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姫川 林檎

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81 秘密を暴く!(フェイ視点) 

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今日から料理当番だ!
ルネが作る美味しい料理の秘密を解明するぞ!!

スープと浅漬けの準備がもう終わっている!?
どうゆう事?ルネ達は今来た所なのに?スープも浅漬けも昨夜の内に終わらせている!?折角作っている所を見れると思ったのに・・・。いや!昼の準備を手伝おう!

ルネ!君は何をしているんだ!?
魔法で野菜を切るとか意味が解らない。しかも器用に野菜だけ切ってまな板は少ししか切れてない!普通に包丁で切ってももう少し傷が出来るのに!シュートーはまったく気にしてないからこれが普通なのか?

俺達はお肉を切って竃に入れて焼くだけ、後は配膳と片付けってこれは料理当番の仕事か?


俺達が片付けをしていると、ルネとシュートーは野菜を持って来た。
今食事が終わったばかりなのにどうするんだ?そうか!これから準備するんだね!

俺は急いで片付けを終わらせる。

「ルネ、僕も手伝ってもいいかな?」

「!いいよ!!てつだった。」

「‟手伝った”じゃなくて‟手伝って”だ。‟手伝った”は自分が‟した”で‟手伝って”は相手にこれからしてもらうだ。」

「てつだったは じぶん。てつだっては あいて おねがい。」

「そう。だから今は手伝ってだ。」

「てつだって!」

「はい。宜しくお願いします。けど、シュートーはちゃんと言葉を教えてるんだね。遊んでいるだけかと思ってた。」

「ひど!俺ちゃんとやってますよ!なっルネ?」

一寸ルネが困ってる。

「・・・やってる?」

「何で疑問形なんだよ!」

きっと、普段からこんな感じで遊びながら勉強しているんだろうなぁ。

「何をすればいい?」


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