R指定

ヤミイ

文字の大きさ
285 / 855

277

しおりを挟む
 先生の肛門から、得体の知れない汁がどくどくとあふれ出してくる。
 ぱっくり開いた恥ずかしい穴の周囲の筋肉は二枚貝の内臓のように僕のペニスの海綿体に貼りついているのだが、なにぶん回転が激しすぎるせいで、括約筋と海綿体との間に瞬間的に隙間ができ、内容物の分泌が止まらないのだ。
 ものすごい勢いで他人に勃起ペニスをしごかれるような強烈な快感に、僕は気を失う直前だ。
 たっぷりローションを塗った怒張肉棒を、自分の意志に関係なく強い力で弄られる。
 それがいかに鋭い愉楽を産むか、思い知らされる気分だった。
 しかも、僕のペニスの刺さった先は、あこがれの先生の一番恥ずかしい部分である。
 家庭教師の時、事あるごとに僕を全裸にして辱めてきたあの先生を、今度は僕が犯しているのだ・・・。
 ただ、残念極まりないのは、射精を禁じられレいることだった。
 ペニスの根元のリボン、雁首のくぼみのゴム紐で、僕の尿道は二重に封印されてしまっている。
 だからペニスの中心を通る細い管は精液で破裂しそうに膨れ上がり、海綿体を内側から押し上げているー。
 僕が回るとマフラーがねじられ、支点である”キリン”の手元に力が溜る。
 止まるとマフラーにねじれがほどける力が働き、僕はまた逆方向に回転し始める。
 その繰り返しで、僕のカチカチにしこったペニスは先生の全開になったお尻に孔を穿ち続ける。
「あん・・・あんあん・・・」
 汁を飛ばし、先生がうめく。
「あああ、ああああ、あああああああああっ!」
 時折すすり泣いたかと思うと、大声で絶叫する。
 それもそのはずだ。
 先生は僕にお尻の穴を掘られているだけではない。
 大女のナオミに、水平に突き出た長い勃起ペニスをしごかれ、乳牛のように精液を搾り取られているのだ。
「ちんちん・・・お尻の・・・あな・・・」
 先生の顔が歪む。
 と思うと、次の瞬間、恍惚となって弛緩する。
「い・・・いい・・・」
 その顔から眼鏡を取って、ジュリが言う。
「ざまあないね、お兄ちゃん。何よその顔、よだれまで垂らしちゃって。少しは恥というものを知りなさいよ」
「ジュリ・・・」
 白目を剥いたまま、先生が喘いだ。
「出させて・・・全部・・・」
 その気持ちは痛いほどわかる。
 ナオミの握力ににコントロールされて、僕同様、先生も思う存分溜まった精液を射精できないでいるのだ。
 と、その時だった。
 先生の哀願に反応するかのように、僕を吊るした”キリン”を見上げて、腹ばいの姿勢から、ナオミが言った。
「じゃあさ、そろそろフィニッシュにするとしようか。その坊やを穴から外してあげて」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

BL短編集

田舎
BL
タイトル通り。Xくんで呟いたショートストーリーを加筆&修正して短編にしたやつの置き場。 ※こちらは激しい描写や♡描写のない作品となります。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

処理中です...