自動翻訳だけでも欲しかった！

１３８ 彼の名前は・・・

更に進むとお屋敷はどんどん大きく立派になる、この辺だと門から屋敷が屋根しか見えないから多分侯爵とか上位の貴族邸だろう。

なんて考えていたら一際立派な屋敷に入って行く。
ここが目的地なの！？

屋敷に向かって行くと入口に人影が見えた。
その人はアルよりも低いがやはり大きい老人と数人が立っていた。やはりお年寄りも大きかった・・・。

馬を降りると近くに居た人にたずなを預ける。

「お帰りなさいませ。」

「今戻った。今日は客がいる、ルネおいで。」

呼ばれたのでアルの隣に行くとその老人を紹介してくれた。

「ルネ、彼はセバスティアン。今日はここに泊まるから困った事があったら彼に言えばいい。セバス、この子はルネだ未だ言葉を覚え始めたばかりだからフォローを頼む。」

「畏まりました。初めまして、私わたくし家令のセバスティアンと申します。何か御座いました何なりと申し付けください。」

「は　はじめ　ま　して。僕はルネです。１７　さい　です。　お願いします。」

「１７！・・・ゴホン。失礼しました、こちらこそ宜しくお願いします。どうぞこちらへ。」

セバスティアン！おしい！そこはセバスチャンではないんだねフランス系？けど、彼の態度と格好からして多分家令とか執事だろう。そうすると益々セバスチャンではない事が残念だ、しかしセバスと呼べば一緒だよね♪しかし、やっぱり１７には見えなかったみたいだ・・・。ここの人達大きいからなぁ、はぁ。