バナナの皮を剥くように ~薔薇色の少年~ 

ヤミイ

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131 試練⑯

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 ハアハアハアハア・・・。

 周囲から聴こえる荒い息。

「と、止めてくれ・・・ああ・・・」

 その中には、僕自身の喘ぎも混じっていた。

 紐下着の下でローターが烈しく振動し、両の乳首と股間の性器を容赦なく刺激する。

 し、痺れる・・・。

 キ、キモチ、いい・・・。

「これ以上は、だ、だめ・・・あふ・・・」

 震えが止まらない。

 当然その三つの部位はカチンコチンに固くなり、レースの下着の隙間から飛び出しそうなほど尖っている。

 むろん、肛門の中をゆっくりかき回されるあの感覚も、すごくいい。

 そして、そうした物理的な快感に加え―。

 何よりも、自分が男たちの無遠慮な視線に晒され、自慰の肴にされているという事実ー。

 それが僕の中にひどく倒錯的な快感を生み出しているようだった。

 僕は自分の肉体にある程度自信を持っている。

 中学高校と水泳で鍛えたこの躰は、中肉中背ながら筋肉の鎧で覆われ、見事な均整を保っている。

 だから時として、性欲があまりに昂じてしまった時などは、ここだけの話、他人の前で裸になりたくてたまらなくなる・・・。

 例えばある時、独りサイクリングで人気のない山の中に赴いた僕は、どうしようもない衝動に駆られてその場で衣服を脱ぎ捨て、自分を裸に剥いたものだった。

 そうして股倉で膨張した”器官”を握りしめ、歓喜の声を上げながら絶頂を迎えるまでただひたすら無我夢中でその熱い恥辱の”棒”を扱きまくったのだ・・・。

 そんな時ふと思うのは、この姿を誰かに見られたい、というその一念だった。

 全裸でオナる僕を、不特定多数の人に見られたい。

 絶頂に達して、こんなふうにはしたない声を上げながら、所かまわずどびゅどびゅ射精するまで、ずっとー。

 その長年の夢想が、今、現実になっている。

 しかも、僕は単なる全裸ではなく、その自慢の細マッチョな裸身を女性用の黒いレースの紐下着で亀甲縛りにされ、更に乳首と性器にローターを取り付けられて、あまつさえ、肛門の中には、アナルスティックまで、挿入されてしまっているのである。

「いったん、とめて・・・。このままだと、で、出ちゃう・・・」

 吊り革で両手首を拘束されたままの姿勢で、くねくね身もだえしながらそう訴えかけるとー。

 僕を肴に猛り立つ”分身”を扱いていた男たちが、おもむろに次の行動に移った。

 

 
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