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性器以外は子どものままー。
恥の感覚で僕は真っ赤になる。
言い得て妙とはこのことだ。
高校卒業間際だというのに、
僕はまだ声変わりも済んでいないし、体毛も生えていない。
体つきも第二次性徴期前の少女のように華奢で、骨格も細い。
肌はきめ細かくて柔らかいから、母の肌に似ている。
手足の爪も薔薇色で、小さい頃から女の子みたいとよくからかわれた。
なのに、なぜかただペニスと陰嚢だけがやたら大きく、勃起すると下着からはみ出てしまうほどなのだ。
もちろん精通も小学校の高学年で済んでいるから、オナニーは廃人の域に達している。
この少女のような童顔で毎日最低二回は必ずオナニーせずにはいられないー。
ペニスを勃起させて気が済むまでいじくりまわさずにはいられない…。
それが僕の正体なのだ。
そんな僕の躰を弄ぶうちに、女性たちにも変化が生じ始めていた。
あれほど口々に感想を言い合ってかまびすしかった女子大生たちは、今や各々が黙々と”作業”に没頭している。
誰もが頬を紅潮させ、鼻の穴を膨らませては、荒い息を吐いていた。
気のせいか、周囲には独特の匂いが漂い始めているようだった。
僕の我慢汁の匂いではない、別の臭気・・・。
汗と香水と、もうひとつ、メスの動物特有のどこか生臭い臭気である。
この人たちも、欲情しているのだろう。
乳首を無心に吸う”女教師”。
勃起ペニスを美味しそうに頬張る”厚化粧”。
その他、腋の下を舐めたり、下腹を手で撫で回したりしている着飾った女性たちを眺めて、僕は思った。
この勃起淫乱少年の裸体に触れて、みんな非日常の快楽を味わっているのに違いないー。
ふだんの生活の中では妄想することしか許されない禁断の行為に溺れて、みな我を忘れかけているのだ・・・。
恥の感覚で僕は真っ赤になる。
言い得て妙とはこのことだ。
高校卒業間際だというのに、
僕はまだ声変わりも済んでいないし、体毛も生えていない。
体つきも第二次性徴期前の少女のように華奢で、骨格も細い。
肌はきめ細かくて柔らかいから、母の肌に似ている。
手足の爪も薔薇色で、小さい頃から女の子みたいとよくからかわれた。
なのに、なぜかただペニスと陰嚢だけがやたら大きく、勃起すると下着からはみ出てしまうほどなのだ。
もちろん精通も小学校の高学年で済んでいるから、オナニーは廃人の域に達している。
この少女のような童顔で毎日最低二回は必ずオナニーせずにはいられないー。
ペニスを勃起させて気が済むまでいじくりまわさずにはいられない…。
それが僕の正体なのだ。
そんな僕の躰を弄ぶうちに、女性たちにも変化が生じ始めていた。
あれほど口々に感想を言い合ってかまびすしかった女子大生たちは、今や各々が黙々と”作業”に没頭している。
誰もが頬を紅潮させ、鼻の穴を膨らませては、荒い息を吐いていた。
気のせいか、周囲には独特の匂いが漂い始めているようだった。
僕の我慢汁の匂いではない、別の臭気・・・。
汗と香水と、もうひとつ、メスの動物特有のどこか生臭い臭気である。
この人たちも、欲情しているのだろう。
乳首を無心に吸う”女教師”。
勃起ペニスを美味しそうに頬張る”厚化粧”。
その他、腋の下を舐めたり、下腹を手で撫で回したりしている着飾った女性たちを眺めて、僕は思った。
この勃起淫乱少年の裸体に触れて、みんな非日常の快楽を味わっているのに違いないー。
ふだんの生活の中では妄想することしか許されない禁断の行為に溺れて、みな我を忘れかけているのだ・・・。
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