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二十話 『反撃』
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どんなことをされたの、そんな事聞けるわけない。
「マドカっ、私の家から通ったらどう? あなた私のたった一人の親友だし、お母さんと二人で寂しいし、あなたが良ければねっ」
作り笑顔でもいいから必死に作って話しかける。この子救えるの私しかいないじゃない。
「いいの? ほんとに? 迷惑じゃないの……?」
私の瞳の奥を子猫のようにつぶらな瞳で探ろうとしてるマドカ。
そんな心配しなくていいんだよ。かけてあげたい言葉は山ほどあるけどどれが正解かなんて大切な人にかける言葉だからなかなか選べない。
「その話は本当なのか? 許せねーな!」
横で胡座をかいていたマイはワナワナと顔を強ばらせながら、立ち上がると机をぶっ叩く。
「……私の下半身を触ってたの……」
「あの鬼畜め! 目にもの見せてくれるわ!」
「マイ! 一体何をするつもりなのよ! 私も協力するわ! こんなの許せるわけないじゃない」
私とマイは一度ハンバーガーショップから出ることにした。そして日が暮れた頃にまたここに透明粉で再び侵入して、マドカの部屋で懲らしめないと。
開けられた窓から月が見えている。満月だ。外からは虫の音が聞こえている。
ふいに、まどかの部屋にノックと共にジジイが入ってきた。暗がりの中、月明かりで髭ズラが部屋の壁に写し出された。
横目で見ると、私の隣でうずくまるマドカは体がこわばり細かく肩を震わす。どんなことが夜中に行われていたのか……。
「網タイツかっ! いつの間にこんなものを」
布団の中に手を入れモゾモゾと手を動かすじじいの姿が見える。
このハンバーガーショップの周りは夜は誰も通らない。周りに民家がないからだ。もちろん夜は営業してない。
私とマドカは机の横で座りながらそのハレンチな様子を見ていた。透明粉を振りかけていたので、私達の姿は見えていない。
「うぎゃぁぁぁぁああああ!」
そんな静寂な部屋の中に突如、大きな奇声が上がる。掛け布団が天井へと舞い上がり、ジジイが手を押えるそんな様子を私は口を抑えて見ていた。
布団に寝ていたのはマイだ。ランプを灯し、ジジイの顔をキッと睨みつけ、
「ふふっ、かかったわね。こうも簡単にかかるなんて思わなかったわ。私のムチの練習台にしてあげる! あなた。マドカにこんなことしてきたの? 分かっているんでしょうね!」
マイはジジイを睨みつけ凄んでみせる。黒光りするムチをビシッと床に打ち付けながら、ツカツカとハイヒールの音を響かせ、ジジイの首を締め上げていく。
「お、おいっ、やめろおおおおー! 誘ってきのはマドカの方だ! あんな体つきをしていたら触ってくれと言っているようなもんだろ。だいたい誰のおかげでアップル学園に通えてると思っているんだ? ワシが学費を出しているからだろ。そもそもお前らには関係のないっ」
なんて傲慢で自分勝手なジジイなんだろう。うちのお母さんとは根本的に違う。家族なら応援するのが当たり前なのに。この人のやってる事って一体何なの?
