むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス

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22話 プール開き③

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夏の気配が少しずつ濃くなってきた六月中旬。
 校内の噴水の音と一緒に、プールから聞こえる歓声が夏の始まりを告げていた。

 体育の時間。
 男女別のレーンに分かれて泳ぐはずが、人数の都合で一部のレーンは男女が隣り合っていた。

「えっ、隣、橘かよ……」
 健斗は思わずつぶやいた。

 橘玲奈――
 明るくて人気者で、ギャルっぽいのに勉強もできる。
 いつだって周囲の視線を引きつけるタイプの女子。

 そんな彼女が、今まさに隣のレーンでスタートの体勢を取っていた。
 プールサイドの太陽光を反射して、濡れた髪が艶めく。

 先生の笛が鳴る。
 ほぼ同時に二人は飛び込み、水面が大きく弾けた。

(……やっぱ、フォーム綺麗だな)

 息継ぎの合間。
 水を切る橘の腕の動き、指先からこぼれる雫、
 肩から背中にかけてのライン――どれも目が離せなかった。

 本人はまったく意識していないのだろう。
 真剣な表情で泳ぐその横顔が、妙に眩しかった。

息継ぎのたびに、無意識のうちに橘を目で追ってしまう。
 いつも教室で見る彼女とは違う、“運動している姿”の迫力に圧倒されていた。

「はい、ストップ!」
 先生の声が響き、ゴールラインを越えた二人はプールの端に手をつく。

「ぷはっ……ふぅー、疲れたー!」
 橘は水を払うように髪をかき上げ、大きく息を吐いた。
 水滴が頬を伝い、太陽の光を受けてきらきらと輝く。

「……おつかれ」
「おつかれー。あんたも結構速かったじゃん」
「え、いや、全然。ペース崩したし」
「ふふっ。見てたけど、途中で変な方向向いてたもんね」

「えっ……」
 心臓が跳ねる。
 まさか――泳ぎながら見てたの、バレてた?

「……な、何のことだよ」
「さぁ? 別に~」
 橘は意味ありげに笑って、プールサイドへ上がった。

 その背中を追うように健斗も水から上がる。
 冷たい水の感触がまだ肌に残るのに、胸の中は妙に熱い。

「それでどうだった、きれいだった?」
「いや、まあ、きれいだったよ。」
「そうか~。私は綺麗か~、私のこと好きすぎじゃん!」
「な、なに言ってんだ。泳ぐフォームな!」
「やっぱり私のこと見とれてたんだ。」
はめられた。いやどちらを先に行ってもどのみちいじられたな。
「でも、ありがとう。綺麗って言ってくれて。毎日言ってくれたら、たまにサービスしてあげてもいいかな~。」
橘は上目遣いなるように頭を下げ、覗き込むように話した。
目の前には体が引き締まった橘のスクール水着姿が映った。しかも胸はスクール水着からはみ出しそうになっており、前かがみになったときに谷間をしっかり目に焼き付けてしまった。おしりも食い込んでしまっているのか直している姿に動揺してしまった。
(まさか、さっそくサービスしてくれたのかな?)

「もしかして、今もサービスしてくれているってこと?」
「ん?、もしかしてアンタはスク水着が大好きってこと?そうかだから、私のことずっと見ていて、今はほかの女子もスク水着きているから天国じゃないの!スケベ野郎、犯罪犯さないでよ~。」
 スケベなのは事実だから反論できなかった。 

すると橘との会話を楽しんでいると突然間に人が入っていった。
 橘は水着を引っ張られてしまった。間に入ったのは白石だった。 
「白石さん!なに引っ張って、あれ大丈夫?倒れたけど。」 

橘は胸の突起が丸見えの状態だが気にせず。白石の心配をした。 

「いや、ごめん、水泳苦手で頑張って泳いだが疲れて、倒れ、橘さん見えてる見えてる!直して!」 
「私のことはどうでもいいよ。それよりも白石さん、本当に大丈夫?」 
「少し休めば大丈夫だから。早く隠して。男子が見に来るから。」 
健斗は橘の胸をまじまじと見てしまっていたが気づかれないように白石の心配をするふりをした。

「私のことはどうでもいいよ。それよりも白石さん、本当に大丈夫?」
「少し休めば大丈夫だから。早く隠して。男子が見に来るから。」

 健斗は橘の胸をまじまじと見てしまっていたが、
気づかれないように白石の心配をするふりをした。

「お、おい橘、白石のこと、先生に言ってこようか?」
「ううん、大丈夫。私が連れてく」
 そう言って、橘は自分のタオルを白石の肩に掛け、
そのままそっと腕を貸して立たせた。

「もう……無理するからだよ。ちゃんと水飲んだ?」
「……うん、ごめん。ありがとう」
「謝んなくていいって。こういう時はお互いさま」

 そのやり取りを見て、健斗は少しだけ胸がざわついた。

(……あんな格好になってまで、他人を気づかうのかよ)

 顔を真っ赤にして自分の水着を直しながらも、
橘の第一声は“白石の心配”だった。
普通なら自分の恥ずかしさで固まってもおかしくないのに――。

 橘は白石をプールサイドのベンチまで連れて行くと、
自分もびしょ濡れのまましゃがみこんだ。
その笑顔はいつものギャルっぽい調子ではなく、
どこか優しい、年上みたいな落ち着きがあった。

「ふふっ。あんたが倒れたら、男子も焦るでしょ? 特に健斗とか」
「えっ、私?」
 突然名前を出されて、健斗は思わず目を逸らした。

「そーだよ。さっきからずっと顔ひきつってんの。見えてたんじゃないの?」
「み、見えてねぇし!」
「ふーん? ま、いいけど」
 橘は意味ありげに笑って肩をすくめた。

 その無邪気な笑顔に、健斗の胸がまたドクンと鳴る。
(……ほんと、この人には敵わねぇ)

 先生が駆け寄ってきて白石を保健室に連れていく間、
橘はその場に残ってプールの水面をじっと見つめていた。

「どうした?」
「ううん、別に。ただ……人って、意外と簡単に倒れるんだなって思って」
 橘は少し寂しそうに笑い、それから空を見上げた。
「なんか、こういうの見ると、ちゃんとしなきゃなーって思う」

 風が吹き、プールの水面に波紋が広がる。
その横顔は太陽の光を受けてまぶしく、
普段の軽口ばかりの彼女とはまるで別人のようだった。

(……やっぱ、ただのギャルじゃない)

 健斗は心の中でそう呟きながら、
濡れた髪をかき上げる橘の姿を、言葉もなく見つめていた。
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