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11 奇妙な検査③
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「なんですか? それ」
僕は目を丸くして、その奇妙な器具を見つめた。
形は、病院に入院した時に使うカテーテルに似ている。
絶対安静の患者の排尿を補助するあれである。
そうだとすると、管の先についているプラスチックの平たい袋は、尿取りパットだろうか。
でも、管の反対側の形状が違う気がする。
カテーテルというのは尿道に直接挿入するものだが、これは片方が指サックのような形をしているのだ。
「お察しの通り、これは医療用のカテーテルを改良したものです。ただ、いきなり尿道に異物を刺すと、慣れていない人は痛みを感じる場合が多いので、そこは少し改良してあります」
鰐部氏は、両手にビニール手袋を嵌め、器具を持ち直す。
「そうじゃなくって…」
僕はイラッとして言い募った。
「それで何をするつもりなのかってことを、お聞きしてるんです」
「すぐにわかりますよ」
鰐部氏は僕の正面に立つと、股間からそそり立つ僕の男根を改めて見下ろした。
「何もしていないのに、もうこんなに…。いつも、こうなんですか?」
「い、いや…」
痛い所を突かれ、僕は真っ赤になった。
さっきのあの事件のことを打ち明けるわけにもいかない。
それに、ここで再び全裸にさせられたことで、もまたぞろ性的興奮が戻ってきたことも…。
「サイズ的には言うことないか…。それに、仮性包茎ときている…」
ずきんとくるひと言だった。
「あの」
急に気弱になって、僕はたずねた。
「仮性包茎だと、ダメなんですか…?」
「いえ、そういうわけではありません」
僕を見上げると、鰐部氏は妙にきっぱりと首を横に振った。
「いわゆる”皮カムリ”は、大歓迎です。今から紹介する作業では、むしろ、このほうが有利に働くということもあるくらいです」
「そうなんですか」
ちょっぴりほっとした。
けど、そうすると、ますます疑問がわいてくる。
仮性包茎が有利になる作業とは、いったい何なんだろう?
「これ以上の質問は、後にしてください。では、器具を装着いたしますよ」
そう言うなり鰐部氏は、僕の勃起陰茎を、手袋を嵌めた左手の指でつまんできた。
思わず僕は「あっ」と小声で叫んでいた。
膨らんだ亀頭の首根っこのあたりを親指と人差し指でつまみ、先っぽを少し上に向けたかと思うと、鰐部氏が肉バナナの首をつまんだまま、おもむろに指を根元のほうに向けて動かしたからだ。
ヌルッ。
粘膜と粘膜がこすれる感触があり、ズルっと包皮が後退する。
チューリップのつぼみみたいな形をしていた竿の先でか皮がめくれて、鮮やかなピンク色をした中身が現れた。
ほんのりと白い湯気を上げるその部分は、膨張し、先走り汁でぬるぬるになったハート形の亀頭である。
鼻面には縦に切れ込みが入っていて、そこから透明な液体が滲んでいる。
「少々匂いますね。恥垢と尿とエキスの匂いが混じっている」
むき出しになって湯気を上げる僕の亀頭に向かって鼻をクンクン言わせながら、鰐部氏がつぶやいた。
「採用と決まった暁には、中もちょっと洗ったほうがいいかもしれないな」
僕は答えられなかった。
なぜって、包皮をめくられた瞬間、痺れるような快感が閃いて、一気に脊髄の中枢神経を直撃したからである。
僕は目を丸くして、その奇妙な器具を見つめた。
形は、病院に入院した時に使うカテーテルに似ている。
絶対安静の患者の排尿を補助するあれである。
そうだとすると、管の先についているプラスチックの平たい袋は、尿取りパットだろうか。
でも、管の反対側の形状が違う気がする。
カテーテルというのは尿道に直接挿入するものだが、これは片方が指サックのような形をしているのだ。
「お察しの通り、これは医療用のカテーテルを改良したものです。ただ、いきなり尿道に異物を刺すと、慣れていない人は痛みを感じる場合が多いので、そこは少し改良してあります」
鰐部氏は、両手にビニール手袋を嵌め、器具を持ち直す。
「そうじゃなくって…」
僕はイラッとして言い募った。
「それで何をするつもりなのかってことを、お聞きしてるんです」
「すぐにわかりますよ」
鰐部氏は僕の正面に立つと、股間からそそり立つ僕の男根を改めて見下ろした。
「何もしていないのに、もうこんなに…。いつも、こうなんですか?」
「い、いや…」
痛い所を突かれ、僕は真っ赤になった。
さっきのあの事件のことを打ち明けるわけにもいかない。
それに、ここで再び全裸にさせられたことで、もまたぞろ性的興奮が戻ってきたことも…。
「サイズ的には言うことないか…。それに、仮性包茎ときている…」
ずきんとくるひと言だった。
「あの」
急に気弱になって、僕はたずねた。
「仮性包茎だと、ダメなんですか…?」
「いえ、そういうわけではありません」
僕を見上げると、鰐部氏は妙にきっぱりと首を横に振った。
「いわゆる”皮カムリ”は、大歓迎です。今から紹介する作業では、むしろ、このほうが有利に働くということもあるくらいです」
「そうなんですか」
ちょっぴりほっとした。
けど、そうすると、ますます疑問がわいてくる。
仮性包茎が有利になる作業とは、いったい何なんだろう?
「これ以上の質問は、後にしてください。では、器具を装着いたしますよ」
そう言うなり鰐部氏は、僕の勃起陰茎を、手袋を嵌めた左手の指でつまんできた。
思わず僕は「あっ」と小声で叫んでいた。
膨らんだ亀頭の首根っこのあたりを親指と人差し指でつまみ、先っぽを少し上に向けたかと思うと、鰐部氏が肉バナナの首をつまんだまま、おもむろに指を根元のほうに向けて動かしたからだ。
ヌルッ。
粘膜と粘膜がこすれる感触があり、ズルっと包皮が後退する。
チューリップのつぼみみたいな形をしていた竿の先でか皮がめくれて、鮮やかなピンク色をした中身が現れた。
ほんのりと白い湯気を上げるその部分は、膨張し、先走り汁でぬるぬるになったハート形の亀頭である。
鼻面には縦に切れ込みが入っていて、そこから透明な液体が滲んでいる。
「少々匂いますね。恥垢と尿とエキスの匂いが混じっている」
むき出しになって湯気を上げる僕の亀頭に向かって鼻をクンクン言わせながら、鰐部氏がつぶやいた。
「採用と決まった暁には、中もちょっと洗ったほうがいいかもしれないな」
僕は答えられなかった。
なぜって、包皮をめくられた瞬間、痺れるような快感が閃いて、一気に脊髄の中枢神経を直撃したからである。
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