴えてもゆっくりと動いてはくれるが、余りにもゆっくりで決定打にはならなくていけない。
「何が好きなのか言え!言わなければこのままだぞ。」
ゆっくり動きながら自分だって限界なのに激しく突いてくれない。だけど、今言ってもし振られたらどうしたらいいの!きっともう抱いてもくれなくなるし笑顔も僕にだけ見せてくれていた笑顔ももう見れなくなってしまう・・・。
そんな事耐えられない。
僕は泣きながら首を振り拒否るが、颯翔くんは激しく突いてきて僕がイキそうになると止まりゆっくりになる。暫くすると又激しく突いてゆっくりになる。
「イキたいだろ?思いっ切りイかせてやるから何が好きなのか言え!!」
僕はイきたいのにイけないジレンマにもう何も考えられなくてただイキたいくて
「イかせて・・・はぁ・・あっん~・・・お願い・・・。」
「なら言え。」
「んっあぁ・・・しょっあっ・・・はや・・とくんっ・あぁ・・・がすきぁあああ。」
僕が告白をした瞬間に颯翔くんは見た事のない笑顔の様な泣き顔の様な顔でこれまで以上に激しく突いて僕より先に僕の中に大量に放った。僕はその激しさと放たれた熱でやっとイケると安心と気持ち良さでそこで気を失ってしまった。
目を覚ますと目の前に未だかつて見た事のないキラキラ輝く笑顔の颯翔くんが僕を見ていた。
とりあず挨拶をしようとしたが声が出ない、それに気付いた颯翔くんがサイドテーブルに置いてあったスポーツ飲料を口移しで飲ませてくれたが少し冷えていたから颯翔くんも少し前に起きたのかもしれない。
「もう少し飲むか?」
僕が頷くと又口移しで飲ませてくれた。ペットボトルの半分位飲んで落ち着くと颯翔くんが僕を抱き締めて来た。
「薫、・・・好きだ。同室になってからずっと好きだった。」
「はぁ?えっ??うそ!?・・・えっだって好きな娘が居るって言ったじゃん!!」
「あぁ、それはお前の事だ。」
「えっ?僕?けど僕女の子じゃないよ?」
「・・・俺は一言も女とは言っていない。・・・・はっきり言って俺はモテる。だが、大抵の女共は俺をアクセサリーか何かみたいに友人に自慢して俺自身を見る事はない。勝手なイメージで「思ってたのと違う。」と言われた事も何度もある。それは女だけじゃなく男もそうだ、勝手に目の敵にされたり、女寄せの道具の様に扱われたり、勿論全員ではないが殆んどの人間がそうだったからお前も最初そうかと思っていた。」
「・・・あぁ。」
「最初俺の態度悪かったもんな・・・。外見はタイプだったけど中身はどうだか判らないから、男でも弱い奴は俺の庇護下に入りたくて近付いてくる奴もいたから・・・。けど、お前は違って他の奴同じ様に何ら変わらない態度で接してくれたのが嬉しかった。
「?」
そうか。そうだったんんだ。
僕は颯翔くんが好きだったんだ。男の僕が男の颯翔くんを恋愛的な意味で好きになるとは思わなかったから気付かなかった。
考えてみれば僕は最初から颯翔くんが好きだった。
同室になって初めて会った時から、背が高くて彫が深くて日本人離れした顔も細過ぎずマッチョ過ぎない良い体にも憧れていた。僕には無い物ばかりだったから
一緒に生活する内にぶっきらぼうだけど優しい事にも好感度上がった。
いつもさり気なく助けてくれるし、僕が頑張りたい事には黙って見守ってくれたりする。例えば筋トレとか、他の人は筋肉の付き難い僕はやるだけ無駄だと言うけど、颯翔くんは否定はせずアドバイスをしてくれたり手伝ってもくれる。それだけでどんなに嬉しかったか。
仲が良くなるにつれて部屋では笑顔が増えて行くのが嬉しかった。
颯翔くんは黙っていても格好良いけど、笑顔だとキュンキュンしてドキドキするんだ。あれ?僕はやっぱり結構前から颯翔くんの事が好きだったみたい・・・。
自分の気持ちにも気付かない何てどんだけ鈍感なんだろう。
けど、気付いた途端に失恋かぁ。
好きな娘がいるって言っていたし、颯翔くんには幸せになって欲しいし、男の僕より女の子の方が障害は少ない少なくても後ろ指を指される心配はないだろう。けど、自分の気持ちは伝えたいけど迷惑かもしれないし・・・今みたいに話が出来なくなるのも嫌だなぁ。
「・・・けど、好きって伝えたいなぁ。」
「はぁ?今何って言った!?好きって何が好きなんだ!えぇ!!」
「えっ?今声に出してた!?」
何所から声に出てたんだろう!恥ずかしい!!
