むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス

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21話 プール開き②

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チャイムが鳴ると、校舎の奥にある女子更衣室はあっという間に笑い声で満たされた。
 新しい季節の最初のプール授業――。
 女子たちはわいわいと話しながら制服を脱ぎ、バッグから水泳道具を取り出していた。

 その中で、橘玲奈は鏡の前に立って髪をまとめていた。
 肩までの髪をゴムでゆるく束ね、いつものギャルっぽい元気さの中に、どこか落ち着いた雰囲気も漂っている。

「玲奈、それ今日のために美容室行ったでしょ」
「行ってないって。ドライヤーでちゃんと乾かしただけ」
「ウソだ~。なんか今日ツヤが違うもん」
「ツヤとか言わないの、恥ずかしいから!」

 周りの女子たちがキャッキャと笑う。
 玲奈はため息をつきつつも、口元が緩んでいた。

「てか玲奈、なんかさ……ちょっと大人っぽくなってない?」
「え? どういう意味?」
「その、なんか……全体的にスタイル良くなったっていうか~」
「ちょっ、やめなよそういうの! 聞こえるって!」
「てゆうか、乳が入学した時より大人になってない?」
友達が両手で橘の膨らんだたわわを鷲掴みした。
「どこ触っとんじゃい!」

 玲奈が慌ててタオルで友達を軽くはたくと、周りの子たちが爆笑した。
「ほらほら~! やっぱり気にしてるじゃん!」
「そんな口調初めて聞いた!」
「めっちゃ柔らかかった...」
「もう……!」

 そう言いながらも、頬がほんのり赤い。
 本人は否定しているが、春より少し大人びた印象は誰の目にも明らかだった。

「でもいいな~玲奈ってバランスいいよね。うちらなんか全然だもん」
「それもやめて! 比べない!」
「優しい~」
「優しくないから!」

 笑い合う女子たち。
 鏡の前には、青春の一場面みたいな空気が流れていた。

 玲奈は最後に髪を整え、水泳帽を手に取った。
「よし。準備完了!」
「おー! さすが玲奈、やる気ある!」
「まあね、せっかくのプールだし。どうせ男子、全員そわそわしてんでしょ?」

 そのセリフに更衣室が再び沸き上がる。
 玲奈は笑いながらも、鏡の中の自分をちらりと見た。

(……なんか、春より自信ついたかも)

 小さく息を吸い、タオルを肩にかけてドアのほうを向く。
「じゃ、行こっか。――夏、開幕!」

 その声に仲間たちが「イエーイ!」と応え、更衣室のドアが一斉に開いた。
 眩しい光が差し込む先に、きらめくプールが待っていた。

更衣室を出ると、そこには――あの悪名高き「地獄のシャワーゾーン」が待っていた。
 銀色のパイプから勢いよく吹き出す水流が、朝の太陽を反射してキラキラと輝いている。

「うわっ、出た! この冷たいやつ!」
「まだ気温25度くらいでしょ!? これ、普通に拷問!」
「先生、これ絶対水道管そのままですよね!?」

 女子たちの叫びが更衣室前の廊下に響く。
 橘玲奈は腕を組みながら苦笑い。
 「地獄のシャワー」とは名ばかりだが、油断して浴びると文字どおり心臓が止まりそうなほど冷たい。

「ほら、早く行かないと! あとがつっかえる!」
「うぅ~、玲奈! 先行ってよ!」
「なんであたし!?」
「お嬢様なら耐えられるでしょ!」
「耐えられるわけないでしょ!? 水圧見てみなって!」

 玲奈が指差す先では、別のグループの生徒が「キャー!」と悲鳴を上げながら走り抜けている。
 それを見て全員が顔を見合わせた。

「……よし、いっせーのーで行く?」
「いく! せーのっ!」

 勢いで飛び込む三人。
 次の瞬間――。

「ひゃぁぁあああああああああああっ!」

 まるで悲鳴の合唱。
 頭のてっぺんから冷水を浴び、全員が飛び跳ねるように出口へ駆け抜ける。
「助けてー!」
「ちょっ……まじで冷たいっ! なんなのこれ、氷水!?」
「ちょ、2人とも抱き着くな、胸揉むな、尻揉むな、」
「玲奈は脂肪あるから大丈夫でしょ、少し暖を取らせて、」
「それ太ってるって意味じゃないよね。なんか複雑なんだけど、ってゆうか私だけ触られるの不公平!」
「あっ//  私、玲奈の彼女になる、抱いて!」
「何言ってんの、バカ」
「痛い、お尻つままないで、跡できちゃう。」

 そうこうしているうちにシャワーは終わった。
 玲奈はタオルで顔を押さえながら、必死に笑いをこらえた。
 でも、その表情はどこか楽しそうでもある。

「……ふふっ、これで完全に夏モード突入って感じだね」

 隣で肩をすくめる友達が言う。
 「玲奈、そういうとこポジティブで好きだわ」
 「でしょ? こういうイベント、楽しんだもん勝ちだもん」

 笑い合いながら、彼女たちはプールサイドへ向かう。
 足元からは濡れた床の感触、鼻先にはわずかに塩素の匂い。
 遠くで男子たちの声が響き、太陽が一層まぶしく感じられた。

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