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48 大浴場の影①
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すっかり気力を失った僕は、希京の言いなりになるしかなかった。
二度にわたって恥ずべき現場を押さえられてしまったのだ。
いや、その前の”身体検査”も入れれば、希京の見ている前で、三度も射精してしまったことになる。
仮の住まいとして、八畳ほどの和室を与えられた。
そこは地下室への降り口から数部屋離れた所に位置していて、両側を無人の部屋に挟まれていた。
「風呂に入って、その臭い躰を洗うんだ。今晩はここに泊まらせてやるから、明日は一端、家に帰れ。どうするか、よく考えてくるんだな」
立ち去り際に希京はそう言った。
同居を無理強いするどころか、どこか突き放したような言い方だった。
異母兄弟を想ってさんざん射精してしまった僕を、軽蔑しているのかもしれなかった。
エロ小説家にまで見放されたのかと思うと、情けなさで何もやる気が起こらなくなった。
が、さすがに風呂には入りたかった。
明日帰るにしても、この精液まみれの躰のままではバスにも乗れないだろう。
押し入れに入っていたタオルを持って、廊下に出た。
庭越しに、向こう側の蝋かが見える。
そのほぼ対角線上の位置に、『湯』と大書したのれんが下がっていた。
もと旅館だけあって、この建物には大浴場が付随しているのだ。
歩くと、股間の違和感が半端なかった。
乾いた精液が陰毛にこびりつき、ごわごわになった縮れ毛が萎びたペニスに貼りついているからだった。
二度にわたって恥ずべき現場を押さえられてしまったのだ。
いや、その前の”身体検査”も入れれば、希京の見ている前で、三度も射精してしまったことになる。
仮の住まいとして、八畳ほどの和室を与えられた。
そこは地下室への降り口から数部屋離れた所に位置していて、両側を無人の部屋に挟まれていた。
「風呂に入って、その臭い躰を洗うんだ。今晩はここに泊まらせてやるから、明日は一端、家に帰れ。どうするか、よく考えてくるんだな」
立ち去り際に希京はそう言った。
同居を無理強いするどころか、どこか突き放したような言い方だった。
異母兄弟を想ってさんざん射精してしまった僕を、軽蔑しているのかもしれなかった。
エロ小説家にまで見放されたのかと思うと、情けなさで何もやる気が起こらなくなった。
が、さすがに風呂には入りたかった。
明日帰るにしても、この精液まみれの躰のままではバスにも乗れないだろう。
押し入れに入っていたタオルを持って、廊下に出た。
庭越しに、向こう側の蝋かが見える。
そのほぼ対角線上の位置に、『湯』と大書したのれんが下がっていた。
もと旅館だけあって、この建物には大浴場が付随しているのだ。
歩くと、股間の違和感が半端なかった。
乾いた精液が陰毛にこびりつき、ごわごわになった縮れ毛が萎びたペニスに貼りついているからだった。
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