自動翻訳だけでも欲しかった！

１７３ エンドレス ハンバーグ！（リカルド視点）

ルネのマネをして黒い塊・・・どうやら肉みたいだが潰れているのか？
ナイフを入れると中から汁が出て来て美味しそうな匂いが更に増した！匂いに誘われて口に入れると口の中で更に増す！

何だこれは！？
やはり肉の様だが今まで食べた事のない食感と味だ！
少し噛んだだけで口の中で肉が解れて行く、それにこの味は・・・トテテか！ルネが作ってくれたトテテのスープともまた違う！トテテの味が濃縮されて肉によく合う！このトテテで更に食欲が増していく。気が付けばスープもサラダも食べずにお肉をお代わりしていた、横を見ればアルもジークも同じくお代わりしている。程なくしてお代わりが届くと俺達は一心不乱に食べ続けていた。

何個食べてたか判らない位食べ落ち着くと自分がはしたなく食べていた事に気が付く。ルネは未だゆっくりと食べていた、つまり俺達は短時間で肉にかぶりついていたという事になる。

「ルネ、これは何だい？」

落ち着きを取り戻したアルが何でもない様な顔で聞いているが、お前は俺達と一緒に狂った様に食べていたのは誤魔化せないからな。今更ルネに格好付けても遅いと思うぞ。

「これ、‟ハンバーグ”　美味しい？」

「あぁ、とても美味しかった。この赤いのは何だ？」

「トテテの‟ソース”　お肉　と　いっしょ　美味しい。」

「あぁ、確かに良く合っていて美味かった。」

「ねぇルネ、これは砦でも作れる？」

これは是非にでも又食べたい！毎日でも構わない位に美味かった。

「だめ。」

「えぇ、どうして！？又食べたいなぁ。」

「だめ。」

どうやらルネは譲る気はない様だ。
又食べるにはどうすれば・・・。