「ありえないし、人間としてどうなんですか? これじゃあ人間の皮を被った魔物じゃない!」
私は叫び、肩がけのカバンから銃を取り出すと、ジジイ目掛けて構える。
「やめてください。許せないですけど、そこまでしなくても……」
マドカがジジイを庇おうとしてくる。こんなことされてるのになんで庇うのよ。あなた悲しくてどうしようもなくて泣いていたじゃないの? もうほっといて欲しいとでもいうのか、私の銃を掴んでくる。
「マドカ! 目を覚まして! あなたがされたことはとても酷いことなの! そんなの家族のするようなことじゃない」
「ちょっと待ってください! 添い寝です。少したまに寝ぼけて私の胸や下半身に手が伸びるだけで……」
頭に熱い血流が登ってきた。私の中でなにかが切れたんだと思う。
「そんなわけないじゃない。しっかりして」
「それは言い訳よ! あなたの優しさにつけ込んでるの」
舞はジジイの体を鞭で締め上げると、片方の手でマドカの腕を掴み、私から引き離してくれた。そして早く撃てと目で合図を送る。
私は銃口をジジイに合わせると引き金を引いた。
この玉は特別製だよ。なんてったって、あのピンクの髪のお姉さんの粉が入ってるんだから。
煙玉がジジイに飛んでいく。玉が当たるとポーっとジジイの体つきは全体的に小さくなりムキッとした筋肉が流れ出し、今度は全体に膨らみ始める。
胸が、心なしか膨らみはじめ、洋服のボタンがパンッと音を立てて飛びちる。さらに腕まくりしていた腕の筋肉も無くなり、まるで女性のようなぷにっとしたものに変化していく。
「きゃああああああああああー」
ジジイが先程の低い声から、高い声へと変わっていた。
「なにをしたんだ? しかもこの胸の膨らみは……」
股間を抑えるジジイ。
「まさかっ。ないっ、ないっ、あるべきものが……ないっ」
「あなたには十年、性別が変わる玉を打ったの! こんなとこに大切な友達のマドカを置いとけないし。十年ぐらいその自分自身の女性の身体で反省してください。もう二度とここに来ることもないです。」
「ツグやるじゃん! ジジイっ! 自分の体を思う存分触っとけばいいじゃない! 良かったわね!」
マイは腰に手を当て、ビシッと人差し指をジジイに向かって指しながらマドカの顔を優しく見ている。
「元に戻してくれえええええー!」
何か叫んでるけど、私は耳を抑えながら、
「それと、マドカは私の家から通わせることにするわ! 学費は今まで通り払ってあげてね。 そうすればマドカの卒業とともに治す薬をあげるわ」
この玉もあのピンクの髪のお姉さんから貰った面白い玉。治すには偽たんぽぽをお湯でといたものを飲めばすぐに治るんだけど内緒にしとかないと……。
そもそもあのお姉さんの特性玉だから、治し方はみんな知らないんだから。
私とマイはマドカの手をとるとハンバーガーショップのドアを開けて、外に飛び出した。
月が雲に半分隠れながら頭上に見えている。これで良かったのかな。最前の方法なんて全く分からない。マドカの方を見るといつもよりも穏やかな顔立ちになっているような気がした。
少し寒かったけど私の気持ちも少し落ち着いてきた。三人で抱き合って安心したら涙が出てきた。最初に泣いたのは私だった……。
「マドカっ、私の家から通ったらどう? あなた私のたった一人の親友だし、お母さんと二人で寂しいし、あなたが良ければねっ」
作り笑顔でもいいから必死に作って話しかける。この子救えるの私しかいないじゃない。
「いいの? ほんとに? 迷惑じゃないの……?」
私の瞳の奥を子猫のようにつぶらな瞳で探ろうとしてるマドカ。
そんな心配しなくていいんだよ。かけてあげたい言葉は山ほどあるけどどれが正解かなんて大切な人にかける言葉だからなかなか選べない。
「その話は本当なのか? 許せねーな!」
横で胡座をかいていたマイはワナワナと顔を強ばらせながら、立ち上がると机をぶっ叩く。
「……私の下半身を触ってたの……」
「あの鬼畜め! 目にもの見せてくれるわ!」
「マイ! 一体何をするつもりなのよ! 私も協力するわ! こんなの許せるわけないじゃない」
私とマイは一度ハンバーガーショップから出ることにした。そして日が暮れた頃にまたここに透明粉で再び侵入して、マドカの部屋で懲らしめないと。
開けられた窓から月が見えている。満月だ。外からは虫の音が聞こえている。
ふいに、まどかの部屋にノックと共にジジイが入ってきた。暗がりの中、月明かりで髭ズラが部屋の壁に写し出された。
横目で見ると、私の隣でうずくまるマドカは体がこわばり細かく肩を震わす。どんなことが夜中に行われていたのか……。
「網タイツかっ! いつの間にこんなものを」
布団の中に手を入れモゾモゾと手を動かすじじいの姿が見える。
このハンバーガーショップの周りは夜は誰も通らない。周りに民家がないからだ。もちろん夜は営業してない。
私とマドカは机の横で座りながらそのハレンチな様子を見ていた。透明粉を振りかけていたので、私達の姿は見えていない。
「うぎゃぁぁぁぁああああ!」
そんな静寂な部屋の中に突如、大きな奇声が上がる。掛け布団が天井へと舞い上がり、ジジイが手を押えるそんな様子を私は口を抑えて見ていた。
布団に寝ていたのはマイだ。ランプを灯し、ジジイの顔をキッと睨みつけ、
「ふふっ、かかったわね。こうも簡単にかかるなんて思わなかったわ。私のムチの練習台にしてあげる! あなた。マドカにこんなことしてきたの? 分かっているんでしょうね!」
マイはジジイを睨みつけ凄んでみせる。黒光りするムチをビシッと床に打ち付けながら、ツカツカとハイヒールの音を響かせ、ジジイの首を締め上げていく。
「お、おいっ、やめろおおおおー! 誘ってきのはマドカの方だ! あんな体つきをしていたら触ってくれと言っているようなもんだろ。だいたい誰のおかげでアップル学園に通えてると思っているんだ? ワシが学費を出しているからだろ。そもそもお前らには関係のないっ」
なんて傲慢で自分勝手なジジイなんだろう。うちのお母さんとは根本的に違う。家族なら応援するのが当たり前なのに。この人のやってる事って一体何なの?
