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ヤミイ

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 助清と佐平が甲斐甲斐しく働き、汚物の溜まった洗面器と汚れたブルーシートを新しいものに替えた。
 更に塁が部屋中に芳香剤を撒いたため、汚物の臭いはほとんど気にならなくなった。
「まだ残ってますから、念のために、全部注入しておくとしましょうか」
 僕は業務用浣腸器を片手に、先生に歩み寄った。
 大開脚状態の先生は、ペニスをビンビンに勃たせ、突き出したお尻の間からまだぽたぽたと液体を垂らしている。
 両足を左右にそれぞれ斜め上に吊り上げられているので、先生の肛門は陰嚢の下からほぼ正面を向いている。
 皺くちゃだった陰嚢は、すでに精液の生産が始まっているのか、浅ましくもまた膨らみ始めているようだ。
 その奥に開いた肛門は、たび重なる排便のせいで縁が赤く腫れ、瀕死の金魚の口みたいにひくひく喘いでいる。
 ぎりぎりまで近寄ると、先生はかすかに汗の匂いを放っていた。
 ギリシャ彫刻を彷彿とさせる先生ほどの美青年でも、発汗も射精もするし、脱糞もする。
 これは見た目陰キャの僕としては、うれしい発見だ。
 うなだれて前髪で顔を隠してはいるものの、先生が異常な興奮状態にあることは、もう一目瞭然だ。
 まず、何よりの証拠は、たくましい胸板に咲いた二輪の肉のつぼみである。
 男のくせに、ここまで乳首を硬く大きく勃起させられるのは、先生ぐらいしかいないのだ。
 両性具有であるジュリの豊満な乳房に咲く乳首にも負けないほどの大きさと、乳輪のピンク色がいやらしい。
 そしてもちろん、キングコブラのように鎌首をもたげ、あたりを睥睨しているこの男性生殖器。
 本来なら子孫を残す生殖活動に使われるはずの器官が、先生の場合は爛れた快楽の淫具へと堕してしまっている。
 浣腸器の先で、その乳首を弄び、更に返す刀で亀頭を弾いてやった。
「あうっ」
 うなだれたまま、先生が反応する。 
 嫌なら腰を引くところが、逆にあからさまに前に突き出してきたのは、更なる打擲を無意識にねだってのことか。
「少しは恥ずかしいと思わないのですか? 先生は、脱糞するところを僕らに見られたんですよ。なのにあなたはほら、こんなにも性的に興奮してしまっている。本当に、変態もここに極まれりという感じで」
 めいっぱいの侮辱の言葉を耳元でささやきながら、肛門から垂れ下がる肉色の直腸を浣腸器の先でつついてみた。
「ああん…やめ…」
 先生が身悶えするように震えて、上目遣いに僕を見た。
 美しいその切れ長の目には、プライドを傷つけられた者特有の、痛々しいほどの感情の揺らぎが宿っていた。

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