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一話 『まずはキャラから 上から目線の女性キャラ』
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誰もが憧れる主人公。それは何でもできてしまうようなチートスキルを持つ主人公の場合もあれば、何にもできない人が冒険を通して覚醒していったり、誰かの力をかりたり、知識で乗り越えることもあります。
あまりにも情けない主人公が情けないまま話が終わってしまいますと、つまらない話になってしまいかねません。
今回は素敵なキャラを作ることを考えてみたいと思います。
文章で容姿について表すのもいいのですが、キャラの口調について考察していきます。キャラの口調を変えることで読んだ時に、あーこのキャラが話しているんだろうと読者が自然と頭の中で理解できるそこを目指したいと思います。
女性キャラで上から目線のキャラを考えていきます。彼女の思考は周りの人の事はあまり考えていません。どちらかというと自分を中心に世界が回っていると感じているのです。そして権威に弱く身内や仲間には強気な態度にでてしまうようです。自分の方が上で相手を子ども扱いするような感じです。
そんな口調を現す言葉を並べていきます。
1 なんでなになにしたの?
とにかく何かあるたびに責めましょう。
2 ──と言ったはずよね。
そしてさらに責める。
3 ──するの! ──しなさい
上から目線の命令口調で強制する。
4 ──なの?
若い女性を現す語尾でういういしさも伝わってきます。
5 ──なになにらしいじゃない──しなさいよ
相手の失敗談をだしてからの命令口調。
6 何のつもりなの?
相手の言動が納得できない。
など、語尾に『──だわ、──なの、──はずよね』あたりを付けることで上から目線の女性キャラを簡単に表現する事が出来ます。
早速練習してみましょう。適当にいってみます。お題はチョコレートでいってみましょう。
「ユウキ、なんで冷蔵庫にしまってた私のプリンを食べたの?」
「ごめんごめん、恵里香のだと思わなかったから、まあ沢山あったし大丈夫だろ? 一個ぐらい」
「あのプリンはツグミとかメグにゃんが来るから2個づつ食べようと思って買ってきたって昨日言ったはずよね!」
「そんなこと言ってたか?」
昨夜、俺はテレビのお笑い番組に夢中になり、恵里香の話を全く聞いていなかったことを思い出した。
「もうあと、30分で来ちゃうじゃない。早く買ってきなさいよ!」
俺はコンビニに行くと上手そうな匂いのする焼き鳥を見つけそれを三本買ってきてあげた。まあ、熱々だしこれでいいだろ。
「やきとりでいいわけないじゃない。ちゃんと買ってきなさいよ。何のつもりなのよ。全く」
そういって俺の事を睨みつける恵里香であった。
割かし上手くいったような気がします。少し怪しさも残りますが、このようにキャラの語尾をちょちょいと変えて性格を分かりやすくしていきましょう。
小説を書いていると多重人格になりそうで怖いと思う今日この頃です。
あまりにも情けない主人公が情けないまま話が終わってしまいますと、つまらない話になってしまいかねません。
今回は素敵なキャラを作ることを考えてみたいと思います。
文章で容姿について表すのもいいのですが、キャラの口調について考察していきます。キャラの口調を変えることで読んだ時に、あーこのキャラが話しているんだろうと読者が自然と頭の中で理解できるそこを目指したいと思います。
女性キャラで上から目線のキャラを考えていきます。彼女の思考は周りの人の事はあまり考えていません。どちらかというと自分を中心に世界が回っていると感じているのです。そして権威に弱く身内や仲間には強気な態度にでてしまうようです。自分の方が上で相手を子ども扱いするような感じです。
そんな口調を現す言葉を並べていきます。
1 なんでなになにしたの?
とにかく何かあるたびに責めましょう。
2 ──と言ったはずよね。
そしてさらに責める。
3 ──するの! ──しなさい
上から目線の命令口調で強制する。
4 ──なの?
若い女性を現す語尾でういういしさも伝わってきます。
5 ──なになにらしいじゃない──しなさいよ
相手の失敗談をだしてからの命令口調。
6 何のつもりなの?
相手の言動が納得できない。
など、語尾に『──だわ、──なの、──はずよね』あたりを付けることで上から目線の女性キャラを簡単に表現する事が出来ます。
早速練習してみましょう。適当にいってみます。お題はチョコレートでいってみましょう。
「ユウキ、なんで冷蔵庫にしまってた私のプリンを食べたの?」
「ごめんごめん、恵里香のだと思わなかったから、まあ沢山あったし大丈夫だろ? 一個ぐらい」
「あのプリンはツグミとかメグにゃんが来るから2個づつ食べようと思って買ってきたって昨日言ったはずよね!」
「そんなこと言ってたか?」
昨夜、俺はテレビのお笑い番組に夢中になり、恵里香の話を全く聞いていなかったことを思い出した。
「もうあと、30分で来ちゃうじゃない。早く買ってきなさいよ!」
俺はコンビニに行くと上手そうな匂いのする焼き鳥を見つけそれを三本買ってきてあげた。まあ、熱々だしこれでいいだろ。
「やきとりでいいわけないじゃない。ちゃんと買ってきなさいよ。何のつもりなのよ。全く」
そういって俺の事を睨みつける恵里香であった。
割かし上手くいったような気がします。少し怪しさも残りますが、このようにキャラの語尾をちょちょいと変えて性格を分かりやすくしていきましょう。
小説を書いていると多重人格になりそうで怖いと思う今日この頃です。
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