淫美な虜囚

ヤミイ

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194 卑猥な玩具⑤

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 こんな”お仕置き”なら、大歓迎だ。

 でも、射精するなと言われても、この気持ち良さはもう尋常じゃない…。

 じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ。

 翔の腕が上下するたび、卑猥な音が響き渡る。

 直腸の奥のGスポットを、五本の指が抓んではひねる。

 翔の右手は手首まで完全に僕の肛門の中。

 そろえた五本の指を手刀の形にそろえ、さっきから執拗に僕の肛門に突き出しているのだ。

 これがフィスト・ファックというやつなのか。

 信じられないことに、僕の肛門は、翔のこぶしを呑み込むまで大きく広がってしまっているー。

 そこを出たり入ったりする翔の右手は、催淫剤入りスキンクリームと肛門から出るエッチな汁でもうぬるぬるだ。

 き、も、ち、い、い…。

 ただただ痙攣を繰り返す僕。

「無、無理…」

 僕は涙目で翔を見る。

「僕、もう、出ちゃう…」

「甘えるんじゃないよ! 翔さまがダメって言ってるでしょ!」

 すかさず姉さんが怒鳴りつけてきた。

 SM女王様ふう下着に包まれた裸体を晒し、くびれた腰に両手を当て、仁王立ちになって僕をねめつけている。

「仕方ないわね。待ってなさい、今、出したくても出せないようにしてあげるから!」

 僕の傍らにしゃがみ込む姉さん。

 その手に巻きつけてあるのは、髪留め用のゴム紐だ。

 それを手早く幾重にも僕の亀頭にくぐらせると、雁首の下をぎゅっと締め上げた。

「首を絞めるだけではだめでしょうね。尿道を塞いでも、とろみのある精液はそのわずかな隙間をすり抜けてしまう。口自体に蓋をしておかないと」

 作業を終えた姉に、翔がそんな余計なアドバイスをする。

「ですよね。でも、いいものがあります。最近取り寄せたばかりで、あたし自身、まだ使ったことないんですけど」

 姉さんが衣装箪笥の引き出しから取り出したのは、電動歯ブラシに似た道具である。

 ただし先端は極めて細く、毛は植わっていない。

 だから、見ようによっては、体温計にも似ている。

「女性用尿道バイブですか。その根元のワッカは、陰核を挟むリングですね」

「ええ…。さすが翔さま、よくご存じで」

 眼の下を赤らめ、はにかむ佐代子姉さん。

「男も女も、きっと尿道のつくりは同じですよね。なら、これで蓋をしてしまえば、巧はミルクを外に零せません」

「確かに、その通りです。幸い、彼はすでに尿道も処女じゃない。あなたさえよければ、ぜひ使ってみましょう」

 そうなのだ。

 翔に肛門を責められながら、僕は武者震いを禁じえない。

 尿道拡張プラグ。

 綿棒。

 僕の陰茎は今や、気持ちいいモノなら何でも呑み込む、飢えた蛇みたいなものなのだー。


 
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