「言え!何が好きなんだ!!」
「えっえっと・・・その・・・。」
「・・・分った。体に聞く。」
「えっどういう、ああぁ!あん・・まっ・・まって、だめ・・・ぁんああん」
腰を掴み激しく中を突いて来る。そんなに激しくされたら又直ぐにイってしまう。
「んあぁ・・あん・・いっ・・イク・・・え?」
あと少しでイキそうになったのに颯翔くんの動きが止まった。
「何で!あと少しでイケそうなのに!」
泣きながら訴えてもゆっくりと動いてはくれるが、余りにもゆっくりで決定打にはならなくていけない。
「何が好きなのか言え!言わなければこのままだぞ。」
ゆっくり動きながら自分だって限界なのに激しく突いてくれない。だけど、今言ってもし振られたらどうしたらいいの!きっともう抱いてもくれなくなるし笑顔も僕にだけ見せてくれていた笑顔ももう見れなくなってしまう・・・。
そんな事耐えられない。
僕は泣きながら首を振り拒否るが、颯翔くんは激しく突いてきて僕がイキそうになると止まりゆっくりになる。暫くすると又激しく突いてゆっくりになる。
「イキたいだろ?思いっ切りイかせてやるから何が好きなのか言え!!」
僕はイきたいのにイけないジレンマにもう何も考えられなくてただイキたいくて
「イかせて・・・はぁ・・あっん~・・・お願い・・・。」
「なら言え。」
「んっあぁ・・・しょっあっ・・・はや・・とくんっ・あぁ・・・がすきぁあああ。」
僕が告白をした瞬間に颯翔くんは見た事のない笑顔の様な泣き顔の様な顔でこれまで以上に激しく突いて僕より先に僕の中に大量に放った。僕はその激しさと放たれた熱でやっとイケると安心と気持ち良さでそこで気を失ってしまった。
目を覚ますと目の前に未だかつて見た事のないキラキラ輝く笑顔の颯翔くんが僕を見ていた。
とりあず挨拶をしようとしたが声が出ない、それに気付いた颯翔くんがサイドテーブルに置いてあったスポーツ飲料を口移しで飲ませてくれたが少し冷えていたから颯翔くんも少し前に起きたのかもしれない。
「もう少し飲むか?」
僕が頷くと又口移しで飲ませてくれた。ペットボトルの半分位飲んで落ち着くと颯翔くんが僕を抱き締めて来た。
「薫、・・・好きだ。同室になってからずっと好きだった。」
「はぁ?えっ??うそ!?・・・えっだって好きな娘が居るって言ったじゃん!!」
「あぁ、それはお前の事だ。」
「えっ?僕?けど僕女の子じゃないよ?」
「・・・俺は一言も女とは言っていない。・・・・はっきり言って俺はモテる。だが、大抵の女共は俺をアクセサリーか何かみたいに友人に自慢して俺自身を見る事はない。勝手なイメージで「思ってたのと違う。」と言われた事も何度もある。それは女だけじゃなく男もそうだ、勝手に目の敵にされたり、女寄せの道具の様に扱われたり、勿論全員ではないが殆んどの人間がそうだったからお前も最初そうかと思っていた。」
「・・・あぁ。」
「最初俺の態度悪かったもんな・・・。外見はタイプだったけど中身はどうだか判らないから、男でも弱い奴は俺の庇護下に入りたくて近付いてくる奴もいたから・・・。けど、お前は違って他の奴同じ様に何ら変わらない態度で接してくれたのが嬉しかった。
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