淫美な虜囚

ヤミイ

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124 生贄少年⑬

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「え?」

 少女がフリーズした。

「この人の、こ、肛門に、あたしが?」

 みるみるうちに、目元が薔薇色に染まっていく。

「いやなの?」

 うつむいたその顔をのぞき込むようにして、気づかわしげに姉さんが訊くと、

「い、いえ、そうじゃなくて…」

 少女が顔中真っ赤にして、ゆるゆると首を横に振った。

「なんだか、夢みたいで。この人、顏も体型もけっこうあたしの好みだし、裸を近くで見てるだけでドキドキするのに、その肛門に、リアルでいたずらさせてもらえるなんて…」

「2次元ではできないことが、ここでは現実になるの。この子がのたうち回って果てるまで、このバスは止まらない。この子が自分の出した精液の海に沈むまで、このイベントは続くのよ。なぜってそれが、ご主人様のご希望だから」

 謎めいた言葉を口にするその女性は、なんだか僕の知っている佐代子姉さんとは別人のようだった。

 横顔が自信にあふれ、キラキラ輝いて見えるのだ。

 そこには、いつもの優しそうではかなげな、影のある表情は微塵もない。

 それにしても、どういうことなのだろう?

 僕が絶頂に達して射精し、おのれの射出した精液の海に沈むまで、バスが止まらないとは…。

 イベントって…?

 それではまるで、すべてが翔の計画したことみたいじゃないかー。

「わかりました。きょうは遅くなるって、さっき家にもLINEしておきましたから、大丈夫です」

 少女が右手を伸ばし、中年男から、再度、エネマグラを受け取った。

「使い方を教えるわ。まずそのワッカをペニスに嵌めて、それから一番長い肢を、まっすぐ肛門に差し込むの。それ以上入らなくなるまでバイブの部分を直腸にねじ込んで、短いほうの肢がペニスの根元と陰嚢の間に密着したら、それでおしまい。体勢が整ったら、私がリモコンでバイブレーションを起動させるから、彼がどういう反応を見せるか、じっくり観察して楽しみましょう」

「さすが実の姉だね。細かい所まで、よくわかっていらっしゃる。でも、ボクにももうひとつ、趣向があってね」

 姉さんに向かって我が意を得たりとばかりにうなずくと、男が僕の上に覆い被さり、両の太腿に手をかけて、少女のほうを見上げて言った。

「最後の仕上げには、できれば君のマフラーを貸してほしいんだ」

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