「ありえないし、人間としてどうなんですか? これじゃあ人間の皮を被った魔物じゃない!」
私は叫び、肩がけのカバンから銃を取り出すと、ジジイ目掛けて構える。
「やめてください。許せないですけど、そこまでしなくても……」
マドカがジジイを庇おうとしてくる。こんなことされてるのになんで庇うのよ。あなた悲しくてどうしようもなくて泣いていたじゃないの? もうほっといて欲しいとでもいうのか、私の銃を掴んでくる。
「マドカ! 目を覚まして! あなたがされたことはとても酷いことなの! そんなの家族のするようなことじゃない」
「ちょっと待ってください! 添い寝です。少したまに寝ぼけて私の胸や下半身に手が伸びるだけで……」
頭に熱い血流が登ってきた。私の中でなにかが切れたんだと思う。
「そんなわけないじゃない。しっかりして」
「それは言い訳よ! あなたの優しさにつけ込んでるの」
舞はジジイの体を鞭で締め上げると、片方の手でマドカの腕を掴み、私から引き離してくれた。そして早く撃てと目で合図を送る。
私は銃口をジジイに合わせると引き金を引いた。
この玉は特別製だよ。なんてったって、あのピンクの髪のお姉さんの粉が入ってるんだから。
煙玉がジジイに飛んでいく。玉が当たるとポーっとジジイの体つきは全体的に小さくなりムキッとした筋肉が流れ出し、今度は全体に膨らみ始める。
胸が、心なしか膨らみはじめ、洋服のボタンがパンッと音を立てて飛びちる。さらに腕まくりしていた腕の筋肉も無くなり、まるで女性のようなぷにっとしたものに変化していく。
「きゃああああああああああー」
ジジイが先程の低い声から、高い声へと変わっていた。
「なにをしたんだ? しかもこの胸の膨らみは……」
股間を抑えるジジイ。
「まさかっ。ないっ、ないっ、あるべきものが……ないっ」
「あなたには十年、性別が変わる玉を打ったの! こんなとこに大切な友達のマドカを置いとけないし。十年ぐらいその自分自身の女性の身体で反省してください。もう二度とここに来ることもないです。」
「ツグやるじゃん! ジジイっ! 自分の体を思う存分触っとけばいいじゃない! 良かったわね!」
マイは腰に手を当て、ビシッと人差し指をジジイに向かって指しながらマドカの顔を優しく見ている。
「元に戻してくれえええええー!」
何か叫んでるけど、私は耳を抑えながら、
「それと、マドカは私の家から通わせることにするわ! 学費は今まで通り払ってあげてね。 そうすればマドカの卒業とともに治す薬をあげるわ」
この玉もあのピンクの髪のお姉さんから貰った面白い玉。治すには偽たんぽぽをお湯でといたものを飲めばすぐに治るんだけど内緒にしとかないと……。
そもそもあのお姉さんの特性玉だから、治し方はみんな知らないんだから。
私とマイはマドカの手をとるとハンバーガーショップのドアを開けて、外に飛び出した。
月が雲に半分隠れながら頭上に見えている。これで良かったのかな。最前の方法なんて全く分からない。マドカの方を見るといつもよりも穏やかな顔立ちになっているような気がした。
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