アルファポリスでホットランキングにのりたい! 小説の書き方

茜色 一凛

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五話 『粗暴な男性キャラパート2』

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 さてやってまいりました。粗暴な自分勝手な男性キャラです。自分を顧みず、命令口調をすることもあります。そんな男子に憧れの命令口調1度は使ってみたくありませんか? 声が聞こえてきました。使いたいとのですね。では早速いってみましょう。


 命令口調

 ──しやがって
 ──するなよ
 ──しろよ


 相手の事は「お前」と調子の乗って言ってみましょう。この辺りから適当に作っていきます。

「今朝の目玉焼きなんだが、卵の黄身が半熟じゃないんだがこれはどういうことだ。ふざけやがって卵焼きは半熟にしろよ。それがうちのルールだろ」

 俺はテーブルをバシバシ叩きながら、洗い場で皿を洗っている妻エリカに抗議の姿勢を見せる。エリカはもくもくと皿を洗うばかりでこちらの事はお構いなしだ。

 「聞いてるのか。いつも無視ばかりしやがって」

 この数日喧嘩が続いていて無視をされている。でも毎日無視はするがご飯は毎食作ってくれているので文句はあまり言えない。

 「そろそろ仲直りしたいんだけど、エリカも機嫌なおせよ。そうそうエリカのだーい好きな駅前のケーキ屋さんの
一番高いチョコレートケーキかってきたんだけど」

 聞き耳を立てているのか、少し揺れている。もう少しだ。もう少しでこいつは落ちる。

「そうそう、他にはシャインマスカットのケーキもあってさ、たまたま安かったから買ってきたんだよ。そろそろいいんじゃねーのか?」

 エリカは冷蔵庫に向かうとドアを開けて箱を開く、そして俯く。

 ──どうしたんだ。ケーキでいつもなら喜ぶだろ。何か間違えちまったのか?

「ユウキいイイイイイイイイイイー!」
「ハイ?」
「私の誕生日なのにろうそくないじゃないの? 普通ならろうそく位入ってるはずなんだけどどういうことなのよ!」

 エリカは興奮していまにも飛び掛かってきそうだ。ヤバい。飛び蹴りの体制を整えつつある。俺は思い出した。そう言えば妹ように用意しておいたプレゼントがあることを。

「あとこれ! 開けてくれないか?」
「ほんと、許さないからあああああああ」

 エリカはツグミへと書かれたバースデーカードを見て叫ぶ。

「しまったああああああああ!」

 その後夜まで謝り何とか許してもらった。彼女の誕生日だけはお忘れなく